★今日のひとこと
その日のよしなしごとと読書日記。たまに実験料理の成果とか、雑貨屋はしご記録とか、プロ野球の話題とかも。

050515sun(050516記録)

 

☆名古屋雑貨屋ツアー
昨夜、あれだけ油物とビールを飲んだので、くたばってるかと思いきや、朝から好調。とこさんが準備してくれた朝ご飯に昨日食べれなかったケーキまで。イチゴの入ったクラフティがとってもおいしゅうございました。

で、10時半過ぎに雑貨屋ツアーに出発。前半は歩きだと移動しにくい、ということで、ご主人が車で数件回ってくださるということに。


まずはstudio'mの直営店「クーヴェール・ア・ラ・メゾン」に。私は独り暮し時代はここの食器が好きでよく使ってたんですが、そこの直営店ですよ。....でも今は独り暮しでないので、「ほしい....」と思いつつも買えず。まあ見るだけで満足。

次はかわいいもの雑貨系「えいこーんず」に。手作り雑貨が多いのだけど、ここではランプワークのガラスのきのこのピアスとストラップを買ってしまう。うう、最初から飛ばしてます。しかし、私の年齢でこのピアスは「可」なんだろうか。いやでも、一目惚れしちゃったし。かわいすぎます。持ってるだけでも楽しいからいいや。

そうして、次は本山の方に移動。ご主人とはここで一旦お別れ。歩いて移動することに。
住宅街の中の古い家屋でやってる「マカシラ・ハログナ」に。ちょっと懐かしめの雑貨が並んでるお店でした。そこの3畳ほどでのギャラリーでやっていたイラスト展のTシャツに一目惚れ。....本日一目惚れ2回目。「CHENNEL 34」というまだ大学生のイラストレーターさんの作品。 黄色のTシャツにシーツオバケ(よくスヌーピーとかにも出てくる子どもがシーツかぶって「オバケだよ〜」ってやるやつですよ)のイラストです。....これもよく考えたら、私の年齢で「可」ですか?



時折雨に降られつつたらたらと歩いて、今度は「文芸雑貨サカ」。ここは買物はせずだったけど、お店の入ってるマンションがなんとまあ、私のモロ趣味で。築30年以上と思しき、マンションというよりもアパートなんだけど、坂の途中にあるせいか、見晴し抜群。屋上にも上がってみました。あと各部屋のドアの入口のタイルがもう、ツボでした。ここに住みたいです。ただし、お風呂がない感じが....。それは困るなあ。って、名古屋に住んでどうすんだ私。

そこからまたしばらく移動。「雑貨もか」というお店に。ここも古いものとかデッドストックもの多し。そして、トンボ鉛筆のデッドストックを見つけたので、鉛筆好きのTちーへのお土産とする。この鉛筆、どうやらメモ帳用らしく、細めで短くてかわいい。....使えません。飾っておきます。(そう、私の分も買ったのよ)

次、電車に乗って移動。吹上にある「アンティークマーケット吹上」に。ここは1階から4階までぜーんぶアンティークショップor骨董屋。フロアがいくつものブースに分かれてて、一件一件しらみつぶしに見て行きます。うう、興奮するぜ。とはいえ、値段のバランスもあるので、専ら鑑賞オンリー。でも、いかにもヨーロッパののみの市みたいな雰囲気のところもあり、懐に余裕ができたらじっくり見てみたいなと思いました。
で、お腹が空いたので(この時点ですでに2時半)、このビルの屋上のカフェでお昼。オープンカフェで緑もいっぱいでとても気持ちがいいでした。でもって煮豚丼を食べました。あっさりめでイイ感じ。

そうして次は栄に移動。うろうろ歩いていろいろ細かく見たけど、名古屋では定番のお店「SEANT」でクルテク(もぐらくん)の作者ミレルの画集とハンガリーの切手を買ってしまう。....これで打止めね、と心に決心。

そして、6時25分の名古屋発の特急で帰りました。帰り間際にいろいろハプニングがあったけど、まあそれは置いておいて、ともあれ1泊2日の目まぐるしい旅でしたが、とこさんとご主人のお陰で、無茶苦茶内容の濃い旅となりました。感謝感謝です。名古屋、かなり楽しいかも。いろいろ行きそびれたお店もあるので、今度また計画立てて行きたいと思います。ふふふ。その時にはまたよろしくです。

050514sat(050515記録、050516追加)

 

☆憧れのおねえさん
朝、6時に起きて(寝たの3時半でよ)行ってきました愛知まで。奈良からだと近鉄で名古屋まで、西大寺と大和八木の2回乗り換えなければなりません。でまあ、大和八木で難波発名古屋行き特急に乗り換えたわけですが、ホームにいる集団を見てイヤな予感が....。予感適中。車内、無茶苦茶うるさかったです。最近、乗物にはついてないなあ。ぐっすん。合計16人ほどの中年の集団が私の前の座席からおったんですが、「ここは貸し切りじゃねえ!」と叱り飛ばしてやりたくなるほど、みんな大きな声で喋るんですわ。しかも、私の前の席のおじさんは、かなり離れた席の友人を大声でたびたび呼ぶのです。うつらうつらしかけてたときには、マジで飛び上がりそうになるほどびびりました。さらにその集団とは違う隣の家族連れは、2歳ぐらいの女の子が、お母さんに叱られて(これも大声)癇癪を起こして絶叫すること数回。....あー、みんな公共道徳を守ろうね。しかし、「愛・地球博」にでも行くのに興奮してんのかね。

でまあ、10時過ぎに名古屋に到着し、東海道線で豊橋まで。ここまではよかったが、飯田線って、1時間に1本かよ! でトイレに行ったら、今日出席すると聞いてた東京在住のゼミの後輩IMちゃんとばったり。....ああ、飯田線での睡眠時間がなくなるとちょいとがっくりしつつ、彼女の取り留めのないお喋りを1時間電車に乗って聞いて教会に到着。そしたらT越先生がすでに秘書さんといっしょに到着していた。んで先生が私に会っての第一声。
「昨日のアレは久々に気持ちイイ勝ち方だったけど、相手楽天だから当然だよね」
....先生、IMちゃんがきょとんとしていますって。

さて、今日式のある教会は、ゴスペルで有名な教会らしくて、式の中で歌う賛美歌(聖歌?)がゴスペル風。たびたび「ハレルヤ〜!」と間の手が入るのであった。
しかし、Y子ちゃんのお相手、年下と聞いていたが、なんと7つも下! どびっくり! ミュージシャンとは聞いてたが、茶髪のにいちゃんだし! 


教会式が簡単な披露宴みたいなもんだったので、指輪の交換とか一連のが終わったら、スピーチや歌の余興がはじまる。沖縄風の聖歌を三線で弾き語りとか、新郎の友人のプロのミュージシャンのピアノ弾き語りとか、うちの先生のスピーチとか。
それの中で、二人の馴れ初めが紹介されたんだけど、なんと、今から10年ちょっと前のその教団の記念集会で、若手の中心としてバリバリ動いてたY子ちゃんを、まだ中学3年生の新郎が一目惚れした、というのがはじまりらしいのです。新郎が思い続けること10年ですって。で、わりと最近、急にY子ちゃんが「結婚したいなあ」と思って、神様に「私も生涯の伴侶を得たいです」とお祈りしたところ、次の日、新郎から「今度お食事でも行きませんか」とデートに誘われたと。Y子ちゃん、「これは運命かしら?」と思ったと。....つまり、あこがれのキレイなおねえさんをゲットしてしまったのだね、新郎は。


Y子ちゃんが、どれぐらい美人かというと、教会にあるマリア様の像を全部Yちゃんの顔に挿げ替えても、全然違和感ないぐらい美人なのです。いや〜、Y子ちゃんのウェディングドレス姿は、まるで結婚雑誌から抜け出てきたみたいに美しかったですよ。新郎が羨ましいです。....しかしどう見ても、女教師と高校生のような組み合わせだ〜。でも幸せそうでしょ? 二人ともとても初々しかったです。

