お大根の葉っぱのお和え
スーパーで売ってるお大根は、大概葉っぱがちょん切られちゃってるけど、新鮮なお大根の葉っぱが手に入ったら是非試してもらいたいレシピです。多分、母方祖父方の出身地福井の料理じゃないかと思うんだけど、うちでは昔からよく作ります。特に最近は、近所のおとふ屋さんが家で作ってる新鮮なお大根も売ってくれて、またそのおとふ屋さんの無茶苦茶おいしいうすあげといっしょに炒めると最高! ほかほかご飯の上にどっさり盛って食べてくれたまえ。すごくヘルシーだしね。
材料:
お大根の葉っぱ 1本分
うすあげ(油揚げ) 1枚
おかかパック 1袋
すりごま 適宜
調味料 味噌、みりん、ごま油、しょうゆ
サラダ油 適宜
下ごしらえ:
1)大根の葉をよく洗い、細かく刻む。
2)うすあげは縦に半分に切り、5ミリ幅に切る。
さあ、つくりますぞ:
1)熱したフライパンにサラダ油を少々し、うすあげを入れて中火でまわりがこんがりするまで炒める。
2)うすあげが炒まったら、刻んだ大根の葉を入れ、強火にしてざざっと炒める。
3)大根の葉がしんなりしたら、フライパンの中身を寄せ、開いたところにお味噌を大さじ1入れ、炒めて崩しつつ、みりんも大さじ1ほど入れ、お味噌がとろっとなったら葉っぱも一緒に混ぜる。
4)味見をして、味が足りないようならしょうゆを少し挿し、おかかとすりごまをふりかけ、ごま油を少々鍋肌に挿してざざっと混ぜつつ炒め、全体に馴染んだら出来上がり。ほかほかご飯のおともに最適!
おいしくつくるヒント:
いやもうこれ以上何もすることはありませぬ。まあおあげさんはナシでもおいしいけど、入ってるとおかずっぽくてよいです。おいしいおあげでやるがグッジョブです。しかし昔はこれ嫌いだったんですが、今では大好物。残ったらこれでチャーハンにしても旨いですし。
母によると、昔はお味噌とみりんだけで炒めてご飯のおかずだったそうです。そして、父によると、「大根の葉を刻んでニワトリの餌によくしたなあ」だそうで、時々「鳥の餌」という名前にすり替わるのであった。
ところで、先日三重出身で静岡にお嫁に来たMきちゃんちで、自家製のお大根でこれをつくったんだけど、Mきちゃんには「うすあげ」ですぐ通じたのに、神奈川出身のリッツーさんに「何それ! 油揚げのこと?」と言われましたがな。わあ、カルチャーショーック! 「厚揚げって言うけど、うすあげとは言わないよ」だそうで。逆にうちの方じゃ「油揚げ」とは言わないよう。それってキツネが食べてそうじゃんかよう。>いやだから同じ食べ物じゃんかよう
(そして締めは神奈川弁で)
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