★今日のひとこと
その日のよしなしごとと読書日記。たまに実験料理の成果とか、雑貨屋はしご記録とか、プロ野球の話題とかも。

050930fri

 

☆ようやく余韻
昨夜はテンパッていたので余韻に浸ることもなかったのですがねえ。

左は今年の優勝記念マーク。今日は仕事が午前中に終わったので、昼から阪神百貨店に行ってきましたよ。しかし、荷物が異様に重かったために駅の売店とデパ地下だけしか寄る余裕無し。

兎も角、後輩Kに毎年恒例タイガース福袋を送るため、駅の売店で優勝記念グッズを買ってきました。今年は一昨年に比べたら自分でもかなり落ち着いているようです。一昨年はイキオイで「星野監督胴上げらくやんカード」(らくやんカードいうのは阪神電車のプリペイドカードですわ)とか買ってしまったりして、「もうしばらく優勝なんてないだろうから記念に勝っちゃえ〜」みたいなノリがかなりあったんだけどね。では下は今日の戦利品。


左上は「デイリースポーツ特別版」、何故か藤川のビール掛けの写真が第1面。....ふつう試合の写真載せないか? 右は今日の「デイリーズポーツ」。さすが阪神御用達スポーツ新聞だけのことあります。濃厚な記事をタンノウできます! その下の三角のは「ペナント」ですよ。そして右下のは今年のビール掛けTシャツです。もちろん自分のも買ったさ。これに明日にでもタイガースマーク入りの菰入り清酒「日本シリーズ祝杯用」を買ったら福袋送りますんで、お楽しみに〜。>Kっち

いやあしかし、優勝記念新聞なんか読んでると、印象に残った面白い試合をたくさん思い出しますねえ。今年の全試合総集編が放映されるのが楽しみです。

でさて、今日は午前中は「保○協」ってところの全国大会があって、研究発表だったんですが、場所は大阪のホテルで、発表する部屋に行きましたらば、なんとそこは「和室」だったのでした....。
なんか、夏休みの保育者研修会なノリだわ〜。畳の上にお座敷机が並んでるんだもん! で、正座しながら発表ですよ! でもって何故か座長だったので、9時から12時まで拘束させられてしまい、みなさんの前に坐っていたので、3時間背筋延ばしたまま正座。もう膝が、膝がすっとこどっこいになってます。腰も痛い〜。いやあ普段、こんな長時間正座することってないもんさ〜。法事の時より辛いよ。ふつう法事なんて1時間で終わるし。さらに足が痺れているというのに、マシンとプロジェクタのセッティングとかを発表者が代わる度に立ったり坐ったりしてやったりして、もう疲れきりました。
しかも、結局昨夜3時間睡眠だったのに加え、去年の7月からやってた仕事もこれでケリがつくってんで、阪神百貨店に寄って家に帰って夕方から2時間寝てしまう。夕食すんで「ABCフレッシュアップナイター」をラジオで聞きつつ、「江草、ぼろぼろ」と思いつつも寝てしまうし、さっきも気がついたら寝てたし、よほどくたびれてたらしいです。

050929thu

 

☆阪神タイガースセ・リーグ制覇!
岡田監督ありがとう。今年は本当にプロ野球の楽しい半年間でした。次は日本一ですよ!

んで左は一昨年の優勝時のポスターです。明日大阪行って今年のやつを写真に撮ってこなければ〜。そしてビール掛けTシャツ、何処に行けば手に入るだろう。

ってわけで、今日は先ほどまでビール掛けの中継など見てしまっておりました。レッドスターHGになっておった赤星が、インタビューではいつもと同じ真面目口調だったので、余計に惚れました。
しかしまだ明日の準備終わってないのよ〜。できた原稿が15分以内で読み終わるかまだ謎です。時間はかるのも面倒になってきたので、明日の本番は早口で読もう、そうしよう。とそれだけ心掛けよう。

と心配になったので音読してみました。いや〜ん、早口で読んでも15分ギリギリだわ〜。どうにかなるかしら。

さて、昨日気鬱だわ〜と思っていたことの一部はなんとか解決しそうです。明日が終われば1つ肩の荷も下りるしね。鬱鬱考え込んでいても仕方ない、行動すれば道は開くかも。それが例え茨の道でもな。

050928wed

 

☆マジック1、フォ〜!
いよいよですなあ。胴上げは明日! 絶対に明日! ああ、明日仕事のない日でヨカッタ! って明日は必死で金曜日の発表準備だろうよ。できんのかな。


んで今日は、保育園の日。しかしそこの保育園の近く、平気で上の写真みたいな茅葺きの家が未だにあります。だって駅からバスで30分ぐらいかかるしね〜。


でもって、保育室でこげなものを発見。ピカチュウが宙を飛んでますよ!


