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鳥手羽と大根のベトナム風煮込み 日頃の和風煮物料理が、とある秘密のアイテム２つによって、いきなり出身地の緯度が下がります。多分、20度ぐらいは。 って、その秘密のアイテムって、ニョクマムとココナツミルクなわけさ〜。普段の材料にその２つのアイテムさえ加えれば、あーら不思議。ベトナム風に大変身！　目を閉じれば目蓋の裏には、脇のスリットが眩しいアオザイ姿で自転車を駆るおねえちゃんたちの姿が浮かびます（妄想）。 さあ、はりきって一度に多い目に作るぜ！ 材料： 鳥手羽　大１パック（8〜10入） 大根　半分から細いのだったら１本 長ネギ　２本 玉子　５こ ショウガ　ひとかけ にんにく　２かけ ココナツミルク　100cc（粉末なら水で溶いておきましょう） 調味料　ニョクマム（ナンプラ）、酒、しょうゆ、砂糖 下ごしらえ： １）ショウガは皮付きのままスライス、ニンニクは皮をむいて包丁の腹で潰しておく。 ２）大根は皮をむいて乱切り、長ネギは白い部分を長さ３センチに切る。 ３）普通にゆで卵を作り、殻をむいておく。 さあ、つくりますぞ： １）鍋にニョクマム大さじ２、しょうゆ大さじ２、砂糖大さじ３、酒大さじ３、ニンニク、ショウガを入れる。 ２）鳥手羽を鍋底に並べ、ひたひたになるまで水を入れ、鍋を振って水と調味料を混ぜてから中火で煮る。 ３）鳥手羽に火が通り、煮汁の色が染みてきたら（煮立って5分ぐらいかな？）、大根と長ネギを投入し、水をひたひたになるまで加え、さらに煮る。 ４）大根が透明になり、鳥手羽がやわらかくなるまで、あくを取りながら煮込み、一度火を止める。（一度冷ますと味が染みますので） ５）粗熱がとれたら味を見て、味が足りなければしょうゆを加え（あとでココナツミルクで甘くなるから甘味は足さない）、また火をつける。 ６）ゆで卵とココナツミルクを投入し、ざっくりと混ぜ、玉子が色付くまで煮込んでできあがり。 おいしくつくるヒント： これは、前に東南アジア料理の本を首っ引きで見ながら、「豚バラ肉と玉子の煮込み」というのをつくったののアレンジです。そんときあんまり簡単に“ベトナム風”になったんで感動したの。で、いつもの材料で、ヘルシーに、とか考えて改良してみました。最初、大根とココナツミルクがどうなるか不安でしたが、うまかったのっす。砂糖は沖縄土産の黒砂糖の塊でやったらおいしかった。 多分、大根だけ先に消費され、鳥手羽と煮汁が残ると思うので、次は冷凍の小芋を投入する予定。小芋もうまいはず！　多分、ねっとりとした食感がこの味にぴったりだと思うさ〜。ふふふ。 その後談： Ｕッチによると、残った煮汁で鳥の胸肉を茹でて、サンドイッチにしたら、ものすごくおいしかったって！　そう、この煮汁はもう一つなお肉も最高のうまさに変えてくれるのです。私はこれで出来合いのハンバーグを煮たことあるけど、それも最高のうまさになりましたわ。オススメ。