結婚式の出席者は、約400人! 結婚式をやった教会の信者さんが約半数とY子ちゃんの地元西宮の教会員が4分の1。残りの4分の1が私たちのような友人とか親戚とか。そして、そんなにたくさんの人がいたのですが、私の運命の人はその中にはいなかったようです(<オイ!)。でその後、立食パーティーなどがあり、5時過ぎにまた1時間に1本しかない飯田線で名古屋に帰りました。
そして7時前に本読み友だち&メル友のとこさんとそのご主人と合流。そのあとの話は名古屋編として明日まとめて書きます。

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というわけで明日になりました(050516)。
どうも昨日帰ってからぽっさーとしてしまい、文章がちゃんと書けなかったもので、ちょいと書き直しつつ。

さて、とこさん夫婦と合流した時は夕飯時だったので、どうしようかな〜と相談し、「いろいろ名古屋名物をテイクアウトして家で食べよう!」ということに。
まずは名古屋駅の地下で味噌カツで有名な「矢場とん」へ。ここの名物「ワラジとんかつ」をテイクアウト。
次は飲み屋街にある串カツと土手焼きのお店へ。ここは女の人が入るには「怖い店」らしく、とこさんのご主人が買ってきてくださいました。車で移動してるんで、土地勘がまったくわからないんだけど、そのあたりは大阪でいうと「新世界」(通天閣周辺)と考えればよいのだとか。
それから、「風来坊」で「手羽先」、「マ・メゾン」でケーキをテイクアウト。(そして、私の「『マ・メゾン』といえば、『豆蔵』ですよね」というオタク的呟きにご主人が乗ってくださるのであった。<『めぞん一刻』のネタですな)
で、とこさんちに到着して、サラダやらを作って、お待ちかねビールタイム! 飲みながら野球の話とか(ご主人が阪神ファンなもので)、本の話とか。

ところで、とこさんちにはでっかい本棚があって、びっちりと児童書のハードカバーが並んでおったのです! 圧倒されました。私って、児童書は図書館で借りる人だったので、イイ本はちゃんと揃えなきゃなあ、と思いました。
で結局、ご主人は途中リタイア、私ととこさんは、夜中の3時過ぎまで本の話をしていました。....しかし、オススメの本をいろいろ教えてもらったのに、メモッてくるのを全部忘れた。酔っぱらってたから。わはは。

050513fri

 

☆圧勝!
久々に気持ちのイイ勝ち方でしたね〜。しかし最初、一場の内容も悪くないし、これは投手戦?と思ったけど、結局はこちらの方が数枚も上手か。うひひ。しかも、あんちゃんは何度も走者を抱え込むので、うちの兄などは、「いくら記念やからって、阪神が無茶苦茶弱かった時のユニフォームなんか着とったら負けてまうで」と言っていた。確かに、なんかダメ虎を想起してしまうわ、あの黄色のツバのキャップ....。違和感ないのは岡田監督だけやし。
しかし西武の西口は残念やったね(あと1人でノーヒットノーランのところを清水にホームラン)。
そして今日も中日が負けてくれたので、2ゲーム差だわ、たりらりらん。

ところで、あまりにも掲示板が内輪の会話になっているので、思い立って「ゲストブック」なるものを作ってみたのですが、カウンタはクルクルと回っているのに、誰も書き込みがないので、おねいちゃんはちょとさみしいです。....ここ読んでいる方、もしよかったら書き込んでいただけると、ヨロコビむせび泣きますのでよろしくお願いします。レシピの感想は勿論、「しょうむないこと毎日書いてないで、ちゃんとレシピを開発しなさい」とかでも結構です。あ、「私も久慈ちゃんが好きです」とかも大歓迎。いやさ、一応、どの検索サイトからどんなキーワードでやってきたかぐらいわかる簡単なアクセス解析をつけてんですけど、最近、阪神関連のキーワードで引っ掛かってくる人多数。....ごめんなさいごめんなさい。ロクな情報がなくてごめんなさい。

でさて、今日は昼まで寝てたんですが、明日の準備も兼ねて、昼からちょっと街まで出てきました。
イイ天気で、奈良公園には修学旅行生やら遠足の児童やらが溢れかえってたので、なんとなく駅の1つ手前の興福寺前で下車してみました。

興福寺境内。幼稚園児と修学旅行の高校生たちをわざと入れて撮ってみる。

猿沢野池名物、亀の甲ら干し。いや〜今日は天気よかったから多かったよ、カメさん。

猿沢野池の横を流れる率川のお時蔵さん。

で、散歩しつつ、いろいろお店を回って、明日宿泊予定のとこさんとこへのお土産を物色。しかし奈良って、お土産物の決め手がないわ。ので、いろいろこまいものを集めてみました。お楽しみに。
それと安売りチケット屋で近鉄特急券を買いました。おお、新幹線の半額で行けてしまうぜ、名古屋まで。しかも8時にこちらを出たら、10時8分には到着するよ。ただし2回乗り換えあるけど。

で、帰りも山方面に行くバスに乗って、家まで歩いて20分ぐらいかかる終点で降りてみる。

バスの終点近くから、高円山。ここをずっと左に行くと、春日山、若草山に連なってます。

うちの近所の古い土塀。この風景好きなのね〜。なんで同じアングルの写真をたくさん持っている私....。

という感じのお休みの1日でした。しかし昨日、というか寝たの朝方5時で....。実は近頃、密かに「オタクライフ」を送っているのですが、私の好きなマンガのファンサイトの管理人さんが作っている同人誌を先日とうとう大人買いしてしまったのです! 同人誌を買うのは初めての経験(あ、そういえば、プロの人が単行本未収録のを自費出版した、とかゆーのはあるのですが)。それが昨日の昼間に到着してたらしいのですが、昨日、帰ってきてからすぐには気づかず、寝る前の夜中の3時に気づいたのでした。....それから、その大人買いした7冊と、管理人さんが「余ってたからどうぞ!」とくださった4冊と、原作本16冊をとっかえひっかえ読んでいたら明け方に。いや〜、オタクライフ、楽しいですね〜。実は煩悩がダダ漏れしそうなんですが、日記には漏れないようにしております。暴走しちゃいそうなんで。すでに虎日記で暴走してるしな。

というわけで、明日の朝イチに名古屋方面に出かけてきます。明日中の日記の更新はないと思います...。でも帰ってきたら、美人のY子ちゃんの結婚式レポと名古屋雑貨屋ツアーレポを書きますのでお楽しみに。

050512thu

 

☆終わった〜!
ようやく、GW前から続く仕事連鎖地獄が終了! 久々に明日は仕事のことを考えなくてもいい1日です。ああもう、今夜は夜中にぱこぱこ仕事のメールとか打たなくてもイイのね! らりら〜ん。....と浮かれていると、明日の朝イチに前の上司(つまり今のバイト先)から「ん〜、今イイかな〜」と電話がかかってきそうでコワイが。で、明後日はいよいよ新城〜名古屋めぐりですよ。いや〜、先だ先だと思ってたら、もう明後日か....。ああ、楽しみにしてるのに、すぐに終わっちゃいそうだなあ。1泊2日って。