これが拡大バージョン。「ピカチュウの森」と書かれたカンカンの上にこげなものが。担任の先生によると夏休みの子どもからのお土産らしくて、クッキーが入ってたそうで、なんてか世の中には「ポケパーク」っつーのがあったんですね。「愛・地球博」の仲間だったらしいです。「ピカチュウの森」ってのはそれのアトラクションだったようで、まんまこれみたいにピカチュウの形をしたカゴがくるくる空中を回るらしいデス。「このクッキー、中身の量の割には値段高くて〜」って担任の先生言ってましたけど、そりゃ高いだろ。細工がちゃちくないんだもん! ほしかったけど、「ほしい!」とはやっぱりよう言わずに帰ってきました。スゴスゴ。

ところで、今日は本当に、本当に久々に「仕事に行きたくないよう〜」って思ってしまいました。要するに鬱々と朝から滅入った気分だったわけです。いやあ、会社員時代はよくありましたがねえ、出社拒否、みたいなの。そんな深刻なもんじゃなくて、「ああ、サボりてえ....」としみじみ朝から布団の中で思ってしまう、その程度なもんなわけですが。
まあ今日の要因は、朝から雨が降ってるし、行き先はえらく遠いし、明後日の準備間に合うかしらとか(それこそサボってるから気に病むのです)、来週から学校始まっちゃうよ、まだ授業の準備なんにもやってないよ、とか(これも同情の余地無し!)、その他、外因のために仕事で滞ってることとかがいや〜んな気分とともに押し寄せてきて、出かける際に、母親に、「今日はほんと気鬱やわ」と言ったら、うちの母、きょとんとした顔で、「え?あんたでも気鬱になることあんの?」と言いましたよ。お母さん....。あんたの娘、毎日脳天気に暮らしてるわけじゃないのよ。およよ。

050927tue

 

☆学習能力ゼロですか
私ってば。悪循環で今日も眠い。(左は今日のおやつのポッキー黒ごまブレンド。なかなかオツでした)
昨夜は、結局目が冴えてしまい、朝の4時近くまで眠れず。んでもって今日はNPOの事務局で仕事で、なのに他の仕事の電話とかじゃんすかかかってくるわ、11月にやるイベントで手伝ってもらう予定の若者K田くんに仕事の指示をしなきゃなんないわで、なんてか普段の2倍ぐらい頭使ったような気がする....。そしたらやっぱり夕食食べたあと眠くなるよね〜。
まあ、ほんとは帰ってからやらなきゃようと思ってた作業の必要がなくなったので、今日は今からもう寝ます。仕事のメールは明日の朝やろっと。この頭で丁寧な言葉遣いの文章を書くのは不可能だ〜。


今日の3時のおやつは、午前中外出していた秘書さんのお土産の通常サイズの倍ぐらいはあるでかいケーキでした。上はフルーツタルト。これはK田くんが食った分。


ベリーのタルトはTチー。実は大崩れしているので、全体を撮らずにアップにしてみました。味見させてもらったけど、カスタードクリームたっぷりでおいしゅうございました。でもって私が食べたのは撮ってません。何故ならミルクレープを食べたんすよ。写真撮ってもタダの黄色い物体なんだもんよう。おいしかったけど。

とさて、今日は中日が勝っちゃったよ〜。なもんで、明日の優勝はなくなりほっと一安心。でも明日ぐらい中日負けてくれないと甲子園での胴上げは難しいよ....。(最初から巨人2連戦は連勝すると思っているのであった)

050926mon

 

☆ぐう....
昼間、重い荷物を持って、うろうろ歩き回ると、夜眠いです。うあああ、帰ってから仕事があったのに寝ちゃったよ! 9時半から2時間半も! 何度か起きようと試みたのですが、ダメで、ようやく12時回ったところで、「このまま明日の朝になったらヤバいでしょ!」とアドレナリンが分泌されたのか、ようやく目が覚めました。....やんなきゃならない仕事は2時間で終わったよ。とほほ。こんなだったら、寝ないでそのままやっておけば今頃ちゃんと睡眠に突入しておったのに〜。

