★今日のひとこと
その日のよしなしごとと読書日記。たまに実験料理の成果とか、雑貨屋はしご記録とか、プロ野球の話題とかも。

050731sun

 

☆アソシエイト
は〜あ。(ため息をついている理由をご察しください。 なんだか、懐かしいヘボタイガースを思い出すかのような昨日今日の試合でございましたなあ)

とさて、この日記で本の紹介をするときには、Amazonへのリンクを貼ってます。んで、そこからご購入いただけると、私の所に3%ポイントバックされてくるんですけど、まあ、専ら自分が使っておりますですよ(ごくごくたまにお買い上げくださる方もいらっしゃるのでありがとうございます!)。でも、この機能は、私のごうつくばりを満足させるためだけのモノではなく、「どれだけここで紹介した本に興味を持ってくれているか」というのを測るののよい資料となるんですよね。というのも、Amazonの詳細を見に行くと、ユーザがどの本の詳細を見たか記録が残るんです。とはいっても、ただカウントが増えるだけで、誰が何時に見に行ったとか全くわかんないんですが。そして、私が見にいったのもカウントされてしまうという....。まあいずれ、何が人気あったかとかみなさんにもお知らせできると面白いかな、とか考えてます。(今の所、左のもくじの下の2つがダントツですね。....この2つに関してはうちから購入された方はまだおりませんが、きっと本屋で見つけたら買ってくださっていると思おう。ま、下のは手前味噌なので兎も角、上の分は本当にオススメですのでよろしく)
おんなじように、レシピの人気ランキングとかもやってみたいんだけど、どうかなあ。こればっかりはつくってみなきゃうまかったかどうかわからんし。「テキスト読んで食ってみたいと思ったそそられ度」とかで測るか? それか、レシピの前文でどれがおもろかったかとか<目的がずれてきています。....いや、一応受けを狙って書いてるわけじゃないんだけど、ごくごくたまに、全レシピを読んで「おもしろかったです」と言ってくださる方がいらっしゃるので、「おもしろくした方がイイのね!」とか何か勘違いをしている昨今の私。

ってなわけで、昨日オススメ本を1冊追加しておきました。『ふたつの家のちえ子』という、超マイナー作品。でもとても好きな本です。実をいうと、仕事で読む機会がなかったら絶対に読んでません。でも読めてよかったとつくづく思うのであった。すごく丁寧に書かれたしみじみとよい物語です。
実は今日、普段滅多に会わないゼミの先輩と電話で喋る機会があって、その時に「最近の日本の児童文学でオススメのってありますか?」と訊ねたら、その先輩も「ないわねえ」と。その先輩曰く、「きっと、落ちるところまで落ちたら、また新しくイイものが出てくるわよ」と言われるのですが、やっぱり私はそんなに楽観的には考えられないなあ。児童文学の作家モノでイイものも最近あるのですが、読んでみたら大人向けの作品だなと思ったり、初手から大人向けに書いてあったり(梨木香歩の『家守綺譚』なんかもさ)するわけで、なんか、純粋に子どもたちに向けて書かれていて、それでいてイイものにめぐり会えないなあ。なんだか、最近の日本の児童文学作品は、等身大の子どもを描けば描くほど、必ず、「いじめ」とか「離婚」とか出てくるのね。結局、今の子どもたちに一番身近で、避けては通れない題材なんだろうけど、何冊読んでも出てくるし、パターンが似てたりするので、だんだんと気が滅入る....。もっと純粋に爽快なものがあってもいいと思うんだが。といっても、全部を網羅してるわけではないので、もっとたくさん読まねば、いろいろ呟く資格もないのですが。

050730sat

 

☆がちょん、三連発
一発め、今日〆切りだった重要書類の提出をすっかり忘れてて、短大の事務局から電話がかかってくる。2発め、昨日のケーキの写真撮り忘れた(あ、でもとてもおいしゅうございました)。三発め、阪神ぼろ負け。

てな感じでしたが、明日、新大阪に仕事の予定が、いろいろあって明後日明々後日に変更になる。それはラッキー。明日はようやく部屋の片付けしよう....。ところで今、無性に裁縫がやりたくてたまらないのだ。というのも、私は高校時代、布屋に行っては布を買い、通学用のカバンやら巾着やら楽器ケースカバーなどをつくるという趣味があったのだが、最近は全然しとらんとでしたよ。でもここ最近、図書館に行くのに本を入れて歩くカバンでちょうどいいのがない!って状況でして、なんだかチロリアンテープもたくさんたまってきたことだし、ここで一発なんぞ作りたい!と思っている次第です。なもので、持ち歩いてるノートには理想のカバンのデザイン図がいろいろと....。ものをたくさん入れたいけど、財布とバスカードがカバンの中で行方不明にならず、かつ盗難などから安全なものを目指します!....でも多分計画倒れですから。それより先にiBookちゃんを運ぶカバンを何とかしなきゃ。iBookちゃんとジャストサイズなので愛用しているリュック、裏のビニールが剥離してきましたのよ。いや〜ん。

さて今日は、日中に冷蔵庫の片付けなどやっておって、その際にレコードでも聴こうと、グリーグのピアノコンツェルトを出してきて、20年モノのステレオにかけてみました。というのも先日FMでやってて、久々に聴いて、もっかいちゃんと聴きたい衝動に駆られていたから。TチーがCD持ってないかと思ったけど、持ってないらしくて、どうしよう、買おうかな〜って思ってたんですが、うちにはレコードならあるんで、まずは久々に聴いてみましょう。ということで。
しかしこの曲って、すんげえ大袈裟! もう笑えるぐらい大袈裟ですよ。冒頭部分、すごくドラマティックなんですが、よくCMとかドラマとかで、ショックなことが起きた時にかかる確率、バッハの「トッカータとフーガ」と並ぶぐらいです。その大袈裟度は、例えば一昔前の少女マンガで、とても憎んでいるライバルの少女が実は生き別れの妹だった!とか衝撃の事実が判明した時のBGMになると思っていただければ。おそらく効果はベタの背後に稲妻が走り、衝撃を受けた主人公が目を見開き、「なんていうことなの!」と心で叫んだ後、よよと泣き崩れる。さらに主人公は「許さないわ」と唇を噛みしめ、復讐を誓うのです。(いったいどんなストーリーなんでしょうか)
でまあ大袈裟なのは1楽章で、私が聴きたかったのは3楽章なんですね。3楽章も大袈裟といえば大袈裟なんですが、私は北の方の作曲家が好きでねえ。グリーグはノルウェーの作曲家ですが、チャイコフスキー(ロシア)にしろ、シベリウス(フィンランド)にしろ、北の方の作曲家の曲は、大概「冬、寒くて辛い....辛い....。あ!春が来た!幸せ〜!幸せだ〜!!!(でもすぐに冬になっちゃうからちょっともの悲しい)」ってな感じになるので好きです。その3楽章もちょうど「春〜!豪華絢爛!(でもわびしい)」って感じな曲なわけですが、盛り上がって、盛り上がって、いよいよラスト! ってところで、勝手にレコードの針が上がって止まってしまいました。うう、尻切れとんぼ。....なんかプレーヤーが古すぎて、センサーがアホになってるらしい。すべてのレコード、最後まで聴けないらしいぞ。それはどうなんだ、うちのプレーヤー! なんか、レコードで満足しかけてましたが、これはCD入手すべきか。とほほ。

050729fri

 