ほでもって、今日は、2週間ぶりに合計114人の娘さんたちへの授業でした。ま、なんかお休みする人が多くて、なんじゃいな、って感じでしたけどね。昼間の3コマは、4回目にして、3クラスにものすごい差が出てきてしまってどうしましょうです。1コマ目は、兎に角授業中にソリティアするわ、話聞かないで課題作成して、あとから慌ててやり直しさせるハメになるわで、1時間半終わる頃にはぐったりで、「ああもう私この仕事、性に合ってない」とくよくよしてしまいます。でも、2コマ目の子たちは真面目な子ばかりで、しっかりこちらの話を聞きながら課題も進めてくれるので、後戻りも少なく、スムーズで、終わる頃には、「ああ、いい授業できた」とほっとするのです。それに出席票代わりに書いてもらうその日の授業の感想に、「先生の教え方がとてもわかりやすいです!」とか書いてくれちゃって、「よっしゃ、もっといろいろ教えちゃるよ!」とか燃えてきてしまいます。なのに今度またお昼休みをはさんだ3コマ目が、3分の2は真面目なんだけど、3分の1がぴーちくぱーちくとうるさくて、人の話を聞いてないもんだから、「さっきそこは説明終わったろ!」というところを何度も聞き返したりしてくるんで、真面目にやってる子たちが、途中うんざりした様子になってきてしまったので、今日はとうとう「授業をちゃんと受けないのは自己責任だけど、クラスの他の人に迷惑をかけるようなことはするな!」叱り飛ばしてしまいました。ああ、ぐったり。
でも、学生がちゃんと授業を受けないのは、教師側の責任でもあると思ってるんで、あれこれ工夫して、意欲を持って取り組めるように頭悩ませて授業内容組んで、そのために昨日も2時間半しか寝てなかったりするわけですが、これで全クラスがうまくいかなかったら、「私のやり方がマズいのか〜」と判断できるんだけど、まったく同じようにやってるのに、3クラスでここまで差ができてしまったら、どうすればいいんでしょうかね。あーん、まだ新米だからわかりません! それに週に1回来るだけの私みたいな立場のものではなんとも改善方法が思い浮かびませんことよ。兎に角、ここで専任やってるゼミの後輩に報告しておこう。あーやっぱりこの仕事は性に合ってないかもしれないです。あと9回、暗中模索が続くなあ。

というわけで、本日の阪神、やっと勝ちました。ようやく井川もエースの調子が出てきたかな。あー兎も角ロッテは強かった。しかし今、中日は“くだり竜”になってるのね。負けが混んでるのに3ゲーム差で凌げてよかったよ。明日からは、みんなのお客さま楽天なんで、貯金稼がしてもらいましょう。いやでもあのロッテも負けたんだから、調子に乗ってはいられませんが。

050511wed

 

☆旅行気分
ああ、ロッテは強いやね〜。まあ、今日は全然試合見れませんでしたが。せっかく中日も負けてるのに。うぐぐ。

さて、今日行った保育園には、会社員時代から数えて通うのも9年目になるのですが(うへ〜おそろし〜9年目かよ〜。古株になってるよ〜)、今日初めて宝塚から六甲山越えルートで行きました。福知山線が止まってるので、いろいろ調べて探し出したルートなんだけど、辺境に行くのでバスが空いてると思ったら、とんでもない。早めに乗車しておいてよかったとつくづく思うぐらいあとからあとから人が乗ってくる。それも中年のおばちゃんばっかり。まあ、ハイキングコースを通るので、リュック姿の中高年グループはわかるとして、何やら着飾ったおばちゃんたちが多数。もう、車内は蜂の巣を突いたかのようなと思わず慣用句を使ってしまうぐらいおばちゃんのお喋りで五月蝿い(5月だけにな)。思わずiPod miniちゃんの音量を上げて、外の音をシャットダウンしてしまうのであった。
そして発車して、しばらく行ったらもう山道に。一応、六甲山越えルートとはわかってたし、路線図のバス停の名前を見て、なんとなく通るところは見当付けてたんだけど、予想を遥かに越える山道でした。はっきり言って、「ここはアルプス?」ってぐらいのぐねぐね道。カーブを曲がるたびに標高が上がっていきます。大阪平野がだんだん視界から低くなっていくのが恐ろしい。
ところで、西宮市というのは、頭のでかいコケシのような形をしていて、所謂市街地は胴体部分にあって、ちょうどくびれの部分から頭半分下ぐらいを六甲山系、そして頭の上の方が新興住宅地、という感じになっていて、六甲山系のあたりには、「蓬莱峡」という景勝地があるのですが、小学校の時に「市内めぐり」という遠足で来た以来、今日そこを通ったわけです。子ども心に、「日本とは思えないようなすごいところだなあ」と思ったのを今でも覚えてるのですが、今日はまったく心の準備をしてなかったので、風景に圧倒されてしまいました。ほんとにすごかったです(是非リンクを辿って写真を見てください。バスから見たまんまの写真です)。とても今から仕事に行く人が見る景色とは思えないぐらい、もう素晴らしい! しかも自生してるエニシダやアカシアの花が満開で、天気もイイし、あまりの美しさに興奮してしまいました。いや〜、そのまま途中下車したかった!

で、30分ぐらいかけて山越えをし、六甲の北側に出たところで、やっとバスが満員な原因がわかりました。“有馬温泉”ですよ。着飾ったおばちゃんら、みなさん有馬温泉日帰り小旅行目当ての方々なんですわ。なもんで結局、あれほど混んでいたバスは、有馬温泉で私以外全員が下車してしまいました。....そうか、このバスは宝塚から六甲越えするためのバスではなく、宝塚から有馬温泉に行くためのバスだったのね....。で目的地の保育園はそこから10分ぐらいバスで行ったところなので、貸し切り状態に。ともあれ、いつもより少し早めに。でも家を出てから3時間チョイ過ぎで到着しました。

あーしかし今年度最初ということで、初めての子たちで要領がお互い掴めてないんで大変でした。この仕事は、月に1回、保育中に5歳児30人を5台のパソコンでさばく、という内容です。パソコンでのお絵書きが中心なんですが、毎回、今やってる保育に関わる内容をテーマに絵を描きます。今日は「笑顔の自分の顔を描こう」で、まあそれは今の子、10年前とは違って、いちいちマウスの使い方を教える必要もないので、最初に大体の手順だけ話して、あとは放っておきます。私の仕事は、子どもを上手くおだてたり、集中して取り組むように配慮したり、あんまりふざけてるようだったら叱り飛ばしたり、という感じでしょうか。終わってからは、担任の先生とできあがった作品を見ながら、子どもの様子について話をする。私も初めての子どもたちだったので、予備知識も全く無しだったのですが、普段の保育ではお絵書きは嫌いでまったくやらない、といった子どもが、けっこうコンピュータでは楽しんでやっていたことがわかり、担任の先生も私も「信じられない!」とびっくりしたり。
5歳児というのは、ちょうど自己表現が、内面的なものも、技術的なものも伸びていく時期なわけですが、それと同時に、“上手くできないことがストレス”という微妙な気持ちを持ってしまう時期でもあるので、こうした普段とは違うツールで自己表現の幅と自信をつけてあげることがうまくできればという目的でやってる仕事なんですけど、担任の先生とは、「普段、画用紙に描くお絵書きと、相乗効果で子どもたちの表現が広がっていくとイイねえ」という話をしたりして、来月はどんなことしましょうかねえ、とやっぱりワクワク楽しくなってしまうのでした。遠くて辛いけどな。

ってまあ、先日、久しぶりに前の会社のなかよしのUっちとお昼休みに喋ってて、「この日記、読んで先ず『この人、何やってる人?』って思うよね〜」と言われたさ。それは会社時代もそうだったのですが、ますます最近拍車が....。私の夢は高等遊民なんですが、程遠いですなあ。アクセクしちゃって。この年になっても、まだ夢も叶えてないので、まずはそれに向けての努力をしろよ、って感じなんですが、それすらの余裕もないのが困ったもんだ。まあ、このテキストを書いてるのもそれへの道程とは思うのですがね。とりあえず、バタバタしてしまった2つの仕事もふんぎりがついたので、来週からは別の目標に向けて動き出さねばな。まずは明日の恐怖の4コマ乗り切らねばよ。

050510tue

 

