★今日のひとこと
その日のよしなしごとと読書日記。たまに実験料理の成果とか、雑貨屋はしご記録とか、プロ野球の話題とかも。

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060630fri

 

☆原点
低気圧&蒸し暑いというのが私の一番の弱点.....。つうわけで、今朝から調子最悪。耳下腺が腫れてきてるわ、顔がむくんでるわ、口のまわりにブツブツが〜。でも仕方がないので7時過ぎに家を出る。新幹線に乗ってたら、無性にこのまま東京まで行ってしまいたくなり、弱音メールなどを普段メールしない相手に出して、返事を即座にもらって多少落ち着くのだった。

てわけで、もう今日は最悪な感じでしたが、帰りに京都伊勢丹の美術館「えき」KYOTOでやってる「世界の絵本作家展」を見てきました。
これが、この落ち込み激しいタイミングに見たためか、原画見ながら泣きそうになっちゃってよう。

バージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』(石井桃子訳、岩波書店1965)の本物の原画が目の前にあるわけよ。小さい頃からくり返しくり返し読んで、自分が今の仕事を選んだ理由の土台の一部をなしてるものの、それも1942年、今から60年以上も前に描かれた水彩の小さい絵が目の前に、それも今この瞬間は自分しか見てないの。これまでに世界中のたくさんの子どもたちが楽しんできた絵本の本物なんですよね。それを想像しただけで、かなり感動してしまったのでした。絵本の原画も数多見てきたけど、こんなにしみじみ思ったのは初めてかもしれない。
それと、マリー・ホール・エッツの『わたしとあそんで』(与田凖一訳、福音館書店1968)。これは1955年の作品。鉛筆だけで描かれた、本当に小さな絵。この絵本も私の原点ですね。まさか50年前にこの絵を描いた時、エッツさんも極東の島国で、この絵がガラスケースに入って展示されるなんて、思ってもいなかったでしょうね。
これらは、本当に自分にとって大切なもので、どちらの絵本にも息づく静かなやさしいまなざしと、毅然とした姿勢を失くすことなく伝えていきたいと。名作絵本の古典中の古典だし、今のぽっと出の絵本のように、すぐになくなったりはしないだろうけど、次代に伝えていくことをささやかながらでも担っていきたいとやはり思ったわけです。

というわけで、まんまとはめられて、絵葉書を大人買いしてしまいました。わあ、大散財。

だから私、将来は白いヒナギクの咲く、リンゴの木がならんだ丘に、赤い壁に黒い屋根のちいさいおうちを建てるの。あくまでも夢の話。

でもって、8時から飲んで、食べて、胃が苦しくなってから帰りました(暗かったので、食べ物写真、碌なのなかったので今日は割愛)。今日は落とし物もしなかったし。しかし、こんな私が見てない日にどうしてボロ勝ちになるかねタイガース。11対0って、いったい巨人はどうなってるの? 宿敵ながらもう哀れというか可哀相で見てられません。3位のヤクルトも勝率5割ちょうどで、ヘタすりゃ中日と阪神だけの戦いになっちゃうじゃん〜。それはそれでつまんないのよ〜。まだペナントレース半分もいってないんだから、もっとしのぎを削ってほしいことです。

060629thu

 

☆肉の日
今日は29日なので肉の日だそうです。昨日、阪神百貨店の鮮魚売り場のお兄さんが、「明日は肉の日、今日はお魚買うてや〜」いうてましてね。もしかしたら、肉の日は肉がどーかなるのかしらね〜。

で今日は銀行にいろいろお金を納めに&図書館に本を返しにということで、「おかーさんも図書館行くわ」ゆー母ちゃんとともに午前中から出かけてきました。図書館では『盗神伝』の2、3巻を借りたので、これでようやく読みたい病から解放されるわ〜と思っていたら、でがけにカバンに入れようと思っていた各種振込用紙をすっかり忘れていたことに気づく。アホ。なんのために街に出たのよ〜。ああ、また月曜日街に出なきゃ....。トホホ。しかしどうも最近、忙しいせいなのか生まれ持った気質のせいなのか、スコンといろんなことを忘れちゃうのがダメダメ....。

ちゅうわけで、意味もなく鹿の写真など。これが、写真になるとよくわかんないんだけど、すごく立派で綺麗な鹿ちゃんだったのだ! 興福寺の参道に入る前のバス停の横で撮りました。

んでもって、さっさと家に帰って来たのですが、今日は昨日よりもひとつ暑い! とうとう自室にクーラー入れてしまいました。で、ドライの効いた部屋で布団に寝転び、借りてきた本を読むのです。当然寝ますね。はあ、昼寝は楽しいわ〜。

ところで、以前、バレエマンガのすべてを網羅したリストを作成したい!つーたTチーに「じゃあ、トゥシューズに画鋲の元ネタを探してくれ!」と頼んだとここの日記でも書きましたが、今朝の朝日新聞の文化欄にその答えが。少女マンガ研究家の藤本由香里さんが、今は「おひめさま」イラストレーターとして著名な高橋真琴氏がちょうど今から半世紀前に貸し本マンガとして発表してた作品にその最古の例があることを発見したそう。わー世の中同じことを考える人がいるもんだ。
でまあ、その藤本さんの研究は、少女マンガの定石とも言える「瞳に星、コマのはみ出し、モノローグ」が高橋氏のそれらの作品から始まったことをつきとめた、つーことらしいんですがね。
高橋真琴氏といえば、もう相当なおじいさんですが、私は幼少の頃、絵本『にんぎょひめ』の表紙の絵を必死で模写したもんです。上の画像は「高橋真琴のおひめさまえほん」シリーズの『にんぎょひめ』で、私が昔持っていた、というか今でも持っている『にんぎょひめ』の表紙は、もっと緻密で複雑で華麗なのだった!
なもので、写真を撮ってみました。

これは「たのしい幼稚園」別冊の「おひめさま絵本」シリーズのようです。発行が1972年。価格はなんと150円だ! すごいなあ。このシリーズには、ほかに「シンデレラ」「しらゆきひめ」などがあり、私はこの1冊しか持ってなかったけど、裏表紙の広告の「ほうせきひめ」がほしかったのを思い出します。まあ、なんちゅうてもフリフリドレスに瞳キラキラはこの方の右に出る者はいないですなあ。しかし、この絵本、よくよく見てみたら、海の中なのにお花飛んでますよ。ま、多分ヒトデとかイソギンチャクだと思うのですけど。

まあこんなで、明日は愛知。どうにも落ち込みタイムらしく、なんか気分的にズンドコです。はあ....(上の調子のイイ日記からは想像つきませんかそうですか)。面白い本を読んでてもダメなのね。授業は3分の2過ぎたのであともうちょっとだけど、なんかいろいろ落ち込むわ〜。何がとも言えないけど、今の状況から逃げたい〜というのが正直なところかねえ。多分、疲れてるんだろうけれども。
というわけではないですが、明日は帰りに京都の美術館「えき」KYOTOでやってる「世界の絵本作家展」を見てきます〜。Tチーがタダ券をゲットしたので。で、帰りはまた飲みだ! それを心の支えに仕事しようそうしよう。