☆マト三昧
今、夜中の1時近いんですけど、何故セミが鳴いてるの? うるさいってばよ〜! ほんと、マジ鳴きしてますけど。

で、貯金21ですよ! うちではすっかり神様仏様シーツ様状態です。でも中日も勝っちゃってまあ。全然差が広がらないでやんの。 ところで、昨日の阪神巨人戦、日テレ系の中継が始まる前に、例の打者13人の猛攻で9点、のせいもあるのか、関東での視聴率、5.2%だったそうですよ。同じ時間帯ではブービーだったそうです。でもドベは教育テレビやったそうなので、事実ドベですね。対して関西では19%。....ところで、関西ではビリのことを「ドベ」言いますが、これって全国に通じんのかな。

とさて、今日は、ずーっとTチーと行こう行こうと言って、そのままになっていた京都は立命館大学の近くのロシア雑貨のお店、「Vesna!」へとようやく行ってきました。すごい散財してきました....。では戦利品の数々。


右上から、
1.ロシア民謡のCD:中学時代にブラバンで「カマリンスカヤ」という曲をやったんだけど、それが誰かの手書きの楽譜で、まったく正体がわからないまま今の今まで来たのだが、ロシア民謡だったのか! 道理で妙に好きだと思った私。で、このCDに入ってたので買いました。もちろん、CDのは歌が普通に入っていただけだけど。でもこのCD、CD自体もすごくきれい!黒地に赤い花模様なんすよ。
2.マトピン:また買っちゃったわ、マトピン。
3.ブックカバー:しおりがマトピンのマトちゃんだったので....。可愛かったんだもの。生地の一部はロシア製だそうです。
4.ベラルーシの切手:見えませんが、ブルーの地にアヒルです。ツボです。
5.マトピアス:マトピンのマトちゃんでつくってあるピアス。
6.ロシア製チロリアンテープ:ええ、いつか裁縫しますって。ポーチとか手提げカバンとか作りますって。

で、これがちまいものばかり集めて撮ったもの。
いつものマトピンに、黄色いのがピアスです。右下の青いのは、ブックカバーのしおりの先についているマトちゃん。すげえ、かわええ。

ってな感じでさんざん散財して、この4月以来溜まりに溜まった物欲を昇華させるのであった。ところで、そのお店にうちに昔からあるマトちゃんと同じデザインのモノがあったのだけど、訊ねてみると、ソ連時代のもので、今ではとても貴重なものらしいです。すごく素朴でかわいいんだけどなあ。同じの作ったら絶対に売れると思うんだけど。

ちなみにこれが昔からうちにいるマト姉妹。一番左にあるのより小さいのがあと3つあって、一番小さいのは米粒大です。一応10人姉妹のはずなんだが、1人上半身がいないのと、1人、下半身がはまり込んで出てこない姉妹がいるのよ、およよ。

そして、昼から四条河原町に移動。お昼ご飯は高島屋の地下のイタメシ屋さんで。また昼からビールを飲むなって。オイ。....いや、おいしかったんですけど>イタリアビール

パスタランチのパン。手前のローズマリーのフォカッチャがとてもおいしゅうございました。

私のは、夏野菜のボロネーゼソース。パプリカとズッキーニがたっぷり。おいしゅうございました。

Tチーのは、....なんだっけ?魚介のほにゃらら。Tチー曰く、「日清シーフードヌードル」....確かに香りが同じでした。

で、昼からマンガ喫茶に移動して、少年マンガの会。断じて言うが、これは仕事である。まあ、最近の人気作品は読んでおくべき、という名目の元、少年ジャンプ系の人気作品を『HUNTER×HUNTER』『ヒカルの碁』『NARUTO』の最初の3巻ずつ読むことに。しかし、途中で昨日やってた仕事の電話とかしてて、結局最初の2つしか読めませんでした。(Tチーと読んでるマンガについて、感想をその都度述べあっていた、というのもあるが)
しかし『HUNTER×HUNTER』をしっかり読んだのはちょっと時間の無駄だった....。途中で、「同じことのくり返し。そして、前作の『幽々白書』と同じネタ?」と気づいたから。けっこう面白いし、次はどうなるの?という期待感はそそられるけど、あまりにも同じことのくり返しで飽きてきた〜!
『ヒカルの碁』は、とこさんもオススメと言ってた通り、なかなか興味深く、面白いです。3巻がいいところで切れていたので、結局4巻の途中まで読む。今度ちゃんと読んでみます。
で、タイムアップしてTチーと別れ、私は京都駅に。

とまあ、今日はうちの母ちゃんの誕生日で、晩ご飯も私と二人だけってんで、伊勢丹でお惣菜とアンリシャルパンティエのケーキを買いました。しかしさ〜、アンリが混んでて、ショーケースの前で店員さんの手が空くのを待ってたら、あとから来たおばちゃんが私の前にあった商品を見たそうにしたので、場所を譲ったら、厚かましくも注文を先越されました。とほほ。
ま、伊勢丹のケーキ売り場って、しげしげ見たことなかったけど、アンテノールまであるとは知らなんだ。今日もアンテノールにするか悩んで、でもアンリの「のの字ロール7月限定白桃」に惹かれてしまいました。リーズナブルだし。でも結局お惣菜でお腹いっぱいになったので、ケーキはまだ食べてません。明日報告します。

050728thu

 

☆つくってみたらうまかったわけさ
今日は暑かったですね。>関西方面の方々
昨日まではしのぎやすかったんですがね〜。で、今日はあんまり天気がイイので、お布団干したんですが、まだぬくい....。寝る時暑いかもしれませんね。冬だったら大喜びなんだけど。 しかし暑いといえば、昨日の日記も熱いっすね〜。どうしたんでしょうね、私。夜中に書くとロクなもんじゃねえな。

ってなわけで、今日も結局家で仕事をするハメに。ハメハメ、ハ〜(最後はため息)。
なもので、昨日から「図書館に行く!」とかましてましたけど、結局仕事の一段落がついたのが3時。按摩機にかかってたら、昨日の3時半就寝が効いてきて小一時間寝てしまい、図書館は諦め、4時半頃、トホホがりながら坂の下のポストに郵便物を入れに行きました。んで、近所のサークルKでアイスなどを物色した帰り、先のインタビューを受けてくださった方から、完成原稿をファックスした件で「話した内容とちょっとちがうけど」と電話が入る。まあ結局、同じ文章読んで、プラスと取るかマイナスと取るかで印象が変わってきてしまう、ってことになったんだけど、先方さんはマイナスに取ったらしいので、家に帰ってからあえて書かなかった部分を追記してプラス方向に寄り切る文章に変更。疲れた....。でも夕飯を作りながらラジオで阪神巨人を聞いてるうちにそんなダウンな気分も、「わはは、愉快愉快!」ってな状態に。それは!

2回の表、阪神の攻撃、打者13人、安打9本うちホームラン3本の猛攻で、いっきに9点! 凹む巨人!