☆いろいろあるのよ
どうやら、昨日の〆切りは自分で考えてるよりも、緊張を強いられ、こたえていたらしい。そりゃそうだろ、3月にぶっ倒れた直接原因は、この仕事が詰まってたせいだし。でまあ朝から、いきなり吹き出物やら月1回のなんやらいろいろ苛まれております。終わってしまえばわっはっはだが、この仕事はまじでいろいろあったなあ。とほほ(実は、日記の更新が1年以上途絶えていたのは、この仕事でいろいろとあったからなんですよね〜。あーもう喉元すぎて忘れちゃいかけてますけど)。昨日も愚痴を延々書きそうになったけど、消しました。およそ500文字ぐらいは。まあ、くよくよすることもあるけれど、本来楽観バカなので、明るく楽しい未来を夢見て歩いていきたいと思います。って、ガケが真下に迫ってるのに気づかないバカとも言えますけど。あーほんと人生どうなっちゃうのかしらねえ。がんばろうな、Tちー。(と同じ仕事で共にドツボにはまっている仲間に呼び掛けてみるのであった)

さて明日は例の保育園の日です。阪急で行かねばなりません。宝塚からバスがあるみたいなんで、JRには乗らずにすみそう。いつもより40分早く家を出ねばなりませんが....。8時10分前に出て、向こうについたら11時と。げ、3時間以上かよ。うーん、この仕事もどうなんだろう。微妙に通える距離というのが、やめるふんぎりがつかない原因ですね。行ったら行ったで面白いし、子どもたちには愛着あるし。とくに今4年生のJくんとSくんは、4歳児のころから見てるし、二人ともホントにいい子なんで、この二人が中学は入るまでは止めれんなあ、と思ってます(あそうそう、何やってるかって明日の日記に詳しく書くと思いますが、昼間は保育園の5歳児クラスでパソコンコーナーやって31人の子どもをさばいて、夕方から小学生のパソコンクラブの運営で12人の子どもをさばきいてます。昼間、S君のお母さんに電話したら、「またうるさくて大変ですけど、よろしく〜」って。覚悟はしてるよ、覚悟は)。で明日の帰りは、宝塚行きのバスに乗って、8時半には梅田に出れるかな。家に10時着コースですね。....がんばります。次の日は恐怖の木曜日だし。

しかし日に日に明らかになるJR西日本の不祥事。もうどうなっちゃうんでしょうか。大きな組織は、フットワークが重いんだなあ。事故現場の近隣で、咄嗟に仕事を止めて救助にあたった工場や市場の人たちの行動は、やっぱり個人の判断能力が優れてたからなんだろうと思う。大きな組織だと、個人の判断能力は鈍くなるんだろうと、近頃仕事でつきあいのある大きな会社さんの方々を見て思います。いやだって、ホント、「決まってますので」とか「上に通さないと」って言葉さんざん聞きますからね。
あそこまで組織が大きいと、誰もが自分自身に「責任」が所属していることを認識できなくなるんだろうな。いつも誰かが大事なことは判断してくれる、って思っちゃうのかも。

時々、思い出すのが、大学の時に芸術教育論で出た「よきサマリア人は実は3人いたのです」という話。 「よきサマリア人の話」というのは、聖書の中の有名な一節で、イエス・キリストが「隣人とは?」と訊ねられて出してきた例え話(で正しいのかしら)です。簡単に説明すると、「旅の途中、強盗に襲われて瀕死になって行き倒れた旅人を、通りかかった司祭やレピ人は見て見ないふりをして通り過ぎたのに、サマリア人は、その旅人を介抱し、宿につれていき、宿の主人にお金を渡して、『この人をよろしく頼みます』と言って去っていった」っつー内容です。で、そのサマリア人の行動こそが、「隣人愛」であるとキリストが説いた、ということなんだと思うが、うちの大学はクリスチャンスクールでもなんでもなかったんだけど、初代学長が敬虔なクリスチャンで、工学部の前に「神なき知育は知恵ある悪魔を作ることなり」という石碑があったような大学だったんで、そういう話も普通に講義の中に出てきたわけです。芸術教育論を持っていた岡田先生は、「芸術教育で何を子どもの中に育てていくべきなのか」という課題の中で、こんな話を出してきたと記憶(なにぶん十ン年前の話なので霧の中)。

岡田先生は、「サマリア人には、実は3人いたのです。行き倒れた旅人を見て、1人めは『この人を助けたら、きっと自分のためになる。お礼をもらえるかもしれないし』と思った。2人めは、『私は、信仰心も篤く慈愛深い人間なのだから、この人を助けなければならない』と思った。3人めは、『これは大変だ!助けなきゃ!』と思った。さあ、どれが本当によきサマリア人でしょう」と言ったわけです。

まあ、答えは3人めなわけですよ。要は、1人めは損得勘定で、2人めは自己満足で、3人めは直感で、それぞれ“善き行い”をしたわけですが、芸術教育こそ、3人めのサマリア人を育てることができる手段である、という話だったと記憶しています。(まあ、芸術教育ってのは、芸術を表現するスキルを教えるのではなく、芸術を通して心を育てていく教育なのです、という結論なわけですが)
で、時折、様々な場で、特に震災の時とかボランティアしつつも、自分自身はどのサマリア人にあたるのでしょうか、ってなことを真面目に考えたりしてたわけです。まあ、考えてる時点で1人めか2人めに該当してるんですけどね。それにそんな、直感で体が動く場面なんか、殆ど遭遇しないわけですし。でもまあ、1人めでも2人めでもいいや、やることやっときゃ、って最近は開き直ることにしました。所詮は邪念が入る人間よ、ということで。

つまり、毎日のように報道される事故現場の救助活動にあたった近所の工場のおっちゃんたちは、正真正銘3人めのサマリア人だったんでしょうと思うわけです。もちろん、アマのおっちゃんら、クリスチャンやないやろうし、ホンマに深く考えるより先に体が動いたんやと思うよ。誰も、“善行”しようと思ったんじゃないと思う。
その時、動かざるを得なかった衝動というのは、やっぱり想像力が豊かだったからでは?と思ったりもします。優れた直感は、優れた想像力に裏打ちされたもの。だから咄嗟に最善の行いを遂行することができるのだろうと。

ってなわけで、たまには真面目な話も。落ち込み気味の時は、日頃の行いを客観視するネタを考えるに限る。そうすると割と崇高な気分になって、落ち込んでた理由がアホらしくなってくるもんです。あーでもやっぱり立ち直りが早いのは楽観バカだから?

というわけで今日の阪神ロッテ戦、福ちゃん、内容はよかったのにね〜。やっぱりロッテは強いなあ。

050509mon

 

☆聞いてないよ〜
ばんざ〜い! 脱稿しました、絵本図録。苦節1年半。長かったような短かったような....。あとは第2校が上がってくるのを待つばかりです。ああ、もう絵本なんて見たくもねえ。
おおよそ3000冊にもなろうかという明治から昭和中期までの絵本を片道2時間かけて行く児童文学館に通ってリファレンスしては必要箇所をコピーしてリストを作成して、ってのをやって、600冊まで絞って、途中でもう「あーやんなちゃった。もう逃げたい」という出来事も多々あり、でもTちーや文学館のみなさんに支えられて、なんとかここまで漕ぎ着けました。ああ、もう真っ白に燃え尽きましたとも。
で、とどめに、今朝先生からいきなり「書誌事項作成のところに名前入るからね」とか急に言われて、「聞いてません!」と焦ったり。最後の最後の今日もバタバタとして、なんとか夕方までに編集さんに原稿揃えて渡し、よろよろになりつつ、家路につきました。でもあんまり疲れたんで、気分転換しようと梅田で途中下車。実は、今週末ゼミの後輩のY子ちゃんの結婚式だというのに、まだ何も準備をしていないのだ! まあ、2月のM&M結婚式と同じ格好で行こうとは思ってるんだが、2月はけっこう気合い入ってたんだけど、今回、何も気合いが入ってません(すまんY子)。いやあさ、こないだのは、披露宴参加者ほぼ内輪だった上に野郎が殆どだったんですが、普段私も野郎のような格好で野郎の中にいるので、ちょっとはオホホな感じでいつもの奴らの前に登場してやろう、と思ったわけですよ。結果、「うわあ、頭クルクルしてますね〜」とか「うわあ、化粧してますねえ」とか「うわあ、大人の女性って感じッすね」とか「うわあ、でもパンツスーツですか。どうしても足出したくないんですか」いう感想をいただきましたが。
でも今回はもしかしたら、Y子ちゃんの結婚式に参列する400人の中に、私の運命の人がいるかもしれないので、ちょいとは気合い入れねばよ。Y子ちゃんはクリスチャンで、相手の方は同じ教会の牧師先生の息子さんらしくて、教会関係者がたくさん参列するらしいです。400人って、前に北海道庁に勤める幼馴染みの結婚式の時でも300人だったような気がするんですが。下手すると小学校の全校生徒並みの数ですな。....あ、でも私、クリスチャンの嫁になる自信ないわ。根っからのアニミズム主義だもの。<それは取越し苦労というより妄想では?