060628wed

 

☆三番目女子
M@弟分の今月中旬に誕生した赤ちゃんの写真が届きました。いやあこれが、生まれたばかりにしては目鼻のはっきりした赤ちゃんで、このぱっちりな目は、多分パパ似ですね。まあ、ママも宮崎あおいちゃんに似た美人なので、どちらに似ても美人になりそうですけど、Mがつけた名前が、某漫画の主人公と同じですよ....。オタク野郎め。というか、そんなにその漫画好きだったの?って改めてびっくりです。まあ、ヤツは鳥取県出身なので、名前に「梨」が入ってても別によいとは思いますが。
で、その漫画というのは、舞台が神戸でしてね。一部熱狂的なファンがいて、うちの大学のクラブOBにも数名バイブルにしている輩がおりますけど(男子女子問わずに)、私自身は、どうにも違和感があってデスね。

だって、神戸が舞台なのに標準語喋ってるんだもんよう!

なんで、大昔に「この漫画のヨ●ちゃんが関西弁で喋ってへんのはオカシイ!」つーたらですね、ヤツは「ええ!神戸の人は、いくら可愛い女の子でもI毛さんと同じように喋るんですか!」って驚愕してましたわ....(シツレイな!)。当たり前やん。ってか、あの話の舞台は、私が生まれ住んでたところから10キロも離れてないのよ! (といっても誰も信じてくれませんがねえ。ええ、どうせ私は●宮の下町のコ....)

でまあ、急に暑くなってきましたね....。もう今日なんて気温は多分そんなに高くないんだけど、湿度が高くて! しかも荷物も重くてヘロヘロでした。今日はオオサカの北の方のガッコでしたが、ちょうど終わったら3時過ぎで、そのころってヘタすりゃ一番暑いよ.....。でも今日はどうしても梅田に寄りたかったわけです。それは、『盗神伝』の1巻からどうしても読みたかったから! なんで、梅田の紀伊国屋にゴー。幸い、1巻だけありました。2、3巻もあったら荷物がえらいことになってたと思うので、それはそれでよし。
で、授業の荷物も入ったカバン(今日、コンピュータ室の副手の人に「先生のカバンもえらいお仕事仕様のカバンですね!サラリーマンのようだわ」と言われたわ。SAZABYなのに....。荷物入れ過ぎか)をひーこら担ぎながら、フラッシュメモリを買いにヨドバシに寄ったり、折角だからと阪神のデパ地下に寄ったり、どうしてもハービスエントのMaduで、前から欲しいわ〜と思っているお茶器のセットがまだあるかどうか確かめたかったり、と必要以上にうろうろしたら、カバンの肩紐が食い込む右肩と、それを支える左のかかとが痛くなってくる。アホです。で、Maduのお茶器はまだあったので、いずれ買おうと決心する。いやあこれがすごくかわいいのよ〜。白に青色でコトリのシルエットがワンポイントで入ってるの。急須もお湯飲みもこぶりなんで、あんまり実用性はなさそうですけど(すげえお茶飲みなので、多分、何度もお湯を注ぐハメになりそう)、あるだけで幸せになりそうだし。

でもって、帰りの電車で『盗神伝』を読みはじめましたが、わあ、1巻って主人公のジェンの一人称でしたか。いやでも1巻って、まだまだ子どもで可愛いわ〜。この話、「ファンタジー」って銘打ってあるんですが、架空の国が舞台なので、ある意味ファンタジーですけど、龍や魔法使いが出てくるわけではありません。人を超えた存在は登場することはするけど、メインは、国家興亡もの?という感じでしょうか。限り無くギリシャに近い場所を舞台に、年代的にはビザンチンあたりをモデルにして、国と国との駆け引きがメイン。まあそれは2巻以降で、1巻はこの強烈な主人公ジェンの冒険活劇になってます。
この話、原題は、『The Thief』つまり「盗人」。「俺に盗めないものはない」と豪語する少年ジェンが、忍び込んだ王宮で盗みを働き、そのため牢に捕われる。しかしその類い稀なる盗みの才能を当てに、「ハミアテスの贈り物」と呼ばれ、それを手にした者は、不死と国を支配する権利がもたらされる、という石を得るため、王の助言者メイガスとともに旅に出るのだが....。
というのがあらすじです。果して、ジェンは無事その石を手にすることができるのか?というインディ・ジョーンズ的なお楽しみと、その背景で繰り広げられる国家の陰謀。そしてラストのどんでん返し! もう私はそのどんでん返しを知っているので、主人公ジェンの一挙手一投足がどんな意味を持っているかわかって、思わずにやりとさせられるのよ〜。さてと今から布団の中で読みます〜。でもきっと途中で寝ちゃいますけど。

で!今日はトリちゃんのホームランでようやく勝てました。しかし巨人はもうダメですね....。どうなっちゃうんでしょう。あまりもの故障者の多さもあるけどなあ。原監督も正念場ですね。まさか、こんなに負けが混むのも生涯初めてのことじゃあないでしょうか、彼にとっては。よく知らないけど。

060627tue

 

☆おはようございます
なんでこんな挨拶かというと、夜寝をして、今起きたからです。トホホ。1時間半も寝ちゃうなら、さっさと風呂入って寝た方がマシ....。いやでも今日は急に暑くて、昨日は冷えたぐらいなのにそれから7度ぐらい高くて、蒸すし、すっかり疲れ果てました。なんで、別に昨日寝るのが無茶苦茶遅かったわけでもないのに、寝ちゃったよ....。夜寝の誘惑には勝てないわ〜。

ま、今日はオオサカの東の方のガッコの日でした。まあ、いつもの通りでしたね。あと4回でここも終了です。あともう少し。

でもって、今、『幼児期―子どもは世界をどうつかむか』(岩波新書)というのを読んでいまして。これも仕事読書の一環なんですが、非常にオススメなのでここに載せます。著者の岡本夏木先生といえば、同じ岩波新書の『子どもとことば』が有名で、私も学生時代にレポートを書く課題で読んだ、ってぐらい、保育のバイブル的テキストを書かれる先生です。で、こちらは前にM川さんが「私は書き込み用と保存用に2冊買ったわ!」とおっしゃっておられたのですが、読んでみて納得。私が常日頃、日記で書いてるいろんなことのある種の答えがここに書いてありますよ。
内容的には、発達心理学の面から、幼児期の子どもの教育、特に「家庭教育」について論じているのですが、幼児期というのは、その人のその後の人生を決定付けてしまう重要な時期なんですよね。私たち専門にやっている人間は、それが「当たり前」と思ってやっていますが、よくほかの人たちとギャップを感じること多々なんですよ。まあ所謂エリートと呼ばれる男性に多いですが、「子ども相手の楽な仕事ですね」という彼らにとっての常識。つまりは、日本では、あまりにもこの幼児期を軽視しすぎていて、それが、今の世の中の、某か不安で、閉塞感を感じざるを得ない流れの原因をつくっているか。
まあ、まだ途中なので、全部読めたらまたいろいろ書くかもしれませんが、ただ単に、子育てをしているお父さんお母さんや、保育関係者だけでなく、いろんな仕事をしている人に読んでいただきたいような気がします。

でさて久々プロ野球日記!と楽しく書きたいところだけど、せっかく中日が負けてくれたのに、広島と引き分け....。藤川が連続無失点記録を歴代9位にのばし、能見くんも最後ぴしゃりと抑えましたが、勝たなきゃなあ。まあ負けるよりかマシですが、当たり前ですが。巨人がとうとう借金生活....。と思ってたら、巨人がジョージ・アリアス獲得ですって! ふへ〜、日本にまた来るのね〜ジョージ!

060626mon

 

☆あかんあかん2
読んでしまったわ、『盗神伝』の新刊上下巻。Amazonさんというか、日通さんはいつも朝が早く、8時半ぐらいに来るのだけど、届いてすぐに読みはじめてしまいました....。結局昼過ぎまでぶっ続けで読んでましたが、おもしろかったわ〜。私はこの話は主人公がとても好きなのですが、なかなかに魅力的ですよ。第2部を読み終わった時に、彼はどう成長していくんだろう、ってすごく思って、続きがとても楽しみでしたが、期待を裏切らず、満足。前の話も随分前に読んだにしてはいろいろ覚えてる方だけど、どうにももっかい読み返したい欲求がフツフツと。どっかにすぐに手に入る本屋はないだろうか。この近所で。
でも実は前から、この翻訳については、イマイチだなあ、と思うことが多く、どうにも直訳風なので、言い回しとしてわかりにくいところが多々あるのですよ。なんで、何回か読み返さないといけなかったり。そうそう、1巻が最初なかなか入っていけなかったのは、その点にあるかもなあ。もしかしてこれからこれを読もうと思っておられる方! 最初読みにくくてもがんばって読んでくださいな〜。次第に気にならなくなってくるはずだから。そして、この装丁もちょっと恥ずかしいのでやなんですけどね、実は。
それとおっきなポイント! もし全巻手許にそろえてから読もうと思ったら、決して2巻以降の登場人物紹介のページは読まないように! 1巻の面白さが半減どころか、意味がなくなっちゃうからさ〜。1巻の最後の最後のどんでん返しが、2巻の登場人物紹介で、あっさりばらされちゃってるのよ!勿体無いのよ〜!

いやしかし、こんなおもしろく読書しちゃったら、明日の準備が全然はかどらない....。最近、あんまり本を読まないのは、仕事が滞っちゃうからだったのね!とか今さらながら気づくわ。でも明日は放置状態のダイアナ・ウィン・ジョーンズを読もうかな〜。もう完全に、面白い本渇望状態です。こんな「ああ、なんか読みてえ!」って思うのも久しぶりかも。

ってなわけで、昨日の話。
交流会の方は、去年別の場所で聞いた話だったので、会場の外で遅れてきた人の番をする、という係。講演会の講師は、N村先生、という日本での韓国朝鮮児童文学研究の第1人者。といってもえらそうな感じでなく、すごくおもろいオッチャンでさ〜。よく大阪市立中央図書館でばったり会うことがあるのですが、「これボクのガソリンよ〜」ゆうて、ポケットからミニ水筒出してきて飲まはるんですわ。当然、ガソリン、ちゅうたらアルコールの事ですが。
で、 会も恙無く無事終了したので、今度は堺筋本町にある韓国家庭料理のお店に行きました。こちらも盛況で、同じテーブルの韓国人留学生の方といろいろお話。Kリンが「独学です」という韓国語でその方たちに話しかけ、留学生の方からの返事は日本語、というなかなかヤヤコシイ状況になってましたけど。留学生の方は、多分年頃は私と同じぐらい。当然ですが、絵本や児童文学の研究をしている方で、その方が言うには、
「韓国では、まだ子どもの本研究が進んでいない。でも10年ぐらい前にN村先生が、韓国の宮沢賢治と呼ばれている作家の研究論文を書いた。それが実は韓国では初めての子どもの本研究の論文で、韓国の文学研究者は日本人が書いたことに驚いた。今ではN村先生は、韓国のこの分野では知らない人はいないほどの有名人」
ひゃあ、そうだったんですか。スゴイ先生だったんですねえ....。いやいや、わかってはいましたが、普段の先生見てたら想像つかないし。
まあ、その他にも、韓国と日本の文化のちがいなんかを聞いたりして、お隣なのにちがうことが多いねえとか、でも韓国語の文法は日本語といっしょで、韓国を支配してた時期の長い中国語とまったくちがうんですよ〜、ってな話だとか、おお、国際交流してますよ!って感じでした。

でま、会は8時過ぎにはお開きになり、その後、KリンとTチーと一緒に、日曜日で殆どお店の開いてない本町界隈をあとにして、タクシーで心斎橋まで出て、ちょっと飲んで帰ってきました。
その際の議題は、
・執事カフェとヒツジカフェとどっちがいいだろうか。
・ヒツジカフェなら白と黒とどちらがいいだろうか。
・ヒツジカフェでハーフ&ハーフと言えば、白黒ツートンのヒツジなのかグレーのヒツジなのか。
・いやでも実はヒツジの毛皮はふわふわに見えて、触るとゴワゴワで脂分が手につくのよ!
・なんでそんなん知ってるの。
・六甲山牧場でさわってみたからさ〜。
・そうそう、暑くなって半袖になると電車が苦痛よね。
・そうそう、オヤジの肌とか、腕に触ってきたら寒イボもんやで。
・毛深い人とつるんとした人とどっちがエエかな。
・えー、毛やったら触ってもこっちに付着するもの少ないけど、つるんとした肌がねちゃってくっついたら、なんぞこっちにべったり付着してそうでイヤ。
....ああ、先ほどまでのアカデミックな会話は何処に。

060625sun

 

☆あかんあかん
眠いです。今日の日韓児童文学交流会の話は明日まとめます〜。あと、Kリンが会に参加してくれて、懇親会の後にTチーと3人で飲みに行ったのだけど、その際、クダラネエ話をしたのとか。いやあ、相当下らなかった。おもしろかったですけど。

そうそう、下らないといえば。私の出身大学の美術専攻は、毎年夏になると、京都と奈良の文化財ツアーをやってたのですが、ヤツらがその季節になるとよく口走っていたしょうもないクイズがありまして。

世の中で一番つまらない仏像は?

というのなんですけど、答えは、

法隆寺百済観音像=ほうりゅうじくだらかんのんぞう

....つまり、くだらかんのん=くだらんかんのん=つまらない、ということになるわけですが、兎も角、あまりにものくだらなさに、どうでもよいのに、妙に自分も口走ってしまうというわな。ああ、国宝に対してなんと失礼な〜。

060624sat

 

☆乳酸菌飲料vs猫科の猛獣
ヤクルト〜、強い〜。....まあ、古田だからいいか。
と何故か古田を応援してしまうことで、ヨワヨワタイガースについての追求を回避するわけです。

でもって。下にも書きましたが、今日は1日お仕事してました。も〜、肩凝ったわ〜。

でもって、さらには本日、東京方面では大学のクラブのOB会の会合をやってて、遠隔地より内容チェック。というのも、OB誌の打ち合せというか、モチベーションアップ会なんですよ。ほんとはOB誌の4号の編集は私なので、何故いない、という感じなんですが、明日、NPOのイベントだし....。で、創刊号編集の天敵Hに調整役をお願いしてあったのですが、うーん、何故か奴は今、やる気満々で、暑いぐらいだ。私は、しっかりせいと奴に尻を叩かれているが、叩かれれば叩かれるほど、反発したくなってくるのは、何故かしらね〜。長年の付き合いの中で培った条件反射のような気がするなあ。「もーなんで喧嘩腰なの」と電話口で言われましたが、多分、私はほかの人にはそんな対応はしないので、これまでの自分の所業が、私にそうさせているということで反省しておいてください。でまあ、電話でいろいろ話をしたりして、次回の会合はどうする、という話になり、「8月5日だったら行けるかな〜」という返事をしておいた。うん、行きたいのは山々ですけど、どうするかな。

とさて、今日つらつらと仕事中にためておったメルマガなどチェックしていたら、なんと、待ちに待ってたあのシリーズの新作が出てるのを発見!
盗神伝〈1〉ハミアテスの約束
メーガン・ウェイレン ターナー
あかね書房

上のリンクは、シリーズの1巻目。あとは続きの第2部が上下巻で出てます。数年前に、おもしろい、と何処かで聞いた時に図書館で借りて、親知らずを抜く時に歯医者で読みはじめたのが最初。1巻は当初なかなか入っていけずに、だらだら読んでたんだけど、途中から急に面白くなってきて夢中。さらに第2部なんて、抜いた親知らずのあとが化膿して炎症起こして痛くて痛くてたまらなかった夜中に眠れずにいた時に読み切りました。面白かったのが幸い。痛いのもかなり紛れてよかったなあという記憶が。この話、ラストのどんでん返しに「シテヤラレタ!」と驚かせられるのだけど、1巻は最後まで読んでから最初から読み返すと、真実を知ってるものだから、全然ちがう気分で読めるのですよ。
で、今回第3部が2冊組で出たみたいです〜。前の巻はまだ買ってないけど、今回第3部はAmazonさんでぽちっとな、してしまいましたわ〜。わ〜24時間以内に発送ですって〜。すぐにおうちにやってくるわ。うきゃ〜。(溜めている本がたくさんあるのにどうするのだろう)
実はこの主人公、私の愛する心の漫画の某主人公に通じるものがありまして。最初すごい子どもみたいなのに、どんどん成長してかっこよくなってくし、途中で片腕を失くしちゃうとことかが妙にシンクロ(ってなわけでオススメですよ!Uさん)。しかし、版元があかね書房で、でかくて分厚い本なので持ち歩きが大変。なのに妙に字が大きくて、何故かページの4分の1ぐらい無駄なスペースがあったりして、これで字を妥当に小さめにして、ページぎっしりに字を詰めてくれたらいいのにな〜といつも思います。そういう意味では、徳間の児童書は必要以上に重くないので好きだわ〜。印刷が裏写りするほど紙も薄いし(それはそれで問題なのではないでしょうか)。

060623fri

 

☆よかったさがし
今日あったこと、いろいろ書いてたのですが、まとまりつかないまま、えらい眠くなってきたから、明日補完してアップします。ちゃっちゃと寝て、明日は朝からおうち仕事です....。ではおやすみなさい。

というのが昨日の夜で、今ひーこら言いながら明日の準備してます。明日の日韓児童文学交流会で配付する資料のレイアウトだ! どうにも先生の事務所に行く時間がなかったので、秘書さんもといNPOの事務局長から送られてきたデータをInDesignに大急ぎで張りつけ、レイアウト中。まあ、こんなにギリギリまでやってるのも初めてだわ〜。完成したらPDFで送付して、今日、事務所で印刷。それを明日人海戦術で折るの。なんだかな〜。では以下。

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古田ヤクルト!大躍進!地元民仲間&同世代としては、古田にはがんばってほしいものです〜。....今日はやられちゃいましたけどね。そして片岡.....、お前、そのホームランがなんで1回の満塁で出んかったん?

というわけで、愛知から帰ったら、ビール&野球!とゆーとったのが、「負けてんの見ててもつまらんでしょ」ちゅう母ちゃんの意向で、フツーにNHKのニュースなど見てましたし。しかしニュースはW杯の話バッカでよ。Yahooのニュースでも「イチローになれなかったヒデ」ってタイトルになってたけど、日本は、プロとしては野球の方がやっぱり安定してるよなあ。サッカーの歴史は日本では浅いし、体格差で最初から諸外国に負けている。野球は体がでかい方が得では決してないし、メンバーそれぞれの個性をフルに活かした攻撃と守備が可能。それに結局はヒデよりイチローの方が何枚も上手だった、ってことでしょうね。人間的にはよくわからないけど、あれだけ日本でも活躍しているプロ選手からも憧れられ、尊敬されてる人間はいないだろうし。そして、やはり王監督やね。あの人柄で、選手たちをまとめ、引っ張ったからこそのWBC優勝ですよ。

でまあ、今日は愛知でした。先週、学生の出席票偽造発覚のガッコですよ。まあ、軽い気持ちでやったにちがいないですけど、提出物は、採点時に全部通してみるから、筆跡がちがってたりしたらすぐばれるし、これは実はカンニングと同じレベルで、本来なら退学処分にもなりかねない違反ですよ、てな話をしてオドシをかけておきました。もう大丈夫かな〜とは思いますけどね。これで開き直るようなスコさは持ってないようだし。

そうそう、先ほど同業者というか、日本語学校の教員をしている先輩から、「あいちゃんの最近の日記読んで、けっこう日本人もやるな〜、思ったわ!」ってメールが来ました。毎日、外国人の学生と渡り合っている先輩。なかなか壮絶なカルチャーギャップがあるそうです。ほんと、教員なんて、いくら努力しても徒労に終わることが多い。それは年齢が上がってくればくるほど、その割合は大きくなる。その点、乳幼児相手の仕事は、本当に日々手応えあり、返ってくるものも大きい仕事だと思うのです。それはやはり、年齢が下がれば下がるほど、人間は無心で、飾らず、体当たりして来るからなんでしょうね。

とはいえ、今日は2つうれしいことがありましたよ。
1つめ。今日のガッコは、保育科の短大ですが、男子学生が1割弱います。いつも男子学生は固まって後ろの方で授業受けてるんだけど、今日、H野くんというぱっと見、沖縄県代表の高校球児、という風貌の男子が珍しく一番前に坐ってたんですよ。で、授業に入る前に、「お、今日やる気あるやん」って声かけましたら、にや〜って笑ってまして。いったいどういう風の吹き回しだろう、と思ってたらですね、今日の感想記入用紙に彼はこう書いてきました。

「一番前だと、ほかの事に気を取られることもなく、集中できて、とてもよかった」

そうだったのか! ちゃんと授業を受けたかったのね。それが実行できてエライぞ。....まあ、すごく当たり前の事なんだけどね、ほんとは。

どうにも、最近の学生たちは、友だち関係を大事にするあまりか、自分よりも押しの強いタイプの人間にどんどん引きずられてしまう傾向が強いんですよね。結局は、まわりに合わせる、ということでしか「協調性」というものを考えられないのだろうけど。そうなるとどうなるというと。
真面目タイプのA群、不真面目タイプのB群、というのが、だいたいクラスの2割ずつぐらいを占めていると考えてください。あとの6割は、どっちつかずのC群です。学年によって、A群の影響力が強い場合、C群はA群に引きずられ、そこそこ真面目です。学生たちは授業に集中し、とても充実した時間がすごせます。でもって不真面目B群はクラスから浮きます。しかしB群が強い場合、C群はB群といっしょに不真面目グループと化します。授業中五月蝿いわ、遅刻は多いは、で、真面目A群と教員には、大変な迷惑な年になってしまうのです。
H野くんも、前までは友だちに気を遣ってる風でしたが、何か決心することでもあったんでしょうね。学生時代は友だち付き合いも大事だけど、同じ目的を持って進学してきたわけですから、お互いに足を引っ張っているようじゃ、本当の友だち関係とは言えません。彼の努力が、某かまわりにイイ影響を与えることになればいいんですけどね。まあ、そこまで望むのは高望み過ぎるか。でもこうして一人でも、主体的に学んでいこう!と決心して実行していってくれると、本当にうれしいことです。

あともう1つ。授業の最初に必ず先週の感想記入用紙に書いてきた質問に返事をする、という時間を設けてるのですが、先日、教材ビデオを見た時に、4ヶ月の赤ちゃんが泣いてだっこをせがむと、お父さんがすぐに抱いてあやしてあげているというシーンがあったのですね。そしたら、1人、「泣いたらすぐに抱くというのは問題ないのですか? 抱きぐせがついて甘えた子どもになると思う」というのを書いてきた学生と、「赤ちゃんの頃も厳しくしつけた方がいいのですか? それともある程度大きくなるまでは、甘やかした方がいいんですか?」と書いてきたのがいまして。
一般的な乳児保育の話をしますと、赤ちゃんは、生理的欲求を満たしてくれる対象として、一番身近な大人と愛着関係(アタッチメント)を形成していきます。この愛着関係は、正常な発達に必要不可欠で、スキンシップとコミュニケーションにより育まれ、赤ちゃんの中に、「自分は、この人に守られ、安心して生きていける」という絶対的な信頼感が生まれることにより成立します。
というわけで、この愛着関係がしっかりと形成されていれば、だっこしてもらわなくても大丈夫な年齢になれば、そんなに「だっこだっこ」とねだらない。逆に大きくなっても、頻繁にだっこをせがんで泣くような子どもは、親からの愛情が充分でないとも言えるわけです。
しかしここで問題なのは、かわいがる=甘やかす、と学生たちが考えているところですね。なので、「甘やかす、と、愛情を持って接する、ということは決してイコールではないよね」という話をしました。甘やかす、というのは、ある意味無責任な行動で、本当の愛情を持っていれば、厳しくすべきところなど、自然とわかってくる。How toで誰かが答えを教えてくれるのではなく、自分が現場に出た時に、対する子どもの個性や、状況から判断し、自分の中に答えを見つけなくてはならない。短大の2年間は、その答えを考えるための材料を勉強しているのだ。という話をしましたらね。一人の女の子が、「甘やかすことと、愛情を持って接することは、似ているようで、全然ちがうということがわかりました!」って書いてきましてね〜。
こちらが伝えたいことがちゃんと伝わってくれたか!とほっとしますね。この話は、直接授業の話とは関係のないことで、でも、保育および幼児教育を実践していく上で、一番大切な芯の部分だと思うのです。だから、こうした質問があるごとに、学生には、「いろんなことで悩むより以前に、自分が担当した子どもには、『先生はあなたのことが大好きよ』と抱き締めたり、言葉にしたりして、しっかり意思表示していくこと。そして、子どもとの間に確かな信頼関係を結んでいくこと。そこからすべては始まる」ってなことを言い続けて来たのですが、なかなか手応えがなかったり、こちらの話を全然勘違いしてたり、といったことの方が多いわけです。授業10回目にして、ようやく響いてきた、という感じかな。響くととてもうれしいし、やってきたことは徒労ではなかったと、何かに感謝したい気持ちにもなります。

060622thu

 

☆玉手箱
一昨日あたりから気になってたのですが、どうやら今回の整体の施療はもみ返しが激しい....。鎖骨の辺りがどうにも痛いのです。肋骨の歪みをなおしてもらったお返しですな。はじめ、右肩が痛かったので「これが噂の四十肩か!」と思いましたが、全体に痛くなってきた今、どうやらちがうことがわかり、ちょっとほっとしてます。いやだわ〜、四十肩なんてっ! でも肩が痛いのには変わりなくてやーんなんですけど。

というようなぽっさり気味な今日でしたが、素敵なものをいただきました〜! Uさんから玉手箱到来です。私が最近元気がないので、気づかってくださってありがとうございます。元気になりました!


うわ、なんか写真がぼけちゃった! Uさん手作りのクッキーとケーキとマーマレードです〜。Uさんの日記で、「お菓子づくりがマイブームで」ということで、まあ!近所だったらご相伴に預かるのに!と思っておったのですが、この遠方でその夢が叶うとは〜。この疲れ果ててスカスカの脳味噌に、糖分とバターの栄養分が染み渡ります! ほんと、昼まで元気なかったですけど、クッキーいただいてからちょと復活しましたよ。


で! カレルチャペックのみつばちバジーのタオル〜。ああ、かわいすぎて顔なんかふけないわ! これが表がガーゼ、裏がタオル地でいい感じなんですよ。お肌にやさし〜。そして、この袋がまたかわいいですよね、コトリちゃん。

Uさんとは、S先生の新作が楽しみね〜と、いうことで、8月の雑誌発行以降は、どっぷりファントークをしましょうね!と固い約束を誓っております。先生からチラチラ今回のテーマなどを伺っていると、とても重いけど、すごく興味あることで、今からとても楽しみ。私の心の漫画が何かバレている=S先生の正体を知っている方々には、ばんばん宣伝いたしますよ〜。しかし、前回のもそうでしたが、日頃かわいいものが大好き〜とおっしゃっている先生が描かれる漫画には、ガタイのイイ兄ちゃんが殴り合ったり、ヤクザが出てきたりとか、画面的にはかわいいものでないのが....。いやあ、それが魅力なんですよね! 
私も、こんな絵面はかわいいサイトやってますけど、日記の内容はやさぐれてるしね! 視点がオッサンだったりするしね! 仕事にぐれた時にはエレカシやSFU聞いてるしね! 人は某かバランスをとっているのですよ....。

あ、そうそう、タイガースのJFKの一員にて守護神クボタが右手骨折で登録抹消....。ベビーカーから落ちそうになった娘さんをかばおうとして、手の甲を強かにぶつけたらしいですよ。娘さんを怪我させなかったクボタ!えらい!ですが、どうなる阪神。でもね〜、今日も金村がゆーとったけど、阪神は選手の層が厚いのよ〜。どんな新しいヒーローが生まれるか、それはそれで楽しみと言うことで。

060621wed

 

☆オヒトヨシ
今日は大阪北部のガッコの帰りに梅田に出て、夏休みに引き受けた集中講義の打ち合せ。院時代の後輩と組んでやる予定なのです。まあ、その後輩はすごいしっかりしてるんで、私も大船に乗ったつもりでヨカッタヨカッタ。しかし、打ち合せのはずが、冒頭は「私たち、絶対にはめられたよね」という話題から入るのであった。いや〜、頼んできた方というのが、私と彼女両方に「あっちは、あなたか引き受けてくれるならやるって言ってるわ」って言ったらしいデスよ。その時点では、どちらも引き受けるなんて言ってなかったのですがね〜。うーん、はめられた。まあ、短期間で稼がせてもらいましょう。なんつても、私はこれから、国民年金保険と、健康保険料と、税金と、奨学金を支払いに行かなくてはならないからです。うーん、合わせてン十万の出費....。くそう。いくら働いても追い付きません(号泣)。

でもって、今日は2週間の実習明けで、3週間ぶりの授業でした。あー、なんか色々忘れてたけど、やってたら思い出してきたわ。でも、この2週間の実習期間を楽しみにしてやってきたけど、終わっちゃった....。あとは最後までぶっ続けです。まあ、今日はさして問題もなく終わりました。実習行ったことで、多少鍛えられて戻ってきたのか、授業中もわりと静かでしたし。
ただ、がちょんなことがひとつ。愛用のフラッシュメモリですが、学生の制作したデータを移動するため、USBに挿したり抜いたりが激しかったせいか、書き込み禁止スイッチがアホになってしまってよう。挿すたんびにイチイチスイッチを動かさないとダメになっちゃいましたよ。あーとほほ。仕事しすぎ?しすぎ?

ところで、今日、その院の後輩と話をしててですね。「なんか最近の学生は、『子どもに嫌いって言われたらどうしよう』とかそういう、受身なことで悩むのね。どっちかつったら、同じようでも『私は子どもと楽しくやっていけるだろうか』っていう主体的なことで悩んでほしいわ」と言いましたらね、「そう思うI毛さんは、やっぱり幼児教育の人ですねえ」とか言われましてね。うむ?この科白は何処かで聞いたことありますよ。そうそう、前にKリンにも言われたんだったわ。でも私自身は、こういう考え方は、自分のポリシーとして持っていることで、例えばこの話も「子ども」でなくて、「友だち」「同僚」「上司」などに置き換えてみたら、人付き合いの基本として通じるものだと思うわけですよ。どうにも最近のコが、他律的すぎるなあ、というのはさておいて、なんだか、ホネのズイまでワタシ幼児教育の人間なの?ってうちひしがれてしまう今日この頃です。いや、何故うちひしがれるかというのは、私は全然この仕事、自分自身天職だと思ってないからだと思います。一直線に子どものために何をすべきかだけを考えている、そういうある意味聖母のような人も世の中にいるとは思うのですが、私はそうはなれんな(まあ、躾のできてない子どもを公共の場で見ると、後ろから蹴り上げたくなる人間ですから、推して知るべしですけど)。
この仕事、勉強始めてから仕事としてやって、という合計年数は、これまでの人生の半分にあたるぐらいやってることなんですけど、私は決してどっぷりと漬かってるわけではないと思うのですが。逆に言えば、そういう私のポリシーを「幼児教育的」と捉えた後輩の方がどっぷり漬かってんでしょうね。なるほどな。

060620tue

 

☆負け犬の遠吠え
交流戦、優勝したんはロッテか知らんけど、ロッテはな〜、阪神に1回しか勝てんかってんで〜。....かってんで〜。....かってんで〜。<エコー

まあ、快勝とはいえませんでしたが、なんとか辛くも逃げ切ったという今日の試合でございました。サンテレビでしか中継なかったから、砂嵐の国での開催試合でしたが、最近、砂嵐の試合を観戦するコツが身についたというか。まじ、白黒の砂嵐になって、シルエットで赤星か藤本か区別がつかなかろうが(やっぱりよく似てるよ〜、この2人)、試合展開がなんとなくわかるという....。うーむ、順応?

とさて、今日のメインはデスね。ふふふふふふ。

卒検合格!

4ヶ月でいけましたよ。思ったよりも早かった! ま、まだ免許センターで学科試験を受けてないんで、なんとも言えませんが、これでもう、愛知仕事&呑んだの翌日の土曜日にヨレヨレになりながら教習所に行くという苦行からは解放されます。んでもって、私をタクシー代わりに使いたいオヤジが、中古車を買おう!とかゆーてるので、成り行きを見守ろう。
いやでも、ほんと落ちたと思ったんですけどね〜。噂では聞いてましたが、余程の事がない限りは通してくれるもんですね。しかし指示器付け忘れとか縦列駐車のツッコミ浅かったりとかいろいろしましたが、なんとか。

で!恒例お祝にケーキ〜ということで、西大寺の駅前の評判をよく聞くケーキ屋さんに寄ってみました。「ガトー・ド・ボワ」というお店。なんでもなんぞの世界チャンピオンがオーナーシェフのお店らしい。なんで前から行きたいと思ってたのだけど、なかなか機会がなく、今日は検定が中途半端な時間に終わってスクールバスがなかったため、歩いて駅まで出たついでに寄ってみました。


なんかね、奈良にしてはゴージャスな雰囲気だったわけさ。これがケーキの入ってた箱のふた。ゴージャス〜。


どうやら、チョコレート系のケーキがメインぽかったんだけど、タルト・フレーズにしてみました。おいしい!んだけど、実は。


こないだ食べたアンテノールのクレープ・フリュイの方がおいしかったかも....。つまりは、イチゴのタルトよりも、グレープフルーツのムースが好きだった!ってことですわ〜。今日のお店にも、季節柄、グレープフルーツのムースがあったんだけど、「こないだ食べたし」ってやめたのだった。うーん、味の比較をする時には、同系列のモノでチャレンジすべきですなあ。反省。

060619mon

 

☆グレコ
ちょいと今日は仕事で大阪方面まで出ておったのですが、ちょいと仕事中にグレそうになっちゃいましてね。他人の仕事っぷりに非常にイライラさせられた挙げ句、こっちに全部しわ寄せが来るなあとムカつくやら虚脱感やらに苛まれたので、帰りが予定よりも大幅に遅くなってしまったけれども、憂さを晴らそうと本屋で漫画と雑誌とビーズ手芸の本を買って溜飲を下げました。家に帰ったら10時前だったけどな。まったくよう。明日、足りないビーズを買いに行って、仕事の合間の息抜きにちまちまやろうと思います。そんなことをしていていいのかという心の中のもう一人の自分の声は無視無視。
Amazonのリンクを貼ろうと思ったのにまだ載ってないのだけど、「かわいいプチビーズBOOK」という本でして、丸っこいモチーフのお人形がいろいろつくれるのでかなり楽しみ〜。昔、ビーズのお人形のネックレスがとても好きだったのですが、それを彷佛とさせますね。ちっちゃいもの好き魂にも妙に訴えるものがありますし。ビーズは手軽に、省スペースで作業ができるから好きだわ〜。昔学校で使ってたカンカンのペンケースに入れてやるのだ。

でもって、家に帰ったらもうすでに終わっていた、甲子園でのラスト新庄。試合は兄貴のホームランで勝ったようなので、残りのロッテ戦もなんとか勝って終わってほしいものです。

それでは、明日はいよいよ卒検です。どうなることやら。

060618sun

 

☆メンテ日
昼から整体に行ってきました。いやあもう、ボロボロでしてね。背中の上に亀の甲羅が乗ってるみたいに背中が痛かったのですが、先生に伸ばしてもらったら、あらスッキリ! 痛いのが何処かに行ってしまいました〜。もう、肋骨が歪みまくってたらしいデス。さあ明日からまた頑張ろう。
というか、夕飯から頑張りましたわ。今日は父の日なので、似非ムスメとしては、なんぞパラサイト生活のお茶を濁すためにオヤジリクエストのトンカツなど。トンカツなんて、何年ぶりかしら〜つーぐらい家でやってませんでしたよ。でも、ヘルシーに攻めてみたかったので、前に「伊東家の食卓」か何かで、とき玉子の代わりに山芋を使うとサックリ揚がる、てなことを聞いたことがあったので、トライしてみました。天ぷら粉とすった山芋を水で溶いてみる。とてもサックリ揚がりました! しかし山芋をこね繰り回したせいか、手が痒くなりましたが。あとオヤジの大好物のマカロニサラダなど。隠し味にゴマだれを入れたらおいしかったです。マヨネーズの量も少なくなるしな。これはオススメかも。

んで、今日のプロ野球日記は、タイガースはさておき、楽天強いです! 上原を投入して、巨人が負けちゃいましたよ。これは後半戦もパ・リーグが面白そうですね。もっと中継してくれたらいいのになあ。

まあ、一応、サッカーは日本戦は見てるのですが、やはり私はサッカーよりも野球が好きだ〜、というのがよくわかりました。なんででしょ。せわしないからかなあ。まあ、終わる時間がだいたい検討がつくのは生活にメリハリがつくれるのでよいですが。

060617sat

 

☆ああ、よかった
わはは。パスケース出てきました。
昨日、改札を出る時にパスケースがないのに気づき、電車の中か?とすぐに探しに戻ったのですが(終着駅なのでこれが可能)、なかったので、京都駅の構内で落としたのかしら〜とか思ってたんだけど、どうやら車掌さんがすぐに拾ってくれてたらしい。で、改札に行った時にはその連絡がまだ来てなかったのね。今朝、京都駅に電話をしたら、10時以降だったら、何処の駅でも落とし物・忘れ物を検索してもらえますよ、と教えてもらったので、教習所行く前に駅長室に寄ったんですよ。 そしたらそこに届いてたのでした。
いやあ、6000円の損失、とか思ってたら、1回しか使ってなかった地下鉄カードのことを忘れてて、ほぼ9000円だったことが判明。あーほんと出てきてよかったわ。
しかし、この1年、けっこう落とし物&忘れ物が激しい....。近鉄奈良駅の駅長室に落とし物を取りに行くのも2回目ですし。今まで傘一つ失くしたことない人間だったのに、私も年取ったのかしら〜、つーてたら、Tチーが、「ほんなん、移動距離と電車に乗ってる時間と行動範囲と荷物の量に比例してるんだけやん」言うてくれましてね。確かにそうかもしれませんが、某かヌケが激しいですな。

実は、10年ぐらい前、立続けに3回、電車の中に忘れ物をする、というのをしでかしたことがありまして。うち2回は阪急神戸線の網棚にカバンを置いてきちゃった、で、駅に降りた途端に気づいたんで、すぐに手配して出てきましたが(なんで、それ以来、どんなに荷物が多かろうが、絶対に網棚に荷物は載せません)、あと1回は、551の豚まんを忘れたと言う....。それもですね、忘れたのに次の日の昼まで気づかなかったとですよ。次の日の昼間にですね、ご飯食べようとして、「そうそう、昨日豚まんを買っておいたのよね〜」と冷蔵庫を開けたはいいが、そういえば冷蔵庫にしまった記憶がない。そもそも、電車から降りた時に持っていた記憶もない。....あーあ、電車の中に放置ですよ。トホホ。まだほかほかだった豚まんは、駅員さんたちが食べてくださったかしら(なわけないでしょけど、地下鉄サリン事件の後やったし)。もうなんでそんなにスカっと忘れたかというと今思うと、そのころって、阪神大震災の1年後ぐらいだったんですよね。電車が全線開通して、ようやく乗り継ぎ乗り継ぎの日々から解放された頃なんですわ。緊張の糸が途切れる、ってのはこういうことなんですなあ。

とさて、こうしたほっと一安心なこともありましたが、も一個、みきわめ運転合格しました! ひゅ〜! いよいよ来週20日に卒業検定を受けます。後半戦、長かったわ〜。
で今日、みきわめのチェックをしてくださった教官は、一昨日の人と同じだったのですが、何回か見てもらったことがあって、いつもむっつりしてあんまり喋らない無愛想なおじさんなんですよ。で一昨日の私が不合格だった理由が、「確認のためにきょろきょろしすぎ。わき見運転レベル」ということで、今日は意識しつつやりまして、なんとかいけました。まあ、どうしてもびびってるのか、一瞬行動が遅れるのですが、慣れたら大丈夫だから、ということで合格。そして最後にアドバイスとして、「I毛さんは、優しい人やね〜。それが運転に出てしまうんよ」と言われましてね。「いやあ、ただ鈍臭いだけとちがうんですか」と聞き返しましたら、「いやいや、女の人でもキッツい運転する人いてね、グイグイ強引にいくんよね」だそうで。....そこで私は不覚にも泣きそうになってしまったのでした。教習所の教官のおっちゃんに泣かされてどうするか! うーん、ちょっと弱くなっていたのかねえ。あーでも運転って本性出るっていうし、本当の私は心優しき人間ということで。ふはははは。

まあそれにしても、昨日の日記は、帰ってきて半酔っ払いというのもあり、かなり荒んでますな。荒んでてもおいしい日記は忘れないというところが何なんだろう。

で、昨日と今日のプロ野球日記。昨日はようやく打線に火がつき6連打5得点で快勝! 今日はイスケちゃん(台湾の林威助=リン・ウェイツィー)の2打席連続本塁打で快勝! なんかオリックスには申し訳ない申し訳ないという感じですが、打線復活の兆し。でもって、楽天は今日は巨人に負けちゃったけど、イイ試合してましたよ。吃驚さ。

060616fri

 

☆ヘコミー&スサミー
もうさ〜、どうしようもなくズンドコ気分になること発生。人の努力を無に帰するような行為をされちゃいましたよ。やはり、性善説なんてのは前提にしちゃあいかんのですかね。

というのも、今日、先週書いてもらった学生のレポートチェックをしてたら、どうも欠席した友だちの分も書いて提出したと思しきものを発見してしまったのです。なんか文字と文章の書き方に特徴があって、妙にデジャヴを感じるのがあったので、チェックしなおしたら、別人の名前のレポートに同じ筆跡を発見。もともとあんまり中身のない内容だったけど、それをちょこっとだけ変えて書いてあるのです。で、その前の週の記入用紙の筆跡と比べてみたら、明らかにちがうの。あーやられたわ〜。で、もう一度全部見直してみたら、数人同じことをやってるのを見つけてしまいました。

1コマ50人以上もいるので、いちいち名前を呼んだり、出席票を人数分しっかり数えて配るのに時間を取ってしまうのもアホ臭いので、大雑把に配ってるのがよくなかった。何処にでもコズルイことをするヤツがいるんですな。私は基本的に学生を信用しないようなことはしたくないので、出席番号順に坐らせたりとか(欠席だと空席になるのでチェックが楽。そして何より仲良しとならんで坐らないので、おしゃべりがない!)、そういうことをする気はなかったのですが、あんまりひどいようなら、それも考えなければならないのかもしれません。

もう何度も書きますが、このコたち、保育科なんですよ。ま、今日のガッコは、先日の授業中に携帯、の学生とはちがうところなんですけど。で、今日の授業では、身近な大人の模倣をしながら子どもは言葉を獲得していく。それ以上に、身近な大人を手本にして、社会化していくのだ。という話をしたんですけど、それを理解しているのなら、こういうことは一番やっちゃイカンでしょ。きっと、殆ど悪気もないんだと思うのです。ほんの少しのズルだと思います。でも、そういうモノの考え方が、将来、現場にでた時に致命的な事を引き起こしかねない。最悪、自分の担当の子どもを殺してしまうことにつながってしまう。

発見したのは授業の前だったので、授業では、名指しをせずに、「これこれこういうことをした人がいます。保育者となって、子どもの一番身近になる大人として恥ずかしくないですか? そのようなことをして、自分にその資格があると思いますか? よく反省してください」とだけ言っておいた。でももう、私の中では、その学生たちは、烙印押しちゃいましたから。ははは〜。

それにさ〜、おしゃべりしてて注意したら、「ごめんなさい」と謝るのもどうかと思うわけよ。私はお前さんらが授業聞いてなかろうが、一向に困らないのよ。テストできなかったら単位落としてやるだけだから。困るとしたら、来年もお前さんらの顔見て授業しなきゃならんことよ。で、謝っといて、結局は喋り続けるのもどうかと思うわけよ。

という超スサミモードだったので、帰りの電車でTチーに「愚痴会開催!」とメール。ラジャったと返事が来たので、急遽京都で飲んで来ました。いつもの市場小路がゲロ混みだったので、新しいところを開拓。同じくJR京都伊勢丹内の「Wansakansa」というところだ。地中海料理居酒屋らしい。


ムール貝のオーブン焼き。表面のガーリック入りパン粉が美味。


小海老と新ジャガをガーリックオイルで煮たの。正式名勝忘れました。


トマトとモツァレラのカプレーゼ。


生ハムとモツァレラのフリット。


アンチョビとモツァレラのピザ。実は今日、Tチーが「がっつりチーズモード」だったため、このようなモツァレラ攻めが。


超荒引きソーセージ。

ってわけで、生ビールの後、赤ワインのフルボトルをガッツリと。そして私は愚痴っツーか、ここしばらくの腹黒汁を吐きまくって、溜飲を下げたのでありました。しかも、こんなに食べて飲んだのに、安かった!わあ!(しかしその後、私はバスカードとイコカと近鉄の回数券の入ったパスケースを落としました。約6000円の損失....)

で、愚痴会の方は、Tチーも普通に常識的に真面目なので、いっしょに怒りまくってくれてありがとうです。「そんなん、あいちゃん、保育科の学生やから許せん、ゆうけど、そんなコは、普通に社会に出ても、結局は痛い目に合うねんで」言うてくれましたけどね。あー、なんというか、道徳の授業が必要ですかね。モラルとマナーについて。あまりの程度の低さに情けないのと同時に、無力感すら感じますよ。

でも、世の中、ちゃんと真面目で努力してる人はいるんだし、そういう人たちが、自分は間違ったことをしていない、と胸をはって、また幸せに生きていくことができればいいのですが。私が近頃一番ムカツイテ許せんのは、銀行のATMで、自分のお金を下ろすのに105円もとられて、1年の金利よりもその金額が多い上に、銀行員は高給なことですよ。結局日銀の総裁とかがあんなことやっちゃって、正直者はアホを見る?デスカ?なんて感じになるわけですし。あ、でも結局あの人も似非欽ちゃんもホリエモンも天罰下ったわけですから、いいのかなあ。それでも、アホクサ、と思わずにはいられません。いられませんけど、自分の信念は曲げるつもりはねえからな。(ああ、だから「お前はいつまでもキツイなあ」と言われ、結婚できないのねそうなのね)

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