だったからです。さらに、安藤がプロ初完投勝利。ヨカッタヨカッタ。そして、ゲーム終了時、マウンドに満面の笑みで駆け寄る矢野とハイタッチする安藤の会話を捏造して、心の中で1人アテレコをしたりして今日の勝利を噛み締めるのであった。

では明日はTチーと京都に行ってきます。一応仕事ということで、少年マンガをマジ読みしてきます。試練だ。まあ、おいしいものも食べてくるよ。宇治金時とか食べたいわ〜。<写真撮るのを忘れないように

●本日のつくってみたらうまかった
まあ、久しぶりだわ、この副題。
今日は、土用の丑の日だったわけで、うなぎを食べたんですが、付け合わせに「カボチャの丸蒸しカニあんかけ」というのを実験でつくりました。ちっちゃめのかわいいカボチャがあったから。久々の実験くん。では以下レシピ。

●「カボチャの丸蒸しカニあんかけ」
●材料 小さめのまるのままのカボチャ、出汁、カニカマ、みりん、しょうゆ、かたくり粉
●作り方
1)かぼちゃは上部を丸く切り落とし、スプーンなどで中の種とワタをこそげ取り、器状にする。
2)カボチャはそのままラップを巻いて、レンジで火が通るまでチンする。
3)鍋にカボチャの器に入る量の出汁プラス1カップぐらいを入れ、みりんと醤油で濃いめの甘めに味をつけ、カニカマを適量崩しながら入れて煮る。
4)3)が煮えたら、かたくり粉でとろみをつける。
5)蒸し上がったカボチャの器をお皿に入れ、器の中に4)のカニカマあんを注ぎ、あふれんばかりにする。
6)切らずにテーブルに出して、切り分けていただく。

あと、昨日つくっておいしかったの。どっちもレンジ料理ですね。
●「レンジ茄子」
●材料 茄子2本、うどんつゆ適宜、すり胡麻適宜、ごま油適宜
●作り方
1)茄子はヘタを取り、ところどころ縦に皮をむき、お皿に入れてラップして火が通るまでチンする。
2)チンできたら冷まし、冷めたら手で縦に裂いていく。
3)裂けたら、キレイに縦に並べてお皿に盛り付けする。
4)上から、うどんだし、すり胡麻、ごま油を適宜してできあがり。冷やして食べてもオイシイと思う。
これがよ〜、すごくおいしかったのよ。掲示板で茄子の蝶理方法で盛り上がってましたが、これも仲間に入れとくれ〜。

050727wed

 

☆虫ピン
はあ....。今日も一日iBookちゃんの前にまるで標本箱の中のチョウチョのように貼付けられてましたよ。いや、私の場合はダンゴムシの方が似てマスか? ああ、自虐的。

いやしかし、結局今の時間までかかってしまった(現在夜中の1時半)。巨人に敗れたのでモチベーションが低下してしまっての。<そのせいやなかろうが。最初からやる気なかったやろうが。そして、中日は横浜と引き分け。....4.5ゲーム差ですな。明日はがんばれ牛島監督!

さて、今日は、仕事しつつ昨日書いたことをいろいろ考えてたのですが、書き忘れていたことがあったとですよ。
何故、私がコミックスを処分しないか、その一番の理由が、「手放したらもう二度とお目にかかる確率がないから」なんですよ。これはこの職業としては許せないことなんですね。資料としてきちんと残さなきゃならない、という意識が働くので。最近でこそ、ネットで探してる古本を気軽に買えたりしますが、数年前まで古本屋放浪しなきゃ無理だったし、第一、コミックスは図書館に蔵書としてない! 私の場合、児童書は殆ど図書館で読んできたんですが、児童書の場合は絶版になっても、ある程度評価されてる本なら、近所の図書館に行けばまた読めるんですよ。でもコミックスの場合はそうはいかない。たまに図書館にある場合があっても、完全に消耗品扱いですから、ぼろぼろになったら即廃棄ですもんね。
なので、仕事柄、なるべく手許においておこうというわけです。必要な時になかったら泣く困るから。作家関連網羅する際には、何人かは(佐々木淳子とかS先生とか)単行本(画集とか含めて)は全部持ってる状態になってますし。(雑誌は集めてないので痛いですが、その時には児童文学館か国会図書館でリファレンスですね)
といっても、これを利用した仕事が来るかどうかというか、できるかどうかは未知数。オノが道切り開けよ、って、別にマンガ専門にやりたいわけでもないんですけど....。どっちかというと、SFと古代文明モノを<いやちがう!こともない。微妙なところだ。

それと、「後世に残すべき作品、子ども時代に必ず読んでほしい作品」ですが、下手すりゃ読書感想文の“課題図書”みたいになってしまいそうですが、そうではないのです。
もちろん、“課題図書”の中にも素晴らしい本もいっぱいあって、お陰で出会えた本もあるにはあるけど(浜野卓也の『とねと鬼丸』とかユーリイ・イワノフの『九〇〇日の包囲の中で』とか)、あれは選定の基準が営利目的なんでアカンのですよ。つまり、“課題図書”ってのは、莫大な利益を生むために、児童書出してる出版社が持ち回りで自分所の本を出してるんですね。そりゃ、イチオシのイイ本を出すわけですけど、でも結局純粋な選択ではないのです。閑話休題。でま、“課題図書”ってのは、大人が決めた基準を子どもに丸投げしてるということで、「後世に残すべき作品、子ども時代に必ず読んでほしい作品」ってのが、そういった大人が子どもに押し付ける部分に相応してしまうではないかと。それから、「暴力描写はダメだわ」とか「下品なネタはもってのほか」って“子どものために”大人が決めると、絶対に面白いものが消されてしまう。もちろん、暴力もなくて下品でなくても面白いものがいっぱいありますけど、昨日紹介した『マカロニほうれん荘』なんて、まず最初に消されるわな。なわけで、子どもたちが自分自身で読みたいものを選んで読むんだから、大人のワレワレが「後世に残すべき作品、子ども時代に必ず読んでほしい作品」なんて選ぶ必要無いんじゃないかと言われてしまう可能性もあるわけです。
でも、“子どもの本”っていうのは、虫や花みたいに自然にあるものでなくて、それらを生み出しているのは“大人”なんですね。で哀しいかな、日本の国で1年に1回「子どもたちにこの夏休みに是非読んでほしい」と言って選ばれる作品は、所詮は企業営利の申し子なんですよ。コミックスなんて、もっと顕著じゃないですか。少年ジャンプで子どもたちが夢中になって読む作品は、「売れるか売れないか」を突き詰めて作られたものなんですよね。読み手は自分で選んで好きなものを読んでいるつもりでも、結局は、“子どもの本”ってのは、大人の思惑の上に成り立たざるを得ないのです。
なわけで、その“大人の思惑”を営利的でもなく、教育的でもなく、ただただ純粋に、物語の力だけを基準に働かすことができるなら、どうだろうと考えるわけです。今それをしなければ、イイものが忘れ去られていき、さらに新しく出るものは、ただただ“売れるため”のものになっていきかねない。それを防ぐためにも、今きっちりとした評価をすべきではないかと。

というわけで、「Comic Baton」のお陰で、なんてか次の道が見えてきました。回してくれてありがとうございます、Uさん!
しかし、これがなんてか日々の糧に昇華されていくとよいんだなねえ。日々の糧は、昼間にやってる前の会社の頼まれ仕事で発生させなければならぬ、この理不尽さ〜。って、そっちも専門の仕事といえばそうなので、無駄ではないが。

とさて、役立つ情報をということで。うちの先生が、「やっぱり子どもの本は、大人が選ぶんでなくて、子どもに選んでもらわなきゃ」ってんで、作った本が、『子どもが選んだ子どもの本 』っつーのです。“子どもが選んだ”といっても、子どもにアンケートを取ったわけではなく、「売れ続けてる本は読み続けられている証拠。だから最初に出てから25年たってもちゃんと流通してる本が子どもに選ばれた本」という基準を作って網羅してます。すごいです。もちろん、“子どもの本”であるからにはマンガも込みです。さすがマンガを漏らさないのはうちの先生。(そりゃ、私の師匠ですから)