ってわけで、ピアスを探しに行きました。ほんとはパールの一張羅があったのですが、そのM&M結婚式で片方無くしたのよ! うう、高かったのに。なんで、もう安もんでもイイや、と思って探したけど、いいのがない〜。困りましたなあ。金曜日までになんとかせねば。

050508sun

 

☆眼福
楽天が巨人に勝ちました! しかし、岩隈が投げるのを今日初めて生放送でまじまじと見ましたが、もっと無表情で投げる奴かと思いきや、けっこうニヤニヤするんだねえ。いや〜でも巨人に勝ったら笑いも止まらんだろうけど。

で、われらが阪神は、この3連戦は無事勝ち越し。能見君は完封直前だったのに残念だったわ(オバンドーに9回裏ホームラン)。でも今日はテレビ大阪でしか中継してなくて、うちでは見れませんでした....。ラジオでしのいでました。
それよりも、今日のロッテ! 18-0って、横浜はどうしたんだ横浜は! 完封かよ。やっぱりイキオイのあるチームは火がつくと違うのかねえ。やっぱり今年はロッテかねえ。

で、今日は前から行く行くと言うてたので、県立美術館の「ブラティスラバ世界絵本原画展」に行って来ました。
宣言通りに9時開館には無理! 起きたのがその時間だったから。で、混んでるかなあ、と思いつつも11時半に出かけました。そしたら、バスは予定よりも1分前にやってくるし、4日の激こみが嘘のように道が空いている。

興福寺前のバス停降りたら、バンビちゃんと遭遇。街に普通に鹿がいるのにはもう完全に慣れてしまったが、他所からきた人はやっぱり珍しいんでしょうね。みなさん興奮しつつ写真を撮っている人大勢。
そういや以前、後輩Kが遊びに来た時も、「鹿だ!すげえ鹿がほんとにいる!」と興奮していたなあ。で、「そんなに珍しいもんなの?」と訊ねたら、「慣れちゃったI毛さんには珍しくともなんともないかもしれませんが、そうですね、これが全部鹿じゃなくて“ペンギン”だったらどうします?」と返され、それなら興奮するかもしれないと納得したのだった。でも毎日見てたら、いくらペンギンでも慣れるよ。きっと。

さて無事、12時には美術館に入館。最終日なんで混んでるかと思いきや、けっこう空いていた。しかし、明らかにここが目的地でない初老のグループなどがいたりして、なんでそういう人たちは、全然関係ない近所の噂話とかをここでするんだよう。家の茶の間か玄関先でやればいいのによ〜。

で、展示作品ですが、いつも見に行く西宮大谷記念美術館でやるボローニャの絵本原画展よりかは作品数少ないかな。なんで、さくっと見終わってしまった。でもさすがグランプリをとった出久根育さんの『あめふらし』の原画は、美しかったです。やっぱり印刷されたんと全く別もんでした。そのほか、けっこう技法が面白いのがたくさんあって、見応えありました。ただ、ガラスケースの向こうなので、ちょいわかりにくいのもあって残念。

今回は、去年の入賞作品の他、これまでの日本人受賞作家の作品も展示されてたんだけど、その中の瀬川康男氏の原画を見て、やっぱり私はこの人の絵が好きだわ〜と再確認。 やっぱり松谷みよ子の「あかちゃんの本」がインプリンティングされているせいだからかしら。日本画の技法で描かれているんだけど、かわいいというよりもコミカルなキャラクターと、色遣いと、なんつーか「模様」が独特でツボ。昔福音館から出してた「犬棒かるた」なんて絶品! デザインが美しいのよ〜。1枚ずつ額に飾りたいぐらい。ぜひともほしいよ〜。復刻してくんないかな。

あと、一ノ関圭氏の『夢の江戸歌舞伎』が圧巻! この本絶対に買いですよ。元々細かい絵に弱いんだけど、隅々までものすごく面白い。これは原画で見ておいて正解。

でこの展覧会は、あと千葉と秋田でもやるそうなので、興味のある方は是非。しかし、Tチーもいっしょに行く予定だったけど、無理になったんで、図録を買ってきてと言われてたのだが、売り切れていた。次の開催館の秋田県立美術館に問い合わせたらもらえるそうですが、どうしましょうね。

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☆スーツケースに入れて持って帰りたい
今日は、秘書さんが事務所にいたので、T越先生は野球を殆ど見ませんでした。とほほ。というのも、月曜までの原稿の〆切りがわんさかあるので、朝から、「今日は野球なんか見ないでしっかり仕事してくださいね!」と言い渡されていたからだ! でも秘書さんは昼食後、「ちょっと買物に行ってくるからね」と外出。で、1時から試合がはじまったので、しばらくはテレビを付けてて、

先生 「赤星はちっさいねえ。昨日の試合見てたらさ、あの日ハムの外人選手の1塁手のさ....」
私 「ボラギノー....、いえセギノールですか?」
先生 「そうそう、セギノール。赤星が出塁して、1塁で並んだら、親子みたいだったよ」
私 「赤星公称170センチらしいデスよ」
Tチー 「あ、それ絶対に170センチないわ」
私「なんかな、赤星って、去年の日米野球の時、レッドソックスの4番バッターに『スーツケースに入れて持って帰りたい』って言わせたらしいで」
Tチー「え? それはかわいくてちっちゃくてお人形みたいやから?」
先生「そりゃ、ちがうよ、あんな選手はあっちにはいないからだよ」
Tチー「なーんや、ちょっと妄想してしまったわ」
先生「 でも僕さ、赤星と藤本と区別つかないんだよね〜。二人で並んでたらまだわかるけど、一人ずつ映ってたらもうわからない」
Tチー「そうなんですよ。赤星、今年髪の毛伸ばしてるでしょう。なんか二人ともシルエットそっくりやし」
私「あ、でも先生、猿顔が藤本ですから。ニックネーム『モンキー』ですよ」
Tチー「え?そんなニックネームなん? まんますぎるやん」
私「うん、赤星は『レッド』やし、桧山なんか『ひー』やで。和田コーチの日記によると」

というアホ会話を繰り広げていたところ、玄関からがちゃりという音が。咄嗟にリモコンでテレビの電源を切る先生。 「ただいま〜」と秘書さんがご帰宅。そ知らぬ顔で原稿用紙を手にする先生。....もう、やってることが中学生並みですから。 (ちなみにセギノールは194センチ92キロでした。赤星は170センチ65キロ。....殆ど1.5倍やね)

で、試合の方は最後の最後でよ....。でもまあ、中日も負けたので、ほっとしてますけど。仰木監督!明日もがんばって打倒!ドラゴンズしてください。あとは楽天が巨人をやっつけるのを楽しみにしよう。