ってわけで、今日は児童文学塾の日で、昼から先生の事務所に行けばよかったので、午前中は大阪市立中央図書館へと行っておりました。何故なら〜、今日の課題のセシル・ボドガー著「シーラスシリーズ」の続きを借りたかったから〜。もうすっかりはまってしまいましたよ。いや〜、今回は5巻までが課題だったので5巻までしか借りてなかったのですが、3巻当たりから乗ってきて、5巻まで読み終えて、「続き読みてえ〜」となったからです。なもので、他にも本があったりで、リュックの中にハードカバーの本を10冊も入れてテケテケ歩くハメに。しかも朝すごい寒かったのに、10時ぐらいから陽がさしはじめたら暑くって、すっかり体力消耗。さらに行帰りの電車の中では読書に没頭。そしたら夕食後眠くなるのは自然の摂理でございました。

しかしこの「シーラスシリーズ」、日本ではあまりにも取り上げられなさ過ぎ。私も今回のこの課題がなければ読まなかったかもしれないけど、こんなに面白い本がなんでマイナーなんだ! 勿体無い! ので、これからしばらく「シーラスシリーズ」の布教に務めようと思います。今日は兎も角眠いので、具体的な内容への言及は無理なんですが、「あー、なんか長くて面白い本読みてえなあ」と思ってる方がいたとしたら、騙されたと思って読んでくださいな〜。ただし、第1巻が“踏み絵”です。面白いけど割とクセがあるので、第1巻で「ダメだわ」と思ったら続きは無理しない方がいいかも。でも本格的に面白くなるのは3巻からですので、それでやめちゃうと勿体無いですよ。
簡単にこの話を説明すると、シーラスというサーカス一座から逃げ出してきた13才の少年が、何ものにも囚われることのない自由な存在として、成長して行く様を描いてます。最初は、無茶苦茶向こう見ずで、生意気な少年だったシーラスが、周りの人間と関わっていき、自ら成長して行く過程の中で、次第に自由に伴う責任を負い、新しい社会をつくり出して行こうとする壮大なストーリーになってます。(なんかね、「あの乱暴だった男の子がこんなに成長して」とゆーところで、私の愛するあの作品の主人公の1人と何やら通じるものを感じるわけですよ!>とわかる人は頷いてくださいな。ただしもう1人の主人公に相当する存在はないのですけど....)
でまあ「シーラスシリーズ」、すごいマイナーなんですが、国際アンデルセン賞受賞作品だし、ヨーロッパでは評価高く、デンマークの作品なんだけど、ドイツで映画化されたりして、とても人気があったりするので、図書館にはおいてあるところが多いと思います。奈良の市立図書館でも書庫じゃなくて開架の本棚にあったぐらいなんで、ぜひとも地元の図書館でさがしてみてくださいな。って、1冊2000円する上に既刊が13冊もあるから、そろえるの大変だしさ。あーでもお金ためて買っちゃおうかな〜。

いやしかし、こういうの読んじゃうと、今の児童書の、猫も杓子もファンタジー、って状況が如何にヘンテコか、というのをしみじみ感じ入ります。ファンタジーは私も好きで、この「シーラスシリーズ」の巻末に載っている評論社の広告のスーザン・クーパー「闇の戦いシリーズ」とか、ロイド・アリグザンダー「プリデイン物語シリーズ」なんかのイギリスファンタジーは、中学時代に無茶苦茶はまって読んでるわけなんですけどね。
剣も魔法も出てこない、人間ドラマを描いて、それでいて夢中になる面白さと大人でも大満足の読みごたえのこの「シーラスシリーズ」、ぜひとも読んでほしいと思います。「ハリポタ」や「バッテリー」だけが児童文学じゃないの。世の中にはもっとすごいものがあるんですよね。(いやしかし、この作品ではきっと「萌え〜」とか言っておれんですよ。いや、言っちゃう人は言うのかな、「メリッサ萌え〜」(現在のヒロイン)とか「ビン・ゴーヂック萌え〜」(主人公の親友)とかな。そんなこと聞いたら私的には「萎え〜」ですけど)

050925sun

 