ってわけで今日も長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。これに懲りずにまた来てください。オモロイネタ話もせねばなあ。でも毎日おうちで仕事してたらネタなんか....ネタなんか....。

050726tue

 

☆後半戦開始
神様仏様シーツ様! ってな後半戦の幕開けでしたね〜! 今日は台風でドームの試合が中止か!とハラハラしてましたけど、いいスタート切りました。巨人の自力優勝はなくなったしな。わっはっは。
しかし中日横浜、シーソーゲームの挙げ句、横浜勝ち越し!と喜んだのも束の間、結局中日が勝ってしまいました。いや〜、ペナントレースはこうでなくちゃね!(虚勢だな)

さて今日も一日コンピュータとおつきあいの日でした。私の方の原稿は上がったぜ! しかし元上司が送ってくるはずのデータ、まだ来てません。いつやるの?私。

でもって、「Comic Baton」ようやく書きます。思い入れの5冊めをどうするかなーと思ってたら、本棚見てて、びっくりするぐらいの大作を忘れていた....。すみません、手塚先生。
で、 一応、ここは「読書日記」と「オススメ本」を目的とする日記なので(嘘やろが!虎キチ日記やろが!)、本紹介もかねてやります。なんでとても長そうですが、どうかよしなに。

1.Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
→前にも書いたと思うけど、1500冊ぐらいだと思います。小説や専門書、絵本、雑誌などあわせると、部屋がおそろしいことになってます。仕事柄というのもありますが、買った本は基本的には処分しないのです(この職業、本の背表紙見て過ごしてなんぼなところがあるもんで)。で、いずれいらなくなったら、児童文学館に寄付するからいいの。多分、私の持ってるのの大半は所蔵してないはずだ。

2.Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
→今面白い漫画、と言われても、ものすごく夢中になってるものがない現在です。 まあ、『のだめカンタービレ』は、3巻ぐらいまで出てた時点で、「面白いから!」と人にすすめまくってたら、いつの間にかブレイクしてたしなあ。 なんで、連載途中でストップしてて、続きが読みたくてしょうがないものをあげます。

1.とり・みき 『石神伝説』 文芸春秋社
→現代日本の全国津々浦々の旧跡を舞台に、古代日本の系譜を継ぐ一族同士がサイキックウォーズする話です。しかし掲載誌がなくなって、そのまんま....。ちゃんと完結しないのだろうか。思わせぶりな伏線がいっぱいあったので、続きが気になって仕方ありません。しかもコミックスはいいところでぶっちぎれていますし....。


2.内田美奈子 『BOOM TOWN』竹書房
→コンピュータの中に存在するバーチャルの街「BOOM TOWN」を舞台に、デバッガ(プログラム修正屋?)たちとハッカーたちの攻防戦を描いた話。これも掲載誌が〜! だいたい1話読み切り形式なんで、いつ終わってもいいって感じですけどね。でも気になります。内田美奈子は『赤々丸』のころから好きなのだった。 (しかもAmazonでチェックしたら絶版だし....)


3.華不魅 『GLAMOROUS GOSSIP』新書館
→こ、これはあらすじを説明するのが難しい....。強いていうならサイバーパンクSFです。異星人襲来モノでもあるし....。作者が病気療養中ということで、すごくいいところで5年も中断してます。でも再開をずっと待ってます(噂ではもうじきだそうですが)。しかし1巻出たのって、もう11年も前なのか....。震災前やんか。ごっつい昔や....。

3.The last comic I bought (最後に買った漫画)
→今市子の『百鬼夜行抄 』の13巻でした。民俗学系蘊蓄大好きなもので、このシリーズはツボです。

4..Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
→やっぱり思い入れのある作品というのは、15歳までに出会ったものかなあ。というわけで、1を除いては懐かし作品に絞ってみました。(同世代のUさん!いかがっすかね。なんか普通の名作にまとまってしまったような....)

1.S先生の例の代表作(タイトル書けない....):あんまり大事にしてるので、軽く扱いたくなく、人には内緒にしてるのですみません。でも周りにはボロボロばれてきてます。


2.佐々木淳子 『那由他』 メディアファクトリー
→『ダークグリーン』にするか悩んだけど、こっちにしました。その頃私は、家にある早川のSF全集を読みふける中学生だったのですが、これとの出会いはその後の何かを決定付けられてしまったような気もする。

3.鴨川つばめ 『マカロニほうれん荘 』 秋田書店

→時折、普段の生活でもネタが出てしまうほど身に染みているのであった。「ノオ!」とか「おーおっほおっほ」でゴリラダンスとか、「ノセタラダマスの大予言」とか。そして、お酒を飲む時「つまみは?」とか言われると、必ず、「ラジオのつまみならありますよ」と言ってしまう....。いいんです。わかる人だけわかってもらえれば。(って、前の会社ではわかる人が多数いたのだった。なんてよい職場だったのでしょう) よし、リンクは最高傑作の6巻に貼っておこう。


4.萩尾望都『11人いる!』白泉社

→萩尾望都作品は、『ポーの一族』や『ゴールデンライラック』も好きだけど、やっぱりSF方面が好きです。そしてマイベストワンはこれかな。今思うと、萩尾望都のストーリーテラーのすごさと、キャラ造詣の巧みさがすばらしくよく出ている作品と思います。


5.手塚治虫『火の鳥 1 黎明編』朝日ソノラマ

→「火の鳥」は他のも好きですが、「黎明編」がダントツ。小学校低学年の頃、テレビで映画の方をやってて、夢中で見て、マンガもあるってんでマンガ少年版のを買いました(でも映画の方は全然覚えてない....。草苅正雄が出てたっけ?)。よくよく鑑みると、私の古代史好きのきっかけかもしれません。今奈良に住んでるのも、元をたどれば、この作品がきっかけなのかも。そう考えるととても運命的な作品ですね。

ってわけで、まとめてみたら、SFか古代文明もの、という結論ですね。

5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
→受け取っていただけるとうれしく思います。よろしくです。
1.「なまもの!」の大矢博子さん。
2.前回と同じく、本読み&雑貨友のとこさん。
3.本読み&雑貨友で、最近mixiをはじめたHermanaさん。
4.阪神タイガース和田コーチ 。今年はやるで!
5.お約束、新庄マネキン

という感じで、折角なんで役立つ情報を、と思いつつまとめてみたけど、自分語りをだらだらやったような気も....。まあこれで、上に挙げた作品をどれか読んでくださる方ができれば幸いですが。
まあ、仕事上、「好きな作品」とかって挙げられるものより、「後世に残すべき作品、子ども時代に必ず読んでほしい作品」というものもきっちり評価も添えてできるようにならねばならんなあ、と思います。うーん、でもなんか普通の児童書より遥かに難しいと思う、評価するのが。「戦後100冊」とかちゃんとまとめられるかなあ。「ブームになったもの」を入れるのは容易いけど、それが、後世に残すまで価値があるかというのはまた別問題でもあるし。
実は、児童文学塾に参加しているメンバーと「マンガ塾」もやりましょうよ、ってな話になってて、その際にそういうことを考えて行く方向でやりたいな、と。兎も角、子どもの本を考える時に、マンガのことは避けて通れないのに、この業界、マンガを読んでない人が多すぎるんですよ! これは危惧すべき問題だと思うんですがね。せめて代表作ぐらいは読んでおきましょうよと思うし。でもその代表作って何?って私もわからんしな。

050725mon

 

☆遠隔操作
今日はなんで休んだのかわからんぐらい忙しい一日を送ってしまいました。でまあ、ほんとは昨日の夜までに仕上げます、と言っていた、前の会社の頼まれ仕事で7月末〆切りの研究発表論文のオチが決まらず、元上司に朝から相談。実は2つ発表することになっているのですが、もう1この原稿を元上司が作成していて、もうしっかり作ってくれるんだとばっかり思っていたら、「箇条書きのを明日送るから、I毛さん風にまとめてね」....。オイ! 一日仕事じゃねえかよオイ! しかもこれは他所の会社からの委託なので、他所の会社のチェックが入るのよ〜。7月末までに送付できるのか? ナゾ。.....ああ、道理で話がうますぎると思った(「もう1つの方は僕が作るからね〜」とサワヤカに言い放ったくせによ〜)
さらに、その電話の裏で、Tチーも電話をかけてきたりしてて、電話を切る度に、元上司かTチーからの「お留守番サービス」の連絡が入る始末。別にずーっと電話してるわけじゃないのに、なんで二人ともほぼ同じタイミングで電話してくるかね。気が合うの?