しかし、旧神戸グリーンスタジアムは、今、「スカイマークスタジアム」って名前になってるのね。ネーミングライツってやつですが、去年は「Yahoo!BBスタジアム」やったのに。ま、その名前は今年からはいくらなんでも使えないだろうけどさ(ソフトバンクがあるから)。
今でもこっぱずかしくて「グリーンスタジアム」としか呼べない私ですが、前の会社からは割と近かったし、神戸商工会議所からタダチケットが頻繁に回って来たので、よく試合見に行きましたねえ。のんびりしたいい球場ですよ。相手チームがヘボチームだと女性はタダになるというありがたい処置もあったし(で、タダで入ったからといって、球場内の高いビールをガンガン飲んじゃうわけですが)。今年、もしあっちに住んでたら、試合見に行きたかったなあ。対ロッテの試合とかさ。勿論日ハムもだけど。

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☆濱ちゃんおかえり!
最下位対決は巨人に軍配が上がったけど、あれは結構どっこいどっこいの試合だったのかね。>8-6
さて今日は、予告通り前の会社にカレンダー通りに出勤し、きっちり9時まで仕事してたので、当然のごとく野球は見てません。....いや、見てないだけでチェックは怠ってませんでしたが。まあさ、新庄スタメンじゃなかったし、いいもん。でも投手戦になるかと思ったのにね〜。金村@日ハムもがんばってたのに、最後はアレとは(10-2の大勝)もう、見てなくてやっぱり悔しいわ。そして濱中復活おめでとう。しかもタイムリー決勝打。今日いっしょに仕事をしていた24歳女子といっしょに帰りの電車の中でしみじみ、「よかったね〜」と語り合うのであった。明日はデイゲームだが、先生の事務所で仕事だということは、先生がまた中継を流しっぱなしで仕事してくれるということかしら。まあ、楽しみだわ。いやでも、最近ちゃんと試合見る度に負けてるからなあ。....いや、仕事中なんだから、ちゃんとは見れないでしょう、ちゃんとは。

って感じで、会社で仕事してると、大して面白いことも起こらないから何もネタがないなあ。今日は昼からイヤホンで音楽聞きながら外界を遮断して仕事してましたし。誰も話し掛けるなオーラが発散されていたと思われ。
まあとりあえず、私の方はこの仕事はひと段落しました。あとは24歳女子にかかっているぞ(要は、私が作った原稿を彼女がレイアウトして完成なわけです)。火曜の提出日までがんばってくれ〜。って、完成品のチェックという仕事が残っているな....。いやもう脳味噌搾り過ぎてカスカスです。

ところで、トップに作った30万アクセス記念、けっこうみなさん来てくださっているようでありがとうございます。思惑通り、ごぼうの甘辛スパとか、牛バラビール煮のアクセス数が増えてて嬉しいです。と、過去の遺産に頼らず、簡単楽しいオイシイレシピを開発せねばよ。そのためには誰かのうちに行くとかして新しい飯を作らねば。あ!そういやこの2月にリッツーさんちで作った「鱈のレンコン蒸し」があったよ。アレをレシピ化できるなあ。

とまあ、私の余裕といえば、今はプロ野球とここの更新ぐらいなんですが、ワタクシゴトのノルマもしっかり果さねばならんのです。実は大学時代のサークルOBで、数年に1回文芸誌を作ってるんですが、今回私が編集担当でよ。3年前に決まってたのに、まだ何も形にできてなくって、昨日は、編集抜きで次号の発行準備のためにみんなが集まったのね。で、天敵Hにまで「I毛はあの生活でまじ大丈夫なのか?」と心配されているようで(お前の生活の方がワシは心配やけどよう)。でも誰もこの私を編集から下ろそうとか、そういう流れにならなくて、本当にありがたいです。まあ、誰もあんな面倒な仕事はしたくないからですよ、と昨日連絡して来た後輩Oも言うのですが、卒業してから十ン年たった今でも、数年に1回でも、みなの努力と汗と涙の結晶の300ページにも及ぶ分厚い本が出せることを幸せに思わなければなあ。まあ、自己満足でしかないのですが、少なくとも、内輪ウケは徹底的に排除して、誰もに読んでもらえる普遍性のあるレベルの高いものを目指して(あくまでも目標値)これまで3冊出して来ました。みんな、それぞれ仕事も忙しかったりするのに、3冊も出せたことも奇跡のようだが、ちゃんと4号も出せるように。そして、ぼちぼちでも、これがずっと、みながじいちゃんばあちゃんになるまで続けて行けたらと思います。
本当、私たちはいい仲間で、幸せだなあと、2月のM@弟分とMちゃんの結婚式に出席してしみじみ思いました。それをつなぐのがやっぱり文芸心なわけですよ。決して麻雀ではないぞ。って、昨日の集まりのあとには珍しく雀の会はなかった模様だが、雀もいいけど原稿書けよ、三十路の野郎どもよ。

2月のM&M結婚記念オールナイト雀の会第2夜の図。実は新郎M@弟分は、その前夜、オールナイト雀の会第1夜に参加。始発で帰って行ったという伝説を作ったのだった。結婚式が終わってから、控え室で死んでいたのは言うまでもない。
ところで二次会のスピーチで、「新郎の知られざる過去を知る女。新郎の心の姉のI毛さん」と紹介されたんだが、あのアオリは誰が考えたんだ。新婦のMちゃんか?

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☆現実逃避
今、猛烈にルーチンワーク切望中。頭使わずに手だけ動かしてたらいい仕事をしたいわ。って、きっと明日仕事に行きたくないのね。いやでもほんと、コツコツやって時間が経ったらちゃんと成果が見えることがしたいよう。なんで時々、前の会社で工場の手伝いでやった箱の組み立てとか、シール貼りとかやりたくなります。あと、たこ焼き屋とか、綿あめ屋とかもいいなあ。だんだん丸くなっていったり、だんだん量が増えていったりするのが、「ああ、生産性のあることをしているわ!」と心を安定させるのではないかと。....兎も角、明日は時間が経つだけで、私のカスカスの脳味噌からは何も搾り取れないんじゃないかと思われる仕事でヤだなあ。

で、今日は、朝から大阪万博公園にある児童文学館に行って来ました。

文学館の前からシュールな風景を撮影。中央にあるのが太陽の塔の後ろ姿。そしてその左の柳の枝にはカラスちゃん。9時半の公園内はまだ人が少なくて、文学館の前の池も静かでした。カラスちゃんも羽づくろいをして、気持ちよさそうでしたわ。
んで今日は、明治から昭和までの絵本の図録の最終データチェック。 一昨日先生とチェックして残った問題を解決しにやって来ました。問題のあった本だけをリファレンスして、内容を確かめて行く作業なんで、午前中に終わると思いきや、9時半から始めて昼飯抜いても終わらない。1時前にここの嘱託職員で、児童文学塾でいっしょのH水さんが、私を見つけて、「あー、なんだ来てたんなら、お昼ご飯いっしょに食べれたのに!」と駆け寄ってくださいましたが、ご飯食べてるどころじゃないって。兎も角、この4月から新しくなった検索用のマシンが、前のよりも動きが遅くなって、しかも前は出たはずの検索結果が出てこない! 「まだ調整中だからね〜」とのことで、カウンター担当のOちゃんが、私の無理な注文にも応えて書庫からバンバン本を出してくれました。ありがとうございます。で、お陰さまで2時半過ぎに無事終了。大急ぎで新大阪に移動だ。と、文学館を一歩出たら、うじゃうじゃと人だらけの万博公園。道理で、館内にいても、「迷子のお子さんのお知らせです」のアナウンスが何度も聞こえてくるはず。こりゃ、迷子になりますって。
途中、駅の構内の喫茶店で20分で食事をすませ、4時前に先生の事務所に到着。一昨日出た問題点について、先生に報告して、全ページ再チェックして、初校と書誌リストを先生に渡した時点でもう5時半過ぎ。ああ、今日も終わってしまいました。4時前には終わってる予定だったので、帰りに梅田とか寄ろうと思ってたけど、諦めて、難波のグーテでパンだけ買って帰りました。

