★今日のひとこと
その日のよしなしごとと読書日記。たまに実験料理の成果とか、雑貨屋はしご記録とか、プロ野球の話題とかも。

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061115wed

 

☆ある時!ない時!
有名人に対しては、自分の人生とは接点がないんだから思っても仕方がない、というスタンスで、「キライです」という人は殆どいないのですが、中には特例もあって、私はどうも高校野球時代から松坂大輔がどうも好かんでさ。まあ、WBCでMVPとったわけですから、メジャーからは大注目されていたでしょうけど、はっきりいうて、松坂ってコドモ!ってイメージがあるんですよね....。それに、謙虚さが伝わってこないところがかなりネック。カワイゲがないんだもん。そんな男に60億ってさ〜。ますます松坂の鼻の穴がふがふがとでかくなりそうでちょっとヤダ。
と思って、あんまり60億円って実際どんなお金なのか実感としてわかんないので、ちょっと調べてみました。60億円相当のもの。そしたら意外と身近なところにありました。

なんばグランド花月(NGK)の総工費は約60億円。

なるほど〜。NGKっつうのは、ほんわかぱっぱ〜ほんわかぱっぱ〜、でお馴染みの吉本新喜劇の常小屋にして、浪花の笑いの殿堂ですがな。しかもオープン初年度(昭和62年)の年商は85億やって、完全に元取ってるんですな。なんか西武は、松坂売ったお金で借金返すらしいですけど、ナンゾおもろいもんに金使ってみんかよ。
ほいで 夕方の関西のニュースで、「庶民のみなさんにも、60億円がどれくらいなのか実感してもらいましょう」というのをしてたんですが、それが、551の蓬莱の豚まん(1個140円)を1回1個1日3食食べ続けたら、いったい何年間食べられるでしょうか、っての。

答えは約40000年

やくよんまんねん! そんな4万年後なんつーて、人類はどうなっているのか兎も角、地球の存在は、それよりも551の蓬莱が潰れてないかどうかとかが心配ですが。とはいっても、60億円が松坂のフトコロに入るわけではないし、ましてや松坂が551の豚まんを食べたことがあるかどうかは知りませんが。

というのはどうでもよい話。うーん小笠原はどうするんでしょう。とりあえず、中日は争奪戦からオリタらしいけどさ。

とさて、今日は昨日、結局朝方4時ぐらいまで寝つけなかったので、一旦8時に起きましたが、お茶飲んでまた寝て、今度は昼過ぎ1時になってました。なんかほんとバランスが悪いなあ。

ってわけで、昨日のお昼ご飯の、「Afternoon Tea」の冬限定メニュー「冬のトマトストロガノフペンネ」 でございます。(どうでもよいですが、どうして「冬の」と冠を付けてんでしょう。思わず「たりらりー、たりららーらー」と冬ソナのテーマを口ずさんでしまいそうですヨン様)
昨日は、朝7時半に家を出て、午前中のガッコ、1限目だけを終えて、行きとカバンの中身の量変わってないのに、「すごく重く感じる....」とヨロヨロと近鉄から大阪環状線へと移動してて、まあいつもより早めに天王寺に到着できたので、「よし、お昼ご飯はゆっくり食べよう。おいしいミルクティーを甘めで飲んでリフレッシュ!」と思ったわけですよ。なんでAfternoon Teaに直行して、そしたら冬限定メニューにコレ。割高だけど希少なメニューに弱いので頼んでみました。うーん、おいしいけど、なんか足りない。ミートボールはスパイシーでとてもおいしかったけど、トマトソースにパンチが〜。と思いつつ食べてたら、隣で同じものを頼んでいたおねえちゃんがツレにヒトコト。「これ、味うっすいわ」....ありがとう、代弁してくれて。
とはいえ、お紅茶はポットにたっぷり3杯入ってて、ミルクもたっぷりで、ゆっくり飲んで本など読んでかなり和みましたことです。しかし、ほんと、ゆっくりご飯食べておいてよかった。昨日はその後、空き時間みっちり忙しく、オマケに2時間超過しましたからね....。なんか10時間もG短大にいたんですか。正規の仕事時間はそのうち3時間だけだというのに。オヨヨ。
実は昨日の居残り学生さんは、ここのところ休みがちだったために課題が遅れてたんですね。2部の学生さんにはいろいろな事情を抱えてる人が多くいて、中には「ここしか受からなかった〜」と呑気に昼間すごして夜だけ授業受けてる高校卒業したてのコもいますが、別の仕事してたけどやっぱり保育の仕事がしたいから勤めながら資格取ります、とか、家の事情で働きながらでないと短大に行けない、などという学生さんが大部分なんですよ。居残ってた彼女は、まあ普段の会話や提出物やらで、バイトとはいえ現場経験があったり、真面目に授業に取り組んでいるのがわかるので、休みがちになる事情を抱えてるんだろうなあ、と思って、「遅刻したら損だから(学校の規定で3回遅刻で欠席1回になるので)、遅刻だけはしないように気を付けなさいよ。そんなので単位落としたら勿体無いよ」と言ったところ、どうやら彼女の何かツボにはまってしまったらしく、「先生、私実は」と話が始まり1時間半も話し込んでしまったのです。どうしても家庭の事情やら仕事の都合でつい遅刻したり休みがちになることが多く、そのせいでクラスメイトから「そんなにサボるなら学校辞めれば」と言われてものすごいショックを受けたこととか、それでも自分の抱えてる問題を公言するのは言い訳めいてるし、これまで遠回りしたために自分の年齢(26歳)と周囲とのギャップを感じてたり、と。彼女も、そんな話をして遅刻や欠席を甘くしてほしいと思っているわけでもなく、私にアドバイスを求めるわけでもなく、ただ誰かに今思ってることを喋りたかったんでしょう。真面目だけど危なっかしい印象があるのですが、支えて協力してくれる友だちもいるようだし、いろいろ大変だけど、ちゃんと資格を取って、地に足着けて仕事をしていけるようになってくれればと思います。
それに対し、別の学校の学生なのですが、そこの専任の先生から聞いた話。四大の2年生で、後期になってまったく学校に来なくなった学生がいるらしく、今ならまだ欠席回数で留年になるギリギリ間に合うラインだったので電話で話をしたそうです。そしたらどうも、付き合いはじめた彼と同棲ラブラブ生活を送っていることが判明。学費だって親に出してもらってる状態なのに、下宿生だった彼女は学校に行ってないことを親には内緒にしているらしい。でもバイトはちゃんとやってるみたいで、それはとても楽しくやっているんだそう。学校サボっている彼女が、あんまり楽しそうで充実してるみたいなんで、その先生も呆気に取られたようですが、折角資格取得コースで勉強して来たと言うのに、そんな彼との生活や、バイトでの自活で、一生やっていけるのかよく考えるように、って言ったみたいですがね。
ほんと、いろんなコがいるなあ、としみじみ思いました。でもみんな若くて、まだまだこれからなんですよね。と自分の10年前をいろいろ思い出したりして。特に4年前に会社辞めた時、仕事もなくてトホホだった時に周りの方々にいろいろアドバイスもらったりしたことを思い返すと、なんというか、今の状況が不思議なような気がします。(そう、あの頃は前期に1コマしか非常勤の仕事無かったのね....。よもやコレがメインの仕事になるとは思わなかったし、まさかこんな状況になろうとは)