ってなわけで、NPOのサイトの方の、「おはなし366日」を自宅作業で更新。私担当が回ってきました。データは今日25日のと27日のです。一応、本の内容に合わせて文章のカラーを変えてみる、という試みであったが、イマイチわからんなあ。でもまあ、本のあらすじというか、内容紹介を300文字ぐらいでまとめるってのは、かなり勉強になります。特にこれは読んだ人に「この本読んでみたい」と思わせなきゃならないので、それなりに効果的にせねばならんし。一応、先生のチェックはすぐ通りましたが。で、次回は10月分のが回ってくる予定。今度こそはカラーがわかるようにがんばろう。
ところで、一昨年から去年にかけて、仕事で戦後日本の代表的な子どもの本100冊のあらすじと解説をまとめる、というのをたくさんの人と分担してやったんだけど、最後、それを全部まとめた本が出た時に、全冊のあらすじだけを読んでみて、すごいワクワクというか、胸が高鳴るような気持ちになったんですよ(『たのし く読め る日本児童文学 戦後編』という本です)。各担当者がちゃんと仕事をしたというのもあるけど、やっぱり例え「あらすじ」だとしても、その元の本の持つ物語の力ってのがすごいんだなあと改めて実感。いぬいとみこや佐藤さとるなど、今でも本屋に行けばずらりと並んでいる作家のデビュー作か賞を取った代表作を取り上げてたんで、いずれは全部ちゃんと読まなければならないのですが、とりあえず、先日『大石内蔵助』を読んだ浜野卓也の『堀のある村』を読もうかなと思ってます。舞台がなんといっても近所なので....。大和郡山市にある稗田環濠集落というところで、その昔、「古事記」を太安萬侶に語ったとされる稗田阿礼の出身地です。本の方はもっと時代が下がって15世紀頃の話ですが、あらすじ読むとけっこう熱そうな話ですよ。「父親を殺された神官の息子が、河原乞食まで身をやつすが、最後には生まれ故郷を守るために、村人たちと協力して攻め込んでくる豪族に戦いを挑む」というお話らしい。
なんか最近思うのは、児童書でドラマティックに人間を描いてあるのはやっぱり時代物かなあ、と。そういう意味ではファンタジーも同じなんですが、現代社会で「仇討ち」とか「命をかけて守り抜く」みたいなものは、子ども向けとしてはまずあり得ないわけで、自ずとからそういう、命張ってます!みたいなのは時代物かファンタジーの世界になるのでしょう。来週あたり図書館行ってきます。
あと時代物といえば、今日配信されてきた「児童文学評論」で荻原規子(『空色勾玉』で有名ね)の最新作『風神秘抄』が誉められていたので、早く読まねばなりません。まあ、時代物ファンタジーで、しかも恋愛ものらしいのですが(まあこの作者にそれ以外のモノを私は求めてはいないのだけど)。これは買ったまま積読本になっているのだった。うーん、今夜からでも読めるけど、どうするかね。

というわけで力つきてきましたのでそろそろ寝ます。うわ〜、まだ11時台だ! <ってそれが普通です。

050724sun

 

☆まずい
人間、贅沢はいけません。よくよく考えたら、この一週間、ほぼ毎日出てた上に行き先が異様に遠い場所ばかりだったというのに、映画なんて見に行くから....。ってなわけで、耳下腺炎を勃発。どうもここ数日腫れていたようではあるのですが、油断してました(ここが腫れるとどうなるかはここを参照)。夕方、耳の下が痛くなってきたので熱を計ると36.8Cですよ。耳下腺腫れても、扁桃腺炎みたいに高熱にならないのが曲者なんで、明日は先生の事務所に行くのは止めます。Tチーが行ってくれるので、私は遠隔操作で仕事します....。うーん、明日は児童文学塾だったんだけど。昨日、課題図書も借りてきたんだけど。まだ読めてないけど。

しかし昨日の私、よほど何か腹に据えかねていたのかねえ。まあ、こうして個人で、不特定多数の人間が自由にやって来れる場所を作っちゃってるわけですから、ある程度は義務もあり、己の責任が問われる部分もあるんでしょうけど。でも現実世界のマナーとネットでのマナーは、基本的には同じだと思うんですけどね。

ってなわけで、「Comic Baton」をやろうと思ってたんですが、明日に持ち越します。今日は夕方からだんだん涼しくなってきて、風がとても気持ちがいい! でも窓明けて寝たら、下手すると風邪引いちゃうかもしれません。気を付けましょう。
そうそう、今日は夕方からのMBSのタイガースの特番で紹介されていた藤川球児とその兄上の強い絆と兄弟愛に涙してしまいました。高知商業高校で、兄弟バッテリーを組んで甲子園出場を果した藤川兄弟ですが、キャッチャーの兄上は、その晴れの舞台で靱帯断裂。野球人生を諦めざるを得なかったそうです。藤川はそのお兄さんの悔しさを思うと、どんなどん底の状況でも乗り越えられると言い切り、またそんな弟のことを心から応援し、「一番の友だちです」と言い切るお兄さん。ええ兄弟や〜。(すっかり藤川兄弟のファン)

050723sat

 

☆オタク
行ってきました、「ハガレン」。大阪での初日初回だったので、覚悟はしていたが、なりきりっこちゃん(コスプレイヤーというやつですか?)がいたりして、おねいちゃん、引きまくりました。いやあ、駅から映画館に向かう地下街で、どう見ても同じ目的地を目指している女子たちが多数いたのですが、なんつーか、独特の雰囲気がありますね。誘ったはずのTチーが「なんか怖い....」ってかなり引いていたが、君も同類ですが、どうなんすか?
映画の方は、なんか、コミックスの続きではなくて、アニメの続きらしくて、コミックスでは予習したけど、アニメは見てなかったので、「はにゃ?」ってなところも多数。しかし見てる途中で、きゃあきゃあと黄色い声が飛んでるんですが....。これはもしかして、巨大なオフ会なんでしょうか。でまあ、感想はデスね(伏せ字にします)キャラ使い捨て。 Tチーも、「映画だから、納めないといけないから描写不足はいたしかたないにしてもどうよ」と言ってたので、きっとそうなんでしょう。