☆メンテ日
今日は整体の日でございました。大したこともやってないのに、異様に肩が凝っていたらしい。
こないだ、元上司が「この治療を受けたらもう一生肩凝りとはおさらば!っていうのがあったとしたら、いくら出す?」と質問してきやがりまして、私は即答で「200万!」と言うたわな。だってよ〜、肩凝りで諦めたこととか、仕事セーブしたりとか、今まで数限り無くあったわけですよ。なんで、それを考えたら200万はお安いかと。まあヘタすりゃ一生分の按摩代、整体代、鍼灸代でそれ以上いくかもしれませんがね。毎月5000円として年間6万円、34年で200万越すよ! 十分元とれるやん。

というわけで、朝出かけて、昼過ぎに帰ってきて、夕方までひたすら寝てました! わー、藤川が逆転されたのも、今岡のスリーランも知らなかったのよ〜。しかし藤川、こないだから自分が逆転されてはその裏で点取ってもらって勝利投手になってしまうという、情けなさっぷり。やはり球児は、一昨年の最初の巨人戦の最終回に出てきて、7−1を一気に同点にしてしまった、あの球児なんですなあ。

とさて、昨日書くのを忘れたが、何故か昨日行った焼肉屋(「十八番」というお店です)では、ずーっと80年代歌謡曲が流れておった。思わず、「あんな〜、クリスマスキャンドルの火は〜、燃えているか」といっしょに歌ってしまいそうになりましたよ。あと、「サンクス、サンクス、サンクス、モーニカ〜」とか「かっぜったっちぬ〜、いーまーはー、秋〜」「哀、ふるえ〜る〜哀、それは、別れうーたー」などが耳に残りましたね〜。客層に合わせているのかしら。確かに、30代40代の客が多かったように思われます。うーん、カラオケ行って熱唱したい気分かも。
会社時代は毎月最終土曜日の出勤日の夜は、会社で飲み会をやり(このサイトで公開してるレシピの2割ぐらいはそこで開発したレシピですね)、そのあと「オタカラ」に行ったものでしたねえ。「オタカラ」とは、「オタクなカラオケ」の略で、「オタクな歌しか歌ってはいけない」という縛りがあるオソロシイカラオケでございましたよ。普段、オタクであることをオモテに見せずに生活している野郎2人といつも行ってたんですが、まあ、この2人、歌が無茶苦茶上手くて、普段の普通のカラオケでは、世を忍ぶ仮の姿として、スマップとかGLAYとか佐野元春とか歌っちゃってるわけですよ。で、「オタカラ」では心置きなく素の自分をさらけだして好きな歌を熱唱するという....。「カゲスター」とかね....、「ダイターン3」とかね....。当初は他にも多少メンバーもいたのですが、ついて来れずに脱落、3人に絞られてしまったとのでした(その中に入るなよ私)。しかも仕事中に「予習しておいて!」と「水木一郎ベスト」とか回ってきたこともありますしなあ。「じゃあ今日はタツノコ縛りということで」と言われ、「たった一つの命を捨てて、生まれかわった不死身の体」とかソラでナレーション入れる私も私だが。

050924sat

 

☆お姉様トーク
今日は、例の中国人留学生の友だちRさんのお誘いで、京橋で焼肉食べてきました(というわりには、左の写真には野菜とウィンナーしか写っていないのは何故?)。
でまあ、京橋といえば、京橋はエエとこだっせ、グランシャトーがおまっせ、ですよ!
いやあ、関西人は、「京橋」と聞くと、だいたい条件反射でこのCMソング(グランシャトーいうサウナですな)を口ずさんでしまうというわな。今日の昼間のたかじんの番組で知ったのですが、このCMに出演してる新地のバーのマスター?いやママのリリアンさん、駐車場のCMもやってるそうで、その駐車場って、町中の30分500円で自動料金支払いとゆー、よくあるやつですよ。でも他とちがうのは、なんと、自動料金支払い機でお金を払う時に、リリアンさんの声で音声ガイドが流れるという....。「おつりを忘れないでね〜」とか「またきてちょうだいね〜」とかゆーらしい。ちなみにリリアンさん、すっげえダミ声です。これはレイザーラモンHGの「喋る!光る!ストラップ」に匹敵するマシンかもしれませぬよ。

まあそれはさておき。今日のメンバーは、Rさんの他、同じ院生でなかよしだったT