061114tue

 

☆ハードワーカー
いや〜、金曜日から月曜日まで4日間、大部分を家でぽっさーとすごしていたので、表題は矛盾してるんですが、今日さ、ガッコ出るのが11時すぎちゃったんだもん。....午前ではないですよ。午後のですよ。授業が終わったのが9時で、居残り学生の作業が終わるのを待ってたら2時間も超過。おうちに帰ってきたら1時前でした。ああ、明日休みでよかった。
しかも4時から7時半までの空き時間は、会社時代の上司の頼まれ仕事で、学習ツールとしてのWebデータベースの動作検証などを....。上司がガッコまでやってきてくれたので、そこで学習ツールについて侃々諤々。気づくと7時前。で次に専攻科の学生さんの幼稚園の先生向けのアンケートについて相談に乗ったりしてたら、7時半になっちゃってましたわ。

しかし、午前の仕事が終わってから妙に疲れ切ってて、昼ご飯はゆっくりと、甘い紅茶が飲みたいとAfternoon Teaに行きました。ご飯写真撮った。報告は明日します。まあさ、昨日までのぽっさーとした生活と、この1日のハードさの落差が激しすぎるなあ。明日はコトリちゃんでも見て、楽しくすごしたいと思います。

061113mon

 

☆本日のコトリ日記
2時過ぎに洗濯物たたみをしていたら、窓の外の物干竿にシジュウカラちゃんが2羽止まりましてね。で、何やら部屋の中をしきりに覗いているのですよ。天気がイイと窓ガラスに外の風景が反射して、外が続いてると思うのかガラスにぶつかる鳥がいるのですが、もしや、こいつらぶつかってくるのでは?と思いましたら。

1羽目のシジュウカラちゃんが、窓ガラスの縁に着地。中を覗き込むもすぐに飛び立ちました。

そしたら、2羽目のシジュウカラちゃんも、同じように窓ガラスの縁に掴まって、中を覗き込むも、即座に飛び立ちました。

うーん、何がしたかったのでしょうか。というよりも、1羽目のとった行動を、そっくりそのまま2羽目が真似たのがえらいオカシカッタですけど。なもんで、すぐに庭に出て、シジュウカラちゃんの視線からうちの中を覗き込んでみました。
うん、この距離からだと、窓辺に並べてた洗濯物が間近にあるので、「外ではない」というのはわかるかな〜。と思いましたが、ほんと、何が彼らの興味を呼び起こしたのでしょうか。ナゾ。

でもって、今朝はジョウビタキもやってきました。多分、メス。 木立の中で遊んでたメジ子たちを追い払ってました。
明日は1日仕事の日なので、隠居風バードウォッチングができませんが、まあどっちみち雨って予報だし、コトリは来ないかもねえ。

061112sun

 

☆寒!
とうとう、今年の野球が全て終わってしまいました....。最後の最後までありがとう、日ハムナイン!(うーん、虎でないところが淋しいところだが)
しかし、ダルビッシュがアジアシリーズのMVPとはねえ。まあ、アジアの極東の島国と、アジアの最古の文明を持つあたりの西の国(イラン)とのハーフの若者が、新世界(アメリカ)発祥の球技でアジアの王者になる、というのは何かとても面白いものです。

はさておき、いや〜、今日は寒かった。奈良は最高気温13度だったみたいで、じゃあいつも2、3度低いうちのあたりは....、ってことですよ。そんな中、もう、1ヶ月待ち焦がれて待ち焦がれていた方とお会いしてきました。それは!藤木直人似の整体の若先生です。もー今日の凝り具合は並じゃあございませんことよ。なんで、サービスで1時間半も施療してもらいました。ありがたい。
ところで、藤木直人似と書いてはおりますが、イマイチ若先生の顔を覚えていないのです。施療中はずっと下向いてるかしてて、顔なんか見てないので、美形故に印象の薄い若先生の顔が覚えられないという....。多分、街中でばったり会っても一瞬わからないと思います。ただ、声はよく覚えてるんですよね〜。お喋りしながら施療してくれるから。今日の話題は、何故か大阪ローカル局制作のドラマ「部長刑事」の話で(この番組のオープニングには、ショスタコーヴィチの交響曲第5番の第4楽章「革命」が使われていたので、ショスタコ、つーたら、思わず「この番組は一人の部長刑事を通じて社会の治安維持のために黙々として働く人間警察官の姿を描いたドラマである」と呟いてしまうんでいかんわ)、そういや最後の部長刑事は、ほら、あの「必殺仕事人」で目張りを入れた切れ長の目で有名なあの俳優がやってましたよね。そうですね、名前なんでしたっけ。思い出せませんが、「必殺仕事人」では組み紐屋の竜をやってましたよね。誰でしたっけ。顔は思い出せるのに名前がわからないですね〜。真田広之の「高校教師」では変な先生役でしたよね〜。あの人年齢不詳ですよね〜。としばらく言ってたのですが、そのまま話題が流れ、施療も終わり際になって、若先生唐突に、