そしてそれから府立と市立の図書館を2つハシゴして、市立の近所にある「喫茶ことり」でお茶。しばらく仕事の話をしてから新大阪の事務所に移動。秋に日中児童文学シンポジウムというのをやる予定なんですが、その日事務所に来ていた中国語ペラペラのT前さんとそのことについて相談してたら、7時過ぎちゃいました。で、新大阪でビール飲みつつつまみの会をTチーと二人で開催してきました。しかし今日の議題はよ〜。朝から濃いーものを体験していたにもかかわらず、いつもみたいなマニアックな会話ではなくて、30代独身女子が飲みながらするのに相応しい内容でした。いや〜、独りで生きて行こうとするのを覚悟するか否かの決断を迫られる年齢になりつつあるよね、という主旨ですね。

ところで、近頃、「私のサイトに貴サイトのリンクを貼ったので、相互リンクをお願いします」というメールをよくもらうのですが、いつから“相互リンク”というのは、「してください」と一方的にお願いしても許される常識になったのでしょうか。リンクを貼っていただけるのはとてもありがたいことなんですが、どうにもこれ、「こっちがリンクを貼ったんだから、あなたのところもうちにリンクしてくれるのが礼儀ですから」っていってるみたいに思えるんですね。それか、「インターネットの世の中、お互いにコミュニケーションして仲良くやって、友だちの輪を広げていきましょうよ!」っていうニューウェーブ的発想というか。だってね、よく考えてみてくださいよ。現実世界で、会ったこともない人から勝手にプレゼントが送られてきて、「プレゼント送ったんで、そっちもうちにプレゼントしてくださいね」って言ってるのと大差ないと思うんですけど。
兎も角、 私がサイトをやりだしたころ(6年前)は、リンクを貼ったことは例え“リンクフリー”と言ってるサイトでも、個人サイトだったら、「リンク貼らせてもらいました」ぐらいの一報は入れるべきだけど、「つきましては相互リンクお願いします」というのをこの時点で言うのは、非常識甚だしい、という感じだったんですけどねえ。“相互リンク”をするか否かというのは、それからのやりとりで自然発生的に起こることだと思うんですよ。実際にリンクを貼ってくれたところを見にいって、「ここなら相互リンクしてもいいなあ」と思ったら、「リンクありがとうございます。うちもそちらへのリンク貼らせてもらいますね」ってのが正しい姿かと。少なくとも私がサイトを立ち上げた頃はそういう常識だったはず! ....ま、実際、相互リンクすると宣伝にもなるし、アクセス数も増えるんで、悪いことではないと思うのですが、私自身は管理能力キャパ不足と、相互リンクするところとしないところの切りわけの基準が決められないので、例え友だちのサイトでも個人サイトは載せない方針なんですね。
でも、あんまり“相互リンクのお願い”が来るので、最近「うちは相互リンクしてません。あしからずご了承を」と返事をイチイチするのも面倒になってしまい、トップに「相互リンクしません」って載せてしまいました。....それでも来るんですけどね。でもきっとそういうのは、手当り次第Yahooとかのカテゴリ検索のリストの上から中身ロクに見ないでメール送ってるんだろうなあ、ってわかるメールの内容だったりするので(あなたのサイト、素敵ですね!と書いてあるけど、具体的には何処がとか書いてないのですぐわかります)、無視しちゃってますけどね。

とちょいと愚痴めいたことを書いてしまいましたが、まあネットというのは、顔が見えないテキストでのやり取りなんで、上手に相手を尊重しながらコミュニケーションとっていくのは難しいですね。口頭だと伝わるニュアンスも、テキストデータではなかなか伝わりませんし。ってなわけで、猫も杓子も自分のサイトを持ってる今、そのあたりの常識を考えて行くことも必要かなと。

050722fri

 

☆神戸の西の果て
本日は、去年から関わっている保育支援ソフト関連の仕事で、前に勤めてた会社に行くべく、朝7時に家を出て神戸の西の果てに。片道3時間弱。ほへ〜。さらに例の元上司が駅前で4分待たせたので、その間に「もう今日はあかんかも、力がない.... 」と昼までで帰る計画を頭の中で立ててしまう。しかし、近所の保育園にインタビューしにいって、素敵な若い園長先生(女性です)にいろいろと面白い話を伺っているうちに元気になってしまう。
どうやら、私は喋ると元気になるらしいデスよ。3月にぶっ倒れた時も、「このまま元気にならないかもしれない....」と思いつつ、前の会社に仕事で来て、なかよしの元同僚たちと喋ってるうちに元気になってしまったし....。とその話を今日、隣の席にいたS木さんにしたら、「そうね、独りだと気が滅入るもんね」と言われる。
え?気が滅入る? 「....いや、私独りで気が滅入ることないわ」と言ったら、その隣にいたI田くん@26歳に笑われる。いや、ちゃんと落ち込むこともありますよ! ショックなことがあるとしばらく立ち直れないことだってさ。一点の曇りもなく悩みもないってそこまで脳天気じゃないし。でもマイナスな気持ちになるって、ほんとうに体の具合まで悪くなっちゃうので、さっさと気持ちを切り替えるとか、暗い気分にならないようにしてるのだった。実は、もともと気にしだすと夜も眠れない性格だったのですが、気に病むと結局は悪循環、と思い、10年以上かけてこの境地に達したのよ。ってか、ただ単に図太くなっただけかもしれんが。

でまあ、明日は実は「ハガレン」の映画初日に初回に行ってきます。先着何人かまでにはグッズがもらえるそうで、これまたグッズがもらえる前売りペアチケットを持っているTチーがすでに座席指定を取ってきたらしい。そのあと仕事です。
で、今日、そんな話をなかよしの元同僚Uっちと会社の休憩時間にしておったら、なんとUっちも「ハガレン」見に行くらしい....。Uっちって、そんな趣味やったっけ? 少なくとも私が会社にいた頃は、そんなことなかったはず! ただ、彼女とは食べるの友というのと、マンガ読み、映画見、小説読みでの友でもあったのだが....。いつの間にそんなマニアな状況に〜! マニアなUっちって、Uっちじゃない〜! .....まあよくよく聞くと、たまたま見たアニメの『テニスの王子様』がきっかけらしいです。そこに出てくる声のイイ声優さんのファンになり、その人が出ている「ハガレン」も見て、話が面白いからと映画も見に行くと....。
Tチーが、みるみるうちに「ハガレン」にはまっていったのをハタで見ていた私ですが、よもや8年のつきあいにもなろうかというUっちがそんな同じようなことになっているとは。ただし、「私はグッズとか集めてないから」と涼し気に言うUっちであった。
しかし、私の周りの普通の女子(しかも30代独身)をみるみるうちにトリコにしていった「ハガレン」ってそんなにすごいのか! ってか、はまった二人は十分そういう素質があったのかもしれないですけど。ま、私が明日、映画見終わった後にTチーに「DVD全部貸せ〜!」と言って、夜を徹してiBookの画面で必死に見てたら、「人のこと言えんやろが!」と突っ込んでください。でも私は、キーホルダー目当てにがちゃぽんしたりはしないと思うよ>Tチー

050721thu

 

☆年を感じるねえ
って、保育園の次の日は、8年前にこの仕事始めた時からバテてますけど。昨日は暑かったのでさらに!って感じです。しかも昨日は子ども用の小さい椅子に立ったり坐ったりをくり返した挙げ句、レーザープリンタ(多分40キロぐらい)を1人で運んでしまったので腰がなんとも。で、洗濯機が動いてる間にで、寝転がって腰痛体操をしていたら、そのまま軽く寝てしまう。うう、これはいつもの行き倒れではないか! まずいと思って、自室に今年初めてクーラーを入れ、でも仕事をせなあかんというのに、レシピを2つも作るという逃避行動に。「こじゃれラタトゥイユ」「インゲンかぼちゃの胡麻サラダ」よろしくです。しかしメインにもなんにもならないレシピッすね。今日の暑いのを反映しているかのよう。
んで、今日は関西は今年一番の暑さだったらしいが、夕方のニュースで、奈良公園の鹿が雪消ノ沢(公園にある浅瀬のきちゃない池)にどっぷりと浸かっておるのが映っていた。いやしかし、今日が例の4コマの日でなくてよかったです。そしたら確実に死んでますがな。でも明日は神戸なのねん。

