変わり親子丼
大学時代、近所にあったお酒屋さんには、『100円缶詰』なるワゴンがありました。
学生街で下宿生がたくさんいたために、そのようなありがたい処置がなされていたと思うのですが、そこで私が買うのは、もっぱら大豆の水煮とほていの焼き鳥でした。他に、鯖の水煮とか、イワシの蒲焼きとかあったんですが、私のターゲットはこれに絞られていたのです。
で、そのほていの焼き鳥をどうやって食べたかって、親子丼にして食べてたのよ。タマネギ炒めて、ほていの焼き鳥入れたところに玉子をじゃっ。
それでもまあまあなんとかなりますが、缶詰め使わずにおいしく焼き鳥丼をつくってみましょうってことで。こちらをどうぞ。けっこう簡単だしね。
材料:
鳥もも肉 80gぐらい
白ネギ 1本
玉子 2個
めんつゆ(ストレートタイプ) 30cc
たきたてご飯 適宜
調味料 醤油、砂糖、酒
下ごしらえ:
1)鳥肉は2センチ角ぐらいに切る。
2)白ネギは、青いところを取って、1センチの厚さの斜切り。
3)玉子をボウルに割りほぐし、砂糖小さじ1とめんつゆを入れてよくまぜる。
さあ、つくりますぞ:
1)フライパンを熱し、薄く油を敷いてからネギをいためる。焼き色がついてきたら、玉子を入れ、ふんわりと混ぜ合わせながら、半熟気味の所で皿などにあける。
2)同じフライパン(汚れていたら洗おう)に油を敷き、鳥肉を炒め、火が通ってきたら、酒大さじ1を入れてしばらく置き、アルコールが飛んだら砂糖大さじ1と醤油大さじ1を入れ、混ぜながら味をからめる。
3)丼にご飯を盛り、2)をまず乗せ、上から1)を乗せ、できあがり。
おいしくつくるヒント:
玉子の量、多い目です。1個だと作りにくいからさ。こんなにいらないわという人は、タッパに入れて、明日の朝ご飯に食べましょう。
そうそう、これってお弁当にしちゃってもいいよ。さっさと作れちゃうからね。寝坊した朝にはけっこうラクチンに作れます。お弁当のふたで圧縮するとまたうまし。その際、間違ってもご飯とおかずを別の容器に入れないように。ふつうの焼き鳥弁当になっちゃうからね。
そうそう、焼き鳥部分は、お店で買った焼き鳥でもいいかもよ。ほていの焼き鳥でもいいけどさ。
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