思い出しました。京本正樹です。

あーすっきりしました。肩も腰も海馬もすっきりです。

でもって、家に帰ってきたら、お庭に楽しい来訪者が! エナガちゃんの大軍です!(もうこのリンク先の写真に悩殺) 数秒間だけうちの庭中の木を飛び回り、去っていってしまいましたが、エナガちゃんは、私の好きなコトリベスト3に入るので、とてもうれしゅうございます(1位は文鳥でしてよ)。
でまあ、ヤマガラとシジュウカラのグループは、たびたびやってきますし、朝はツグミもやってきてましたし、楽しいことこの上ないです。と、隠居のように双眼鏡で楽しんでたら、ゼミの先輩から仕事の電話が来ちゃってよ....。対応してたらまた肩凝ってしまった。うーん、しかしこんなに呑気にしておったら、もうすぐするとえれえ忙しゅうてひーひーになりそうですが、なので明日は真面目に頑張ろうと思います。

061111sat

 

☆コトリ天国
急に冷え込んできた今日この頃ですが、それもあってか、今日は朝からほぼ30分〜1時間おきにチーコたちが遊びに来てですね。もうそれはそれは至福の1日でございました。私、1日中、何もしないでコトリ見て暮らせるのです。
どうやらヤマガラちゃん1羽とシジュウカラ4〜6羽が群れをつくってるらしくて、そのコたちがお庭にやって来るですよ。窓のすぐの物干とパーゴラのところで遊んでくれるので、もう眼福。ガラ族はあんまり人間に驚かないんですよね。結構近寄っても平然としてるし。で、どうやら目当ては木についたムシちゃんらしく、時折なんぞくわえてはもがもがやっておりますが。毎日来てくれるといいなあ。でもこれを見てたら日中はまるで仕事にならねえなあ。

という午前中でしたが、昼から衣替えを兼ねた箪笥の片付けを行なう。母方の祖母が大事にしてたものがいろいろ入ってる箪笥があるのですが、そこに掘り出し物がないか探してみました。まあ、大事にしてたものと言っても、お金になるようなものは入ってないのですけど、未使用の綺麗なレースとかフランス製の刺繍糸とか出てくる。それも、買った当時の値札がついたままだったりして、今の物価の違いに受けてました。祖母はとても器用でセンスのよかった人で、祖父が早く亡くなったので職業婦人をやっておったのですが、その合間に手仕事をよくしていました。で、いろいろ探ったら、祖母のやりかけの刺繍もいっぱい出てくる。うーん、これは私のよだれ掛け?とか枕カバー?とか、いろいろ作り掛けなのです。兎も角勿体無いので、いつか私が仕上げた方がよいのだろうか、と思いつつ、また仕舞いなおしました。しかし祖母も、ものを大事にしてはかなり死蔵してますよ....。なんかやっぱり私はこの血を受け継いでるのかもしれないと思いましたわ〜。私もかわいいと買った布とかビーズとかチロリアンテープとかいつ使うの?って感じだし....。いいの。持ってるだけで幸せだから<それも遺伝か!

061110fri

 

☆天平の煌めき、らしい
ってなわけで、ようやく「正倉院展」を見てきました。見終わったらもう7時だったので、こんなに暗かったですわ。
でもって、正倉院宝物、というのは、大仏さんを作ったので有名な聖武天皇の奥方の光明皇后が、聖武天皇の四十九日に東大寺にその遺品を納めたのが元となっているのですが、今年は聖武天皇没後1250年に当たるってんで、わざわざ皇太子さん夫婦も見に来られたわけですよ。そんな記念の年なので、開催期間もちょっと長いし、テレビでも宣伝しちゃってるし、そこかしこの駅にポスターがばんばん貼ってあったり、シルバー向けの旅雑誌の特集は「奈良の秋」だし、ってんで、ものすごい人でしてね....。先週の3連休などは、3時間待ちになってほどだということで、朝9時に開館なんですが、朝8時過ぎにバスで横を通ると、ディズニーランドなみに人が蠢いてるのが見えましてね....。なんで、空いてるころ合いを見計らっておりまして、今日の金曜日は1時間長い7時閉館なんで、夕方母ちゃんとでかけてきました。
それが、あまりの人出だからか、後援の読売新聞の読売オンラインから、混雑状況がチェックできるという仕組みができてるのにびっくり。1時間おきに更新されてるみたいです。で、今日の4時の時点では、やや混雑で待ち時間無し、だったのでしたが、到着してみると、普通にけっこう人がいます。いつも、空いた状態で見たいので、だいたい平日の夕方を狙っていくわけですけど、今日のこれは、日曜日の昼に見にきたぐらいの混雑具合ですよ。いや〜、今年のフィーバーぶりを垣間見たような気も。
しかし、今年はキンラキンラしたお宝は少なかったですよ〜。わりと地味なのが多かったです。そんな中、今回私が気に入ったのは、大理石の香炉「白石火舎」です。これが、大理石製の大きめの洗面器大の火鉢を青銅で作った5頭のお獅子が支えてるのですが、このお獅子が無茶苦茶キュートなの! もうね、一所懸命に重たい火鉢を支えてるのよ〜。1250年の長い長い間、真剣な顔で両足揃えてシッポピンと立てて背伸びしてねえ。あまりの健気さにオバチャン、涙出そうです。こんな忠実な愛い子がいたら、猫可愛がりするのですが<獅子だけど
あと、前から「紅牙撥鏤尺」という、象牙を紅く染めたモノサシがとても好きだったのですが、今回それもお目見え。これはコトリちゃんの紋様がとーっても可愛いのよ! もう見愡れてうっとりなんですけど、奈良国立博物館のサイトの財宝紹介ページに、「毎年、2月2日に撥鏤尺を皇帝におさめる儀式が行なわれていた」って書いてあって、まあ!私のお誕生日にそんな行事が!とこれまで以上に親近感。いやでもほんとうにかわいいです、「紅牙撥鏤尺」。
という感じで、混雑もあったので、けっこう見るのに時間がかかってしまいました....。なんで、7時に見終わり、バスに乗っておうちに。まあこれも近所に住んでるからできる技なんですがねえ。来年はどうすんでしょうか、私。お休みの日しか見に行けない〜。困ったもんだ。

まあ、明後日日曜日でオシマイなので、明日から2日の混雑ぶりは考えたくないなあ....。ほんと、今年の人出は普通じゃないわ〜。だってウィークデイですら人がうようよなんですもの。
でもまあ、ペナントレースが終わってつまんない...とがっくりきてたけど、アジアシリーズ、けっこう楽しんでます。新庄とセギノールがいないのが淋しいけどね。そうそう、セギノールって、パスポートの更新切れで今回出場できないんですよ。実は10月の初旬には期限が切れてたそうで、日本シリーズはヘタすりゃ不法就労ですがな、ってとこだったらしいですけど。ともあれ、小笠原〜、お願いやから巨人なんかに行かんといてくれ〜。<まるで日ハムファンか

061109thu

 

☆濃尾平野の空は広いな大きいな
今週はまた2年生が実習中なので、3時からの1コマだけに出席するために名古屋まで行ってきました。一所懸命にでかけたのに、あっという間に授業終わるし....。なんというか。
でもって左は、お昼に食べた先週と同じパスタ屋さんの念願の「名古屋コーチン玉子の炭火焼きパンチェッタのカルボナーラ」でございます。玉子崩して撮ってみました。うーん、私の好みから言うと、もうちょっとチーズの風味にパンチがあったらよかったのに! かなりマイルドなお味でしたよう。私の一番好きなカルボナーラは、西宮は甲東園にあった「パスタおじさん」というお店のですね。飲み会でよく利用してましたが、みんなでバケットを別注文して残ったソースも余すところ無くきれいに食べてました。いつも。

で、今日はすーごくいい天気でしたね。雲一つない快晴。しかし、寒かった昨日に比べてけっこう暑いし....。そして名鉄に乗っていると、名古屋市内から出ちゃうとかなりローカルな雰囲気なので、電車からの見晴しもとてもよく、濃尾平野って空がとっても広いなあ、ってつくづく思いました。阪神間育ちなので、山が見えないとちょっと不思議な感じがするのです。したがって、夕陽が沈んでいくのも下の方ですねえ。左は3階の校舎からパチリ。ほんものの落日は、まさにアカネ色でした。

でまあ、行きはえらい肩凝りで、気分が悪いほどだったのですが、帰りの名鉄で15分ほど寝たらすっきりしちゃって、その後は調子こいて本読みながら帰ってきました。

トンケ・ドラフト『王への手紙 (上)』 (岩波書店、2005)
現在、岩波少年文庫読破強化月間なもので。随分前に児童文学塾のM崎さんに「結構おもしろかったのよ」と教えてもらってたのですが、ようやく。これがまあ、けっこうぐいぐい読んじゃってます。最近、なかなか読書の波に乗れないことが多くて、本を読む能力が落ちたかと思ってたんですが、結局は本の世界に引っ張られないと読まない、ってことですね。内容は、ロウティーンの少年向けの物語で、ゲド戦記なんかに比べたら、シンプルでわかりやすいお話なんだけど、主人公が清々しいのですよ。騎士見習いの少年ティウリが、陰謀によって命を落とした英雄の最後を見取ったために、否応なく巻き込まれる国家間の争い、そして冒険の物語。兎も角、登場人物がみんな「騎士たるもの、忠誠を誓い、高潔であれ!」ってなノリでしてね。非現実的なほど実直でキレイゴトな方々なんですが、この暗澹とした気分になる今の世の中には、この清涼感が貴重にさえ思えます。

061108wed

 

☆まあ私は未婚で結婚の予定もないので少子化の要因ともなっているわけですが
昨日は夜中に眠い〜と思いつつ書いたので、不十分でしたが(私は高市某がどうにも好かんのですよ。うちの選挙区なんですけどね....。あ、今はちがうっけ)。
で、 こないだNHKスペシャルの「赤ちゃん〜成長の不思議な道のり」でもやってたのですが、生後1年間が、如何にその人間の重要な時期であるか。「生理的早産」でヒトという種族が、他の動物に比べ、1年早産した状態で生まれてくるのは、誕生後1年間で発達する要素が、母親の胎内ではダメで、社会的な環境、つまり人と人との間でなされなければならないからなのです。ちなみに、生後1年間で発達する特徴は、1)直立姿勢、2)言語、3)洞察力ある行為、の3つ。つまり、1)道具を使いこなしていくための能力、2)同じ種同士、複雑なコミュニケーションを取り、また文化を伝達・伝承する能力、3)自分の行動をスケジューリングしたり、他人のことを思い遣る能力など。1人の人間が人間として存在するためには、生後1年間を人の間で成長しなければならず、また、その際には特定の誰かと愛着関係(アタッチメント)を形成し、自分が愛され、守られていることを実感し、精神的に安定することが不可欠なんですね。

まあ、端的に言うところの「女は家で子育てしろ」というのは、女性蔑視!性差別!などと叫ぶ人もいるだろうが、やはり、ここは父親より祖父母より何よりも“へその緒でつながっていた”という揺るぎない事実がある以上、母親が育児の中心を担うのがやはり最上と思うわけです(もちろん、一人でやれよ、と言ってるわけではないです)。確かに、様々な事情でそれが叶わないことも重々承知。不幸にも母親と引き離されてしまう赤ちゃんも数多く、特に近年は増え続けています。前は乳児院に入所している子どもの措置理由は、大概は親が死去とか病気とか経済的な理由、というのが大半であったけど、実際に実習に行ってきた学生からの情報によると、今は虐待やネグレクトで入所してくる子どもが多いとのこと。もちろん、そうした子どもたちを養育する立場の保育者は、それこそ措置されてきた子どもをわが子と思い、人生を賭けるぐらいの信念で仕事していると思います。そうでなければ、その子どもは不幸です。無条件で愛されるという経験は、1人の人間が人間として強く豊かに生きていくために不可欠なものだからです。

今、とても傷つきやすく、自己中心的で、妙にプライドだけが高い若者が増えているそうです。現にそうです。物質的には充足しているけれど、精神的には飢えていて、でも人間関係をうまく取れないが故に悪循環。自分は特別な存在だと思い込んでるけど、誰かにそれを認めてもらっているわけでもない。そういう若者は、やはり幼少期に無条件に愛されたという経験が不足しているからじゃないかと思うわけです。赤ちゃんは、特に生後1年までの赤ちゃんは、大きくなるとその頃のはっきりとした記憶が無い故、何もわかっちゃいない、考えちゃいない、覚えちゃいない、と思ってしまいがちですが、実はそういう表層的なものでない、魂や体に刻み付けられる経験をしているのです。その頃に、母親が、自分ではなく、外を向いている、という感覚は、ぬぐい去れないものとして刻まれるものだと思うのですよ。様々な事情で育児中心の生活ができない、という母親でも、気持ちが赤ちゃんの方をしっかり向いていれば、赤ちゃんもそれを敏感に感じとる。一日の大半を離れて生活していても、固い絆で結ばれている安心感を持つことができます。

しかし、中にはそうした関係を自分の子どもと持とうとしても、できない母親がいるのも事実。育児不安や、それによって生じる虐待などは、母性神話の引き起こす悲劇なわけですが。

別に下村博文官房副長官の肩持つわけでも、彼が正しいとも言うつもりはないけれど、結局はなんというか、昨日のニュースはあまりにも細部を穿った揚げ足取りにしか思えないですよね。だから、バカじゃねえの?と思ったのですけど。
赤ちゃん中心にこのことを考えるとするとだ。やはりせめて1歳までは家庭で母親が育児をすべきです。でも様々な理由でそれが叶わない家庭もある。そしたらなるべく叶えられるような社会システムにすべきだし、また、生まれてくる赤ちゃんのためには、母親の意識改革、さらに今の育児に関する一般大衆の考え方を改革すべきと思うのです。女性のキャリアとかよりも何よりも、この世の中で無条件に一番大切にされなければならないのは、幼い子ども、特に生まれたばかりの赤ちゃん。

でですね。昨日のNHKスペシャルの夜中の再放送で、地球温暖化のことをやってて、本当にこれからの未来はどうなってしまうのだろう、と暗澹たる気持ちになってしまいました。
少なくとも、自分達の孫の世代には、もしかするとおいしいお刺身が食べることが叶わなくなってしまうかも。高温多湿による感染症が広がっているかも。そんな暗い未来を少しでも回避するのは、やはり1人1人の意識の改革で、そのための教育、社会システムの構築。特に突き詰めると全ての悪因となっているような気すらする「自分達がよければそれでいい」という考えに固執しないようにするためにはどうすればよいのでしょうかね。

昨日は、アシスタントのM田さんと、今の教育システムや社会状況に嫌気がさしてるなあ、という話から、最終的には、「コミュニティを作るのがそれを解決する一番の糸口なんでは?」などという飛躍した話をしてしまいました。うーん、ヘタすりゃ新興宗教っぽくてそれもどうか、という気もするけどな。

ともあれ、地球温暖化と、今の若者の現状が、本当に鬱々とさせられますね。しかし鬱々しているだけでは何もならないから、とりあえず明日の学校ですよ。とはいえ、所詮ドロ・ナワ子なので、とりあえず明日の授業がナントカなればイイや〜、という今のテイタラク。
というわけで、とりとめなく終わります。終了。

061107tue

 

☆小笠原のバカヤロー
バカバカ!信じてたのに! 絶対に巨人なんかに行かないって信じてたのに〜〜〜!!!(がっくり)

さておき、寝こける4歳児を小1時間だっこし続けたので、筋肉痛になる、今日あたり絶対なる、と思いきや、まったくならないのですが、そういう肉体になっているのですか、私。まあ、殆ど腕の力を使わずに抱きかかえる方法には長けていると思うわ、自分。あれはね、腰の骨で支えるのよ! 腰の骨の上に子どもを跨がせるように抱くのです。そうすると腕にはあんまり来ませんな。下手すると腰に来るけど。

ってなわけで、2週間ぶりに早朝から夜中までの日でした。しかしほんと今日は風がきつかったですね。休み時間に校舎間を移動してたら、うっかり落とした数十枚の出席用紙(未使用)が本当、マンガみたいに中庭に舞い舞いしてしまい、居合わせた学生さんと拾い集めるというハプニングが。いやあ、テストの解答用紙とかでなくて本当よかった。

でもって、今日の空き時間3時間半は、コンピュータ室の副手のM田さんと教育談義をずーっとやってました....。朝イチの授業では、こないだNHKでやってた最新の新生児研究のビデオを見たり、まあ、いろいろ収穫もありました。まとめられたら明日にでも。

そうそう、みなさん、以下に対してどう思います?

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「家で子育てしろは残念」 高市担当相が不快感[ 11月07日 11時17分 ]

高市早苗少子化担当相は7日午前の記者会見で、ゼロ歳児保育見直しに言及した下村博文官房副長官の発言について「生活やキャリア確立のために歯を食いしばって働く女性がいる。一律に仕事をやめて家で子育てしろと言い切られるのは残念だ」と述べ、強い不快感を示した。 高市氏は「子どもにとって母性が大事な時期はあると思うが、いろいろな人生、暮らし方がある」と指摘。政府が進める待機児童ゼロ作戦を継続する考えを強調した。 下村氏は、5日の講演で「保育園に入れるより、母親が家庭で1歳ぐらいまで子育てできる社会システムへの方向転換が必要だ」と発言した。

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スイスの動物学者ポルトマンが、「人間は『生理的早産』で生まれてくる」、つまり、他の動物が生まれた時から持っている能力を獲得するのに、人間は誕生してから1年も必要とする、と言いましたが、ヒトという種族は、生まれてから1年でどのような環境でどのような発達をするのか、そういった人間としての根本から教育を見直さないといけないんではないですかね。と付け焼き刃で「乳児保育」の授業も担当しているために勉強中の立場から囁いてみる。そしたら、経済的に困窮しているのは兎も角も、極私的な理由である「女性のキャリア」とか言ってられんと思うわけよ。あんたが腹痛めた子どもがよ、どんな人間に成長するか、多くの可能性を秘め、また決定的となってしまう大切な大切な時期にそんな自分の都合ばっかり考えるんじゃねえよ、バカヤロー、ですわ。自分の子どもに対し、それ以上に、赤ちゃんと言えど一個の人間に対して、あまりにも無責任甚だしい。そして、教育基本法を改正する前に、教育と保育に予算をもっと上乗せして、各クラスの人数を減らして、保育者&教員養成をもっとハイレベルにしなきゃ、なんの解決にもなりゃあせんと思います。切実。

061106mon

 

☆大阪コテコテツアー補完
案の定、バテてました。それでも明日の授業の準備はせねばならんし....。ということで、昨日一昨日の補完。

うちの伯母(母の姉)は、道後温泉のホテルにお嫁に行きまして、数年前長女に女将の座をゆずって引退したのですが、伯母のところの子どもは四人姉妹なのです。しかし若草物語とか細雪的な展開にはなりませんで、まあとりあえず4人とも去年全員片付きました。で、3番目が私と同い年で、その家族と伯父伯母が道後から車に乗ってやってきたわけです。道後温泉のホテルから来たというのに、急遽行くことになった&三女のうちはごく一般的サラリーマン家庭のため、安いところを探したらスパワールドのホテルに宿泊するハメになっとりましたがな。これがまあ、「世界の大温泉!スパワールド」つーのはですね。かの有名な通天閣のすぐ近くにあるんですがな。新今宮ちゅう駅に降りた途端、なんというか、道がしょんべん臭いんですがどうなんですか大阪市。まあJR越えたところはかの釜ケ崎なわけで。まあ一番ディープなオオサカですわな。
私自身、伯父伯母従姉に会うのは、その従姉の結婚式以来8年ぶり。しかし従姉の旦那が大阪着いた途端にリンパ腺を腫らして寝込む、というハプニングが襲い、兎も角うちの両親と伯父伯母とチビ二人ということでもって、自ずと私の使命は次男の4歳児ハルくんの子守役となりました。
まあ、ハルくんは物おじせず、愛嬌のある子で、カキクケコがタチツテトになるため、私の事はずっと「アイトちゃん」と呼んでおったがな。で、寝込む従姉の旦那をそっとしておこう、ということで出かけました。まずは通天閣に向かって歩いて行ったんですが、あのあたりもすっかり変わりましたね....。前はヘンコなおっさんばっかり歩いてた街やったのに、すっかり観光化してます。

 
通天閣です。展望台にのぼりに行きたかったけど、行列だったので諦めました。でもう夕飯食べに行こう、いうことで、タクシーに乗って鶴橋へ。鶴橋ゆうのは日本最大のコリアタウンでして、まあ焼肉屋がひしめいてるわけですよ。もうこうなったらディープオオサカツアーいてこましたろ、な気分になったため、そのような選択に。しかしアテにしていた鶴一が5時半の時点で1時間待ち、と言われて別のお店にしました。そこはわりと本格韓国料理のお店でして....。うーん、肉を焼くのとチビに肉あ食わすのに集中していたため、写真も何も撮ってないわ〜。チヂミがおいしゅうございました!
で、6時半過ぎにはもう食事も終わってしまったために、次は道頓堀に移動。近鉄で鶴橋から難波まで出たのですが、愛媛の田舎から出てきたチビ二人は、電車が珍しいのです。それも地下を走る電車が....。チビら二人も電車で満足したところで、戎橋方面に移動。
 
左は道頓堀の水面に映るネオンサイン。ネオンが、ネオンがし〜み〜〜る〜<それ、道頓堀やのうて新地の歌やし。


で、ドンキの観覧車に乗ってきました。実は夜に乗るのは初めて! けっこう面白かった。中央左にあるちっちゃいけど細長い光が通天閣。


ということで、ドンキの観覧車とお月さま。 どうもチビ二人は、この観覧車が一番楽しかったようで、おうちに帰ってからも「観覧車楽しかったね〜」などと言ってるらしいです。うんうんよかったよかった。

で次の日、また天王寺まで出かけてですね。天王寺公園の中の大阪市立美術館に行ってきました。

住友家の本邸跡地に昭和11年につくられた由緒ある美術館です。戦後、このあたりはドヤ街になったけど、昔は閑静な住宅街だったんですよね〜。うちの母方の元々の家もわりとこの近くだったのでsした。

でまあ、「こども二科展」ですが、展示会場が地下で、おそらく1500点ぐらいが展示されてたと思います。1500人の子どもたちと、そのつきそいの家族で、あたりは騒然。しかも展示室のパネルに天井の高さまで絵がつり下がっている。あまりの大量の子どもの絵に、肝心のひーくんの絵がどこに展示されてるか全くわかんないのですよ。そんな中、私は4歳のハルくんの手を引いて、5ブースに仕切ってある展示会場を彷徨いました。キーワードは「豆まきの絵」「紫色の鬼」だと聞いてたので、それらしきものを探す。しかし全然なくて、「ひーくんの絵、どこやろねえ」と言いながら、ハルくんと目をきょろきょろさせ、最後のブースに辿り着く。ここにも見当たらない〜と思いつつぐるっと見てたら、ハルくんがいきなり「あ、ひーくんの絵あった」。そして彼の指差した先には。


ありましたよありました。紫の鬼の絵が!(まん中上から2番目です)
うちの従姉など、「どんな絵やったかよく覚えてないんよ」と言ってたのに、この絵をひーくんが描いた当時まだ年少さんだったハルくんは、お兄ちゃんが描いた絵をしっかり覚えてたんですね〜。なんかすごいなあ、子どもって。大人だけだったら、こんなにすぐには見つけられなかったかもしれません。でようやく従姉夫婦や本人、伯父伯母もやってきて、「こんな中からよう見つけたね!」と感嘆の声をあげつつ、記念写真など撮っておったのですが、それからハルくんは、「俺の役目は終わった」とばかりに、「眠い〜」を連発し、ぐっすり寝てしまったのでした....。お兄ちゃんの表彰式の間中ずっと。仕方ないので私がだっこしておりましたわ。まあ、寝こけた子どもをだっこするのは商売上慣れてますけどね....。いやでもほんと、お兄ちゃんの絵を探すのに力使い果たした、という感じでしたよ。
しかし、表彰式もさ、なんかちゃんとした会場があって壇上があるのか、と思ったら、紅白の幕を張っただけの倉庫みたいなところにぞろぞろ行列で入って行って、ベルトコンベアーのように表彰状を受け取る、という仕組みなの。なんだかな。

という感じで、ドタバタと終わり、従姉家族たちは帰っていきました。次はいつ会えるのでしょうね。うちの両親は、似非孫と遊んですっかり疲れ果て、「あんたが結婚して子どもできても、もうお母さんは面倒見ません」言うてます。

061105sun

 

☆降参
あかん。もう最高眠いです。2日に及ぶ珍道中の顛末は明日にでも。

そうそう、スーザン・クーパーの『光の六つのしるし』からはじまる「闇の戦い」シリーズが映画化決定だそうで。中学の頃に最初に読んでから二十年以上たちますが(きょえ!)、大学時代にこの道に進むと決意した時の記念に自分で全4冊買い揃えた、というぐらい好きなシリーズなんですけど、なんか微妙ですね、気分。兎も角、あのめくるめくようなイメージが映像化されちゃうのか〜と思うと、妙に残念な気もするのです。もうお願い、私の大切な世界をそっとしておいて、というのが本音かも。でも、ジブリと違って、あちらは原作通りにつくるのが基本なんで、まあそれが救いかなあ。主人公の誕生日である冬至の朝の風景とか、クリスマスの光景とかは、本場イギリスの雰囲気を見たい気がするけど、肝心のファンタジー部分はやっぱり各自の想像に任せようよ〜、と思うのですよ。きっと、想像の中の方が美しくて豪華絢爛で静謐で神聖だと思うので。
とはいえ、『光の六つのしるし』といえば何?といって即座に思い起こすのは、冬至の朝の焼き立てパンに蜂蜜をぬったやつ! なので....。所詮食い物絡みか。

061104sat

 

☆大阪オノボリ観光
ってわけで、今日は従姉夫婦とその息子2人(小1と年中)、伯父伯母が天王寺までやってきたので、両親と私とで出かけてきました。実は小1のひーくんの絵が、「子ども二科展」で入賞したので、その表彰式が大阪市立美術館であるためにわざわざ愛媛から車で家族でやってきたのでした。まあ、詳しくは明日....。表彰式は明日なので、また明日でかけてきます。

061103fri

 

☆お休みデイ
うーん、何も書くことがないでござるよ。

今日はぽさーっと読書の日でした。明日明後日と動きの激しい日々なので、その余力を遺しておこうという算段。あとちょっと、私事で調べものをしていたら、時間があっという間に....。うーん、ネットって時間食うよなあ。実は4月からの仕事の都合で、2月ぐらいには某所で独り暮しを再開するつもりなので、そのために今からちょこちょこ調べたりしてるんですが、よくよく考えたら、これまで住んでたところは、
1.大学時代:学校紹介(都内2万円アパート)
2.院時代:友だちの家が管理人やってるマンション(震災で全壊....)
      &(住むところを失って)友人が入居してたハイツ
3.会社時代:会社斡旋(これがえれえ狭いワンルームでよ)
      &公団の災害復興住宅(とてもよいお部屋でした)
と普通に不動産屋で探したことないのですよ! なもんで、いろいろ不動産業者の評判とかまで調べてたら、もうドツボにはまるしかないですね。賃貸物件も博打みたいなもんですなあ。とはいえ、ネットがある分、以前よりかは家探しも楽になったとは思いますけど。どうにも、何処かに遊びに行く時も、調べて調べて調べまくってから臨むタイプなんですけど、今回もその性分を如何なく発揮しているようです。なもので、あのあたりのことにはかなり詳しくなってきました。所詮バーチャルですけどね。しかしほんとにあそこに住むのか....。なんかおもむろにイヤというか不安というか面倒臭いというかそういうないまぜな気分になりますね。トホホ。とりあえず新生活まで半年切っちゃったし、ほんとどうなるんでしょう、私の人生。

で、今、ちょっと思い立って、昔、会社で斡旋してもらったマンションの不動産情報を調べてみたんですけど、当時(わあ、もう10年前だ)、家賃が6万5000円ぐらいしたんですよ。ま、会社から家賃補助出てたんですけど。あの頃は震災後で、物件かなり不足してたからあんな駅から遠い物件(会社には歩いて5分でしたが)でも、ものすごく高値だったのですが、今見たら、3万5000円になっている。ひどいなあ。
しかし、会社斡旋とはいえ、住んでるのがイヤになるところでですね....。窓の外はすぐに新幹線が走ってましたし、6畳と言って、部屋の広さ4畳半ぐらいしかなくてですね、夏は帰宅すると温水器のせいでサウナ! しかもマンション名が「プリンセス」。....噴飯ものです。でも、よく朝エレベータでいっしょになった同じフロアの美容師の女の子は、「ここの名前が気に入ってここに決めたの」なんつてました。爆笑堪えるの必死でした....。しかし私が退去した後、空き部屋からベランダづたいにストーカーが女性の部屋に侵入したという事件が発生。その後、その犯人が捕まって、そのマンションの合鍵を複数所持してるのが判明しましてね。私が入ってた部屋のもあったとかで。後に警察が事情聴取しに来ました。鍵を落としたりしなかったかとか聞かれたんですが、結局は管理業者の鍵の管理が杜撰だったことが判明したようです。しかし、会社もとんでもねえマンション斡旋してくれたもんですよ。という二の舞いは絶対に避けたいので、なんとかいいところ探さないとねえ。

とさて、 明日は、愛媛から、従姉家族と伯父伯母が天王寺までやってくるので、でかけてきます。

そうそう! 今年はコトリが庭によく来ます。去年は全然だったけど、このところ、毎朝、メジロの集団とシジュウカラのつがいが交代でやってきて、アラカシの茂みの中でひと仕切り遊んでいくのですよ。そしたら今日は、細めでしっぽをぴるぴる動かすコトリがやってきたので、双眼鏡でがんばったところ、ウグイスでした! この冬はコトリライフが充実しそうで楽しみです〜。

061102thu

 

☆ドラちゃん
ってわけで、今日は3時からの1コマだけのために名古屋まで。あっちのバスの時間もあるので、10時ちょっと前に家を出て、駅の近くの商店街でお土産に「ジャンボみかさ」を購入しました。みかさ、というのは、つまり“どら焼き”のこと。関西では、あの形状を奈良の三笠の山になぞらえ、“みかさ”と呼ぶのが通例です。で、ふつうのみかさは、どら焼きと同じく、直径8センチぐらいの大きさですが、奈良の東向き商店街には、大きめのみかさを売ってるお店がいくつかあるのです。それもだいたいは15センチぐらいなんですけど、「ふる里」という甘味屋さんには、直径25センチ、重さ600グラム強のでっけえみかさが売ってるのですよ。

ところで、ちょうど奈良公園を10時過ぎぐらいに通ったのですが、修学旅行生やら初老の人の団体やら、うようよ人がいまして、また正倉院展の前には大行列。多分500人ぐらいはいたと思います。ひょえ〜と思いつつ、駅に着いたらまた人が多い。こんなに人が多い奈良も最近見たことがないですよ〜。明日からの3連休が思い遣られます。とはいえ、奈良発の電車はまあまあ空いてて一安心。しかしどうも朝起きた時から、口の中が腫れてて、歯も浮いてるし、いや〜な感じ、と思ってたんですけど、冷え込んだのか妙に下腹が痛い。私は冷えると下腹が痛くなってきて、別にお腹を下すわけではないんですが、鈍痛で、動けないわけじゃないけども、もう何もかも投げ出したくなるぐらい辛いのですよ。あっためると治るんですが、カイロもないし、もうヤダヤダ、でもお腹が空いたからお昼はちゃんと食べないと〜と思い、前から気になっていたJRと名鉄の乗換の時に前をいつも通るパスタ屋さんに入りました。でもって、リッツーさんに「お腹痛くて辛いのよ〜」つてメールしてたら、注文したローズマリー風味トマトソース生パスタ、がやってきましてね。
で、名鉄の時間もあるし!と思って急いで食べはじめましたら、まあなんと、お腹が痛いのが飛んでいってしまいましたのよ〜。あったかいもの食べたからかな。(しかし、お腹が痛いと苦悶しつつも写真を撮るのを忘れない私)
今日は、トマトソースならさっぱりしてて食べれるかな、と思ったので、「本日のパスタ」のこれにしたのですが、メニューの写真の「名古屋コーチンとパンチェッタのカルボナーラ」が異様に旨そうなので、来週はこちらにトライします! あ、今チェックしてたら、モーニングのバニーニも旨そうだ〜。

ってなわけで、無事ガッコに着きまして、お土産のジャンボみかさが先生方みんなに大受けし、大満足。でもって、ジャンボみかさなんですけど、どんぐらいでかいかって、

ドラえもんがあまりのドラ焼きの大きさに至福の表情になるくらいです。....いや、ちょうど東京土産の「ドラえもん人形焼き」もあって、いっしょに撮ってみました(カットしちゃったあとで残念)。ドラちゃんの大きさは、だいたい4センチぐらいなんで、想像してみてください。

「ドラえもん」のお話の中に、接写したドラ焼きとドラえもんの映像を合成して、巨大などら焼きに歓喜するドラえもん、という映画をつくる、というのがありましたけど、まさにそんな感じ。

しかし、小さい頃、ドラえもんに登場する“どら焼き”という食べ物が何かわからず、ドラちゃんがそんなに大好きなお菓子、いっぺん食べてみたい!と思ってたもんですが、それがおやつによく食べる“みかさ”と知った時、初めて東西のカルチャーギャップを痛感したのでありました。

という感じの1日でした。そうそう、昨日泥縄でつくったひよこのペープサートは、歌いながら演じたら、学生たちが「かわい〜」とため息とともに言ってくれたので、とても報われましたよ、よよよ....。また楽しいもの考えてつくりたいと思います。ほんと、こういうのって、考え出すと止まらない。授業中、学生の相談に乗ってて、「カレーライスの歌の、“ぐつぐつ煮ましょう”のところ、どうしたらいいかな」というのに、すごく面白いアイデアが浮かんでしまいましたし。ああ、やってみたい。やってみようかしら。まあ、学生を差し置いて、一番楽しんでるのはもしや私か。

061101wed

 

☆ドロ・ナワコ
ぎゃー、今日から11月ですってよ!

なもので、今日は明日の準備をせこせこと泥縄状態でやってました。私の名前はドロ・ナワコです。
明日は2年生が実習なので、1年生の授業だけのために行くのですが、明日から3回にわけて「ペープサート」を作る予定なのです。なんで、そのための見本と作成の手順など。今回は、「歌」を素材にして、人形のデザインから操作の仕方、舞台の作り方までオリジナルなものをつくろう、という目論見なので、自分でそれらを構成するには、どのような手順で何を検討すればいいのか、というのをシートにしてみたわけです。世の中、脚本や型紙、演じ方まで載った親切な本はたくさんあるのですが、自分で企画する方法を指南したものってのは見たことないのよ〜。演じ慣れてる人だったら、自分のアイデアでうまくつくるのも簡単だろうけど、初めてでそれは難しいので、段階を追ってやれるよう、シートをつくりました。さて実際使ってみたらどうなるか。明日のお楽しみ。

でもって見本は、「かわいいかくれんぼ」にしました。「ひよこがね、おにわでぴょこぴょこかくれんぼ。どんなにじょうずにかくれても、きいろいあんよがみえてるよ」っていうのですよ。ひよこを2羽と、お庭に見えるようにチューリップ2つとジョウロをつくったところで力つき。2番のスズメと、3番の子犬は、学生と一緒に作る予定です。しかし、いろいろ舞台をどうするかとか考えるのは楽しいわ〜。できたら写真撮ってアップしようそうしよう。なかなかのアイデアものができましてよ。オホホ。

とさて、今日のおやつ、アンテノールの阪神百貨店限定「カスタードシフォン」でございましてよ。

シフォンケーキの中央の穴の部分にカスタードがつまってます。直径は15センチぐらいで、4つに切るといい感じの大きさかな。それが630円って、なんてリーズナブルー。

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