ではようやく読了本の感想です。

K.M.ペイトン
駆けぬけて、テッサ!
徳間書店

→ではあらすじ。「貧しい馬の生産農場を営む両親を持つ幼い少女テッサは、父がとり上げた生まれつき目のない牝馬アカリと強く結びつくが、両親の離婚で、大切なアカリと引き裂かれてしまう。母につれられアイルランドからイギリスに渡ったテッサは、アカリを失った悲しみに暮れ、また母の再婚相手モーリスの冷酷さ、残虐さに頑に心を閉ざしてしまう。12歳になったテッサは、非常に反抗的で放校処分をくり返していた。問題児のテッサを受け入れてくれる学校がないため、義父のモーリスは、自分の屋敷の近くにあるスズメ農場へテッサを無理矢理働きにやらせる。しかしそこでテッサは、アカリの子のピエロと出会う。ピエロは、「ゾウとキリンの間の子」と揶揄されるほど器量の悪い馬だったが、テッサは、競走馬としてのピエロの才能を信じ、夢中で世話を始める。生まれて初めて自分から意欲を持って行動しだしたテッサを、最初は胡散臭く思っていた農場の人たちも応援しだす。そしてテッサも「ピエロに騎乗してレースに出場する」という夢を抱くのだが....」という感じです。これだけの筋で約400ページのうちの100ページにも達してません。これからがまた波乱万丈なんですよ。
で、物語は、テッサが二十歳になるまでの期間、義父との確執と数々の挫折を乗り越えて、イギリスで最大の障害レース“グランド・ナショナル”に出場を果すところまでを描いてます。兎に角、この主人公の気性の激しい様といったら、「真っ赤に焼けたレンガ」と表現されるほどです。しかし、その気性の激しさが原動力となって、みんなが口々に「無理だ」と言う夢を次々に実現させ、周りの人間もテッサとともに夢を見たいと思わせていきます。また次第にテッサの方も、周囲の人々の気持ちに触れ、「氷の女王」と呼ばれた頑な心を開いていくのです。よくよく考えたら、「そりゃあ都合よすぎんで」的展開もないことはないのですが、不幸な主人公の波乱万丈の成長物語はこうでなきゃ!という王道の中の王道かもしれません。最後は、(ここから伏せ字に)素敵な男性とのロマンスもあり、文句のつけようのないハッピーエンドです。そして、女の子が主人公の物語のラストが、こうした“職業的成功”なのもこれを推したい一因ですね。
所謂「いいこ」じゃない子が主人公ですが、まったく嫌味なく、テッサのひたむきに生きる姿はとても爽快です。傷ついた小さな少女が、まっすぐに夢に向かってひた走り、それが周りの人を巻き込んで大きなうねりとなっていく様がドラマティックです。
最近、「いいこ」じゃない主人公の日本の児童文学も増えてきてるけど、それらの大半が甘チャンで、感情移入できないのとは大いに異なるなあ。さすが大御所ペイトンの筆によりますね。とても長い話ですが、長さをあまり感じません。それに全編に魅力的なレースの描写がちりばめられていて、読み終わったら、「いっぺん競馬でも見てみるか」ってな気分になっちゃうんですなあ、これが。
最近、児童書といえばファンタジーばっかり、とお嘆きの方に、正当派ビルドゥンクスロマンはいかがでしょうか、ってことで。競馬の話なのに女の子が主人公ってのがいいよね。より夢に対する純粋さを際立たせているというような感じがします。

で、全くどうでもいいことですが、どうしても「てっさ、ふぐちり、白子....」と呟いてしまうのであった。食ったことないけどさ>フグ

050720wed

 

☆今日は終業式
明日から夏休みってことで、今日は終業式だったそうです>小学生 ええのう、夏休み。お母さん方は大変だろうけど。

というわけで、今日は保育園の日でした。朝から昨日のインタビューの続きとして、副園長先生に業務内容についていろいろ伺う。通いはじめて9年目のところですが、意外とというか、けっこう知らないことが多いです。ええ!先生方はそんなことまでしなきゃならんのか!という感じ。基本的に、幼稚園にしろ保育園にしろ、子どもがいない時間の仕事の量ってのが半端じゃないんですよ! 時々、「いいねえ、幼稚園って、子ども数時間しかいないから、仕事楽でしょう」と勘違いしてる人いますが、トンでもございませんよ。
でまあ、副園長先生は、私の院の先輩に当たる5つぐらい年上の女性で、けっこうパソコンも使いこなされたりするので、業務関連はIT化が他所よりかは進んでいると思われるのですが、話の途中で、「ワードでフローチャート、簡単に作れないの?」「いや無理です! ワード、アホなんで、図形関連からきしダメです」 「じゃあどうすればいい?」「キレイに作りたかったらDTP用のソフト使うか、まだApple Works使う方が簡単ですよ」「やっぱりMac?」ってな展開になって行き、結局、副園長先生に「先生の家、近かったら週に1回でも来てもらうのに! おたよりとか作ってもらうのに!」「ほんとですね!私も来たいですよ!」という話に落ち着く。基本的に保育園の事務関連の仕事は、おたより作成にしろなんにしろ、好きな仕事系なので惜しいです。

そうして、昼からは5歳児さんと遊ぶ。というか、さばく。30人も入れ代わりたちかわりだとさすがにくたびれるなあ。夕方からは小学生の時間をやって、終了。次回は夏休みが終わってから、9月の頭。しばらく遠くまで行かないで済むのでちょっとほっとしてます。

さてと、阪神は首位で折り返しはいいが、今日は負けるし...。およ、中日がまた勝っておる。いつの間にか5ゲーム差かよ〜。まあ、まだまだペナントレースが楽しめるってことで、よいことなのかもしれませんが。<強気

050719tue

 

☆待ちぼうけ〜
先日、打ち合せに1時間遅れてきた上に私からお金を借りていった元上司(44歳)であるが、今日もやってくれちゃってよ〜。私は最果ての地のモスバーガーで1時間半も待ちぼうけを食わされました。よかった、待ち合わせを駅前とかにしなくて。なもので、いったんてりやきチキンバーガーのセットを食べた後、何もないのに居座るのにいたたまれなくなり、新商品のマンゴーラッシーを頼む。おお、結構おいしいです。今度SでなくてMぐらいで飲みたいなあ。まあでもモスバーガーにありつくことなんて、滅多にないのですが、近所にないので。

ほいで、その仕事の帰り、阪急宝塚を通ったため、Tチーのために「鋼の錬金術師スタンプラリー@阪急電鉄」のスタンプを押す。この企画、前はJRが春休みとGWにやっておったのだが、GWのはさすがに中止。次は阪急だ!ってことで、またもやグッズを集めるべくTチーはがんばっておるらしい。今度仕事で三宮行くですが、その時にもスタンプやらねばなりませぬか? まあ、恩は売れる時に目一杯売っておこう。

で明日は、月に一度の保育園の日なので行ってきます。実は今日も別件で同じところに行ってたんだがな。元上司が遅れたお陰でインタビューが途中になってしまったので、明日、残りをするべくいつもよりも早めに先方に行くハメになってます。なもので早起きです。なのに風呂読書に熱中してしまい、『駆けぬけて、テッサ!』を最後まで読み切ってしまい、1時になってしまいました。感想は明日以降に書きます。次はフンケの『どろぼうの神さま』です。土曜日に図書館に返しに行くので、それまでに読まねばよ。

で今日の野球だが、井川のワイルドピッチにハマの番長三浦のフォアボール押し出しだけの1点ずつで引き分け。なんだかねえ。でも赤星は今期最早の40盗塁! ってこたあ、80盗塁も夢でないのね! 去年は確か59だったと思うので、もう余裕で抜きそうです。でも盗塁記録っていくつだっけ?調べとかないとなあ。

050718mon

 

☆今日はお休みの日だったのね
ついつい忘れがちですが、今日は祝日でしたな。電車が空いてる日に仕事なのはラッキー。土日休日だけ使える10回分の値段で14回乗れる回数券「サンキューチケット」も使えるし。

さて、土曜日から3日間の阪神戦、何ゆえサンテレビの放映しかないのじゃ〜!(ちなみにサンテレビとは、神戸にあるUHFのチャンネル。阪神と競馬の中継と釣番組が主体) サンテレビの電波は、生駒を越えてくれないのです。うう、あの生駒山の上ににょきにょき立ってるアンテナ! 一本ぐらいサンテレビの電波、なんとかせいや。
なもので、砂嵐の向こう側でやってる試合を観戦。これが、まあまあ粒子が荒くても見えんこともないのですが、打球が見えないのが難点といえば難点やね。
で、今日は投手戦でしたが、チャンスをモノにしたタイガースが勝ちました。しかしシーツって、今までの阪神にいた外国人選手とはカラーがちがうなあ。なんか華奢な感じがします。阪神の外国人選手と言えば、バース、オマリー、パチョレックなどなど、みんながっちり系やったもんね。ってか、華奢系の外国人選手ってのが珍しいのか。

さて、今日お昼ご飯を買いにいったファミマで、Tチーがハガレンスナックとハガレンラムネを買っておった。そんでオマケのカードを抜き去った後のスナックとラムネを1個ずつくれました。どうやらスナックは食べ飽きたらしい。で、これらにはいろんなカードがついてるらしいが、もう、姑息なほどに種類が多い! これは、収集癖がある輩にとっては、もうドツボにはまるしかない、といった仕掛けですね。でも、カードって集めて何が楽しいの? 私にはわかりません。プロ野球スナックとかあったし、昔からカード収集ってのはマニアの王道みたいなもんなんだろうけど。なんで、「カード集めてどうするの?」とマジ訊きしてみましたが、当のTチーも、「....わからんけど集めてしまうのよ」と遠い目をしておった。なんでも、妹や甥っ子まで駆使して、スナックやらなんやら買って、その他諸々のオマケ集めてるらしいぞ。まあ面白いので、しばらく成り行きを見守ろうと思います。

050717sun

 

☆睡眠足りてます
昨日、2時前に寝て、今朝、7時に目が覚めたのですが、日曜だしもうちょっと寝よう、と思って次に目が覚めたら10時でした。おお、8時間睡眠。人間並みです。もう軟体動物ではありません。
とはいえ、異様なほどに肩が凝っていたらしく、整体の施療時間、1時間のはずが1時間20分もやってもらっちゃいました。終わったら、「よく効いたみたいで、お風呂上がりみたいなつるんとした顔してるよ」と大先生に言われる。確かに、今日はむくんでひどい顔でよ〜。しかも異様に汗が出るし。なんか肩の凝り過ぎで体温調節も上手くいってなかったというのです。なもんで、帰りは行きよりも暑かったろうに、わりと涼しい顔で家に帰りました。恐るべし肩凝りです。それに、ほっぺたの凝りまでほぐれていました。なんか、眼精疲労がひどいと、ほっぺたまで固くなるらしいんですよ。私は顔が丸くてぷくぷくなんですが、所謂“タコ焼き”ができないのです。見るからにできそうな顔なのに! しかしどうにも親指と人さし指で作った輪っかの中にほっぺたが掴めない。それってずーっと「肉が固いのね」って思ってたんですが、実は顔も凝ってたからだと! うひゃ〜、顔の肉が固い自覚は中学時代からだから、ロウティーンのころから顔が凝ってたのかよ! なもので、今、試してみると“タコ焼き”できます。今なら柔らかい肉摘み放題ですよ! さて、いつまで持つかな〜、この柔らかさ。

ってなわけで、メンテナンス強化の3日間もこれにて終了。明日から仕事です〜。でさっき、院時代の同期にて人生の先輩であるM川女史(20歳上)より、来年度の仕事の話とか研究についての電話が。一つ終わると次!って感じで、いろいろ声をかけてもらえるのは助かるしうれしいのだけど、どうにも小さい話が多いので、また来年も阪神間をうろうろするハメになるかもなあ。それはそれで気楽でいいのですが、保証がないので安定しませんね。

で、今日の阪神。安藤よ....。効率のイイ負け方というか、勿体無いというか(完封完投ペースだったのに10回表ソロホームラン)。まあたまには山本監督にプレゼントさ。

それと「Comic Baton」は、“思い入れのある作品”を5作品絞りきれず、まだ悩み中なんでお待ちください〜。でも、よくよく考えると、私ってマンガ読みの割には、「もうこれに夢中で夢中で!」という作品は少ないかも....。好きな作品はとても多いですけど。って、持ってるコミックス全部ってことだけど>1500冊?

050716sat

 

☆メンテナンス強化週間
巷では今日から3連休らしいデスが、私は昨日から3連休。昨日は寝コケの日だったので、今日は半年ぶりに髪を切りに行ってきました。いや〜、兎に角暑くて暑くて。かなり梳いてもらったので、これで明日からは多少涼しくなると思います。 そして明日は整体に行くのだ。

さて、うちの庭というのは、冬になるとメジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ジョウビタキ、モズ、ツグミ、キジバト、ヒヨドリ、なんかが入れ替わり立ち代わりやってきて、庭に設えた小鳥用の餌場と水浴び場でずっと遊んでおるのです。特に今年の冬は、シジュウカラがつがいでひっきりなしにやってきては、ヒマワリの種を食べてました。まあ、私はそれを日がなぼーっと見続けるのが極楽でして ....。でも、夏は殆どコトリはやってこないんですね。
そしたら今日、ツツピーという声とともに、やってきましたシジュウカラ!  実は数日前から声がするので、ヒマワリの種を出しておいてやったんです。そしたら、それを食べて、同じくキレイにしておいた水場で水浴びしてました。もう、強烈にカワイイです。双眼鏡で覗いてみたら、どうやらまだ若い、今年産まれた若鳥っぽかったです。
あと、スズメみたいな茶色いコトリも来てたのですが、茂みの中でずっと遊んでいるため、個体がちゃんと認識できず。スズメが単独でずっと茂みの中で遊んでるなんてことは今までなかったので、ちがうコトリのように思うのですが、なんなんだろう。野鳥図鑑見てもイマイチわかんないんですなあ。

とここまで書いて、アップして、お風呂に入りながら気づいた。今日の虎のことを書くのを忘れてますがな!
貯金20ですよ! 先週日曜日に星野の仙ちゃんが阪神優勝宣言をしたらしいが、これはマジかもしれません、という気分になってきましたね。今日ももう、順調に勝っちゃったんで、何も特筆すべきことがないというか....。

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