で、先生の事務所に着いたのが、ちょうどデイゲームの最中だったけど、全然見てる場合じゃなくて(当たり前だが)、何故かインターネットを通した方が動きの早い児童文学館の資料検索をしたり、先生の蔵書の再チェックしたりしてる横で、「また点入ったよ〜」「あ、また入ったよ〜。今度は今岡スリーラン」とか報告してくれてありがとうございます、先生。お陰で何となく今日の試合運びが頭の中に入りました。しかし途中で一瞬耳に入った、「藤川の冴え渡るピッチング、ぴしゃりと広島打線を抑えました!」というアナウンスには、「ああ、見たかったわ」となる。こういうプレーは、あとからプロ野球ニュースで見ても面白くないもんよ。
いや〜しかし、ロッテの連勝記録を止めるのが楽天とは思いませんでしたね。楽天は、明日から対巨人か〜。なんかどうなんですかね。最下位同士ってのは。
けど、阪神日ハム戦は、多分神戸から帰って来たら終わってると思うので、ちょっとシャク。

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☆バスが来ない〜
昼過ぎから美術館ハシゴのために出かけるべくバス停へ。しかし待てども待てどもバスが来ない....。結局来たのは40分後でした。つまり、GW中は東大寺前の交差点付近で大渋滞なわけですよ。 毎年、それがわかってるから家から出かけない、または朝早くから出てしまって夜になるまで帰らない、という処置をとっていたのに、忘れていた。わはは。次のバス停から乗って来た沿線住民と思しき二人連れが、「みんな何しに奈良まで来るんよ」とプリプリ怒っていた。もうお願いだからみなさん車では奈良へ来ないでください。駐車場が満車ばかりで、車を停められる場所を探してぐるぐる回ってるから渋滞する、ということだと思うんだけど。
それで、奈良公園内に到達するにも時間がかかり、国立博物館の2つ手前のバス停で降りて歩きました。

歩いてる間に飛火野方面を写してみました。画面奥が若草山だけど、この写真じゃよくわからないね。

で、ようやく国立博物館に到着。目当ては「曙光の時代−ドイツで開催した日本考古展−」である。もうすでに3時過ぎ。この時点で県立美術館行きは諦め気分であった。まあ、気を取り直して入場。土日の正倉院展よりかは空いていた。実は小学校から高校までは結構考古学マニアで、日立の祖母の家に独りで行く度に、上野で途中下車しては、国立博物館に立ち寄って、踊る埴輪とか見てた私なのです。高2ぐらいまでは、遺跡発掘する人になろうと真剣に考えていたことでもあり(で何故今こんななの? 何処で道を踏み外したの?)、今でも大阪歴史博物館とかめぼしい展覧会があると行ってしまうのであった。でまあ、今回は「火焔型土器」とか「遮光器土偶」とかをじっくり見て来ました。この展覧会は、旧石器時代から奈良時代までの日本の代表的な出土品を展示してあるんだけど、やっぱり面白いのは縄文時代あたりのかなあ。古墳時代のなんて、副葬品が山のように展示されていて、もうゲップが出そうなほどでした。もう馬具は出してこなくていいから。ね!ね!と言いたいほどだ。
で今回、ちょいと心惹かれたのは、三内丸山遺跡から出土した、笄(こうがい)。魚の骨を削って作ったヘアピンなんだけど、素朴な飾りがついてて、なかなか可愛かったです。私も欲しいぞ。
そして見終わったら4時半。5時閉館の県立美術館は諦める。日曜日に行くことにします。最終日だけど、開館(朝9時)と同時に入館してやる!<できるのか?

なもので、今日は帰って来たら既にデイゲームが終わっていました。ようやく連敗地獄から脱出です。明後日からは、お待ちかね「セ・パ交流戦」ですよ! のっけから日ハムと対戦だ! タイガースと新庄を同時に拝めるなんて、思わずゴリラダンス@きんどーちゃんを踊ってしまいそうになるね!(すいません。きんどーちゃんがわからないとイメージできませんね。わかる人は「おーおっほおっほ」といっしょに踊ってやってください)
では明日は児童文学館まで行って来ます。結構遠いぞ。それに「子どもの日」って、万博公園が異様に混んでないか心配。気合いが必要だ、気合いが。
いやでもよ〜、明日は大学時代のサークルOBが、2月に仲間内で結婚した新婚家庭に集まるんだって....。 本当だったらこの3連休、上京してたはずなのに。とほほ。みなさん、楽しんで来てください。

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☆ダメダメ
借金生活スタートです。 ....いや、以前、あんまり野球を知らない友だち宛のメールに「今日から借金生活突入」と書いたら、まじで「大丈夫? 今月苦しいの? お金貸そうか?」と心配されたことあります。....いやすみません。借金は私でなくて、岡田阪神のことですから。がっくり。しかし赤星は本当に礼儀正しくてイイ子だ。負けた試合、最後誰も見てないだろうに、グラウンドに向かって敬礼してからベンチに引っ込んでいた。ますます惚れたんで、明日は勝てよ。

と、今日は先生の事務所で、今度出す本のゲラチェックを1ページずつサシでやってました。しかしこの仕事は1対1なのが勿体無いよ。学生時代は居眠り優先だった私ですが、この日本最大級の生きた日本児童文学大辞典であるところの先生から、今になって真剣に講義受けてるって感じです。
しかし先生は、秘書さんがお休みでいないことをいいことに、ずっと朝からヤンキース、マリナーズ、阪神タイガースと試合をテレビで流しっぱなしでした。まあ、殆ど見てる余裕なんかないんですが、マリナーズの試合の場合は、「イチローの打席です」という実況の声だけはしっかり先生の耳に入るのね。で、ゲラチェックを中断してはテレビに集中すると。しかし今日のイチローのファインプレーはすごかった。その時別室でコピー機使ってた私を先生が「I毛さん、来てごらんよ〜。イチローすごいファインプレー!」とわざわざ呼びに来るぐらいすごかったです。ちなみにどんなだったかというと、イチローが、ホームラン性の当たりを追いかけて、2メートル強の高さのスチール製のフェンスの中程を片足で蹴って飛び上がり、フェンスの上部に片手をついてグラブを構えた手を伸ばしたら、そこにスポンと打球が吸い込まれていったのです! タイミングといい、ポイントといい、神業。あちらのアナウンサーは、「高いビルをよじ登って救助活動をするファイアマンか、スパイダーマンだ!」と言ってたそうですが、まあ、猿飛佐助というか、忍者みたかったよ。蹴ったフェンスには、スパイクが刺さった跡がついてたけど、あれは何処かに保管するがいいとみました。
でまあ、 とりあえず今日中に全チェック終了。しかし積み残し課題がいくつか残ったので、それを調べに5日に大阪千里の万博公園内大阪国際児童文学館まで行って来ます。遠いな....。明日はとりあえず休みにして(でも今日チェックしたのをもっかい見なくては)、美術館めぐりをしよう。そうしよう。

ところで、今日、阪神の試合が始まる前に、始球式の様子がテレビに写ってたんだけど、始球式を務める人が、割と高齢の縦縞ユニフォームを着た後ろ姿だったので、往年の名選手の誰かかと思い、先生と「誰でしょうねえ」と言いつつ見てたら、なんと兵庫県知事だった。背中に自分の名前まで入れたユニフォームで、嬉しがってあんたは何をやってるのだ、と思った。
県民が100人以上も亡くなった事故から1週間しか経ってないというのに、県知事がここでこんなことをしてていいのか。その時間帯にも大勢が事故現場の献花台に数百メートルの列を作っていたらしいというのに。確かに、今日のデイゲームみたいに、県内や近場で開催するイベントなんかを中止するのはナンセンスだとは思うけど、県の代表が公の晴れの場にうれしがって出るのは自粛すべきだったと思うのです。誰も止める人いなかったのかねえ。

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☆余裕無しです
明日の準備、やっと終わりました。うきゃ〜、日記をこれから書いたら私は4時に寝る結果になってしまうわ! 

さて今朝、郵便局に寄ってから仕事場に行こうと思い、いつもより15分早く家を出ました。15分早いと、ちょうど大阪環状線上通勤ラッシュ時間帯最高潮を通過することになるんですよ。なんで、今まで避けてたのですが、どうしても郵便局寄りたかったので、早めに出たら、なんと、鶴橋でJRに乗り換えた際にすぐに座れたじゃあないですか。え〜? 実はいつもの時間よりもこの時間の方が空いてるの? ってか、この電車がたまたま? とか思いつつ、大阪駅に着いたら、いつもはもみくちゃになりながら階段を降りて行かねばならないのに、空いている。へえ、いいなあ、この時間帯。こんなに空いてたら、神戸に行くのも苦じゃないねえ。....ってか早く気づけよ自分! ようやく神戸線のホームに来て、すごく人が少ないんで気づきました。そう、巷は黄金週間真っ盛り! そりゃあ通勤ラッシュも人が少ないデスよ。早く気づけよ....。世の中の人はハワイだとか遊びに行ってんのよ。ったくよう。しかしこのまま気づかずにいたら、GW明けに調子に乗ってこの時間帯にチャレンジして、敢え無く撃沈されるところでした。

ってなわけで、今日は前の会社に仕事。去年の夏からやってる保育支援ソフトの制作も大詰めを迎え(って、よくよく自分で振り返ると、いったい今何種類仕事やってんだか。なのに貧乏なのは何故....)、実際のソフトをさわりながらマニュアル作成してんですが、あーもうトラブルばっかで進まない。
でもまあ、明日も仕事だし、といつもよりは1時間近くは早く(7時過ぎ)帰ることにし、常々アホ話をしにいくサポートの部屋に、「帰ります〜」とわざわざ言いに行く。すると、Y田さん@バツイチに「今から帰ったら、午前様になんのとちゃうの?」と言われる。....いえ、一応3時間以内で帰れますから。6時間もかかりませんから。「あ、でも僕こないだ奈良に行ったらそれぐらいかかりましたよ」とT下くん。あんた、奈良の何処に行ったのよ。「龍神村」。アホか〜、あそこは秘境じゃ〜! 「え? 奈良って全部秘境でしょ?」。ちゃうわ〜、うちが住んでんのは県庁所在地や〜。というアホ会話をしていたら、若手ホープM井くんが、「今度はいつ来るんですか?」と殊勝なことを訊いてくるので、とりあえずかわいい声で、「金曜日にまた来るからね」と返事をしておいた。「え? カレンダー通り?」とか言うなよ。自由業のはずなのに、会社勤めの時よりも拘束時間が長いのよ。いや、仕事をしてる時間は短くなったかもしれませんが、電車に乗ってる時間が長くなったのね。あと、夜中に火がついて仕事しはじめたりしてね。さあ、寝ます。

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☆SHINJO!
わはは。「新庄剛志幻冬社文庫のイメージキャラクターに“指名”!」だってよ〜。もうじき電車の吊り広告とか新刊やフェア対象作品の帯とかに登場するんだって。幻冬社文庫の新刊で“買い”のやつってあるかねえ(そのために買うのですか?)。いやでも新庄の“インテリ風”ってどんなんや〜。むっちゃ楽しみです。

虎ファンの私は、例え新庄が大平洋を渡ろうが、津軽海峡を越えようが、心の中では、「君のふるさとはあの蔦の絡まる甲子園だよ」と暖かく見守っておるのです。しかも、自分では気づいていなかったが、深層心理ではかなり新庄ダイスキーらしく、3年前、阪神の監督に星野仙ちゃんが就任したころに、ある日見た夢が以下のようであった。

何処ぞの商店街(多分、地元西宮の商店街でしょうなあ)で、何故か赤と白の垂れ幕をしてある一角があり、そこの少し高い壇の上に縦縞のユニフォームを着た星野監督がおったのです。私は多くの虎キチに混じり、手を延ばして、「仙ちゃん今年こそは頼むでえ!」と握手を求めていました。仙ちゃんは壇上からにこやかに順番に握手をしてくれていて、「まあ、私の番はもうじきだわ!」と思った瞬間、背後から「あ!新庄!」の声が。
振り返ると、黄色いジャケットを着てサングラスをした新庄がカッコよく颯爽と通り過ぎていくではありませんか!(何故商店街の中を!) 私は、咄嗟に踵を返し、その姿を追いかけたのでありました。

って目が覚めてからしばらく、「そうか、私は仙ちゃんよりも新庄なのね」と今まで自分でも気づかなかった新庄への深い愛を噛みしめておったのです。

そんな私は、“新庄臭”に敏感で、十数年来大ファンの漫画家さん新作の主人公が、アホっぽくて俺様キャラなのにすごく潔く、とてもカッコよいので、「これは新庄?」と思い、先日その方のファンサイトの掲示板で、「新庄を連想します」と書いたら、当の漫画家さんから、

「新庄、まじ入ってます」

とお返事が。もう、夜中に独りで大爆笑しちゃいましたよ。
ああ、でも今年はなんか、日ハムなんかよりもロッテが優勝しちゃいそうな予感がしますね。今日もソフトバンク(うう、ダイエーと書いてしまいそう)にボロ勝ちしてるし。(あ、今日はそっとしておいてください。3タテだし、4位だし、貯金ゼロだし。ひゅ〜)

しかし、ここはレシピサイトだというのに、毎日ご飯の話題でなくて野球の話題ばかりですみません。阪神が弱くなったら静かになると思いますので。
野球以外に楽しいことがないという生活が何か間違っているのかもしれません。ってか、積んである本読んだらいいのかもしれませんが、今年度の児童文学塾は、大物を読もうということになってしまったので、もうじきいやでも読書生活に突入せねばなりません。手始めに大阪市立中央図書館に行って、今月の課題図書3冊借りてこなきゃ。で、来月は「最近流行りのホラーというかオカルト」についてすることになってて、しかも司会進行をやると言ってしまったので、資料作らなきゃなんめえ。児童書で出た最近のリストは先生がピックアップしてくれるらしいので、私は少年少女マンガ誌にその手のやつがどれぐらい載ってるかを調べようと思ってます。児童書の分野は、マンガの分野で流行したものを追随する形を取ってるはずなんで、すごい多いと思うなあ。でもそういう流行りを追随したのって、マンガでは傑作があったりするのに、児童書では中途半端なんだよね。そういうのも含めて話ができれば。
でまあ、どうにも最近の少年少女マンガが読めなくなってしまっている私なのですが、最近の日本児童文学も同じ延長線上にあるのかなあ。話題作を読んでもあんまり乗り切れないと言うか。でもマンガの方は、青年誌のや、一部年齢層の高い女性向けの雑誌の掲載作品(「のだめ」とか鴨居まさねとか)は、かなり好きなので、結局自分が年を取ったのかということを思うんだけど、先日久々に読んだひかわきょうこの『荒野の天使ども』が、今でもすんげえ面白いと確信したので、やっぱり最近は、純粋に「おもしろいもの」が減ってるんだと思うのよ。

で、今日は昼から整体へ行ってきました。凝り過ぎてて、肩がカチカチなのが、揉んでもらうとよくわかる。これで少しは長らえたと思うので、明日の神戸行きもがんばろう。

●本日の本
恩田陸『小説以外』(新潮社)
→まだ途中です。昨日からぼちぼち読んでます。左の方でAmazonのリンクを張っているくせに、私は本屋で買いました。いや〜、本屋の方が出た当日手に入ると思ったんだけど、地元の本屋には当日なくてよ〜。新大阪でやっと買えたよ。エッセイ集なんで電車で読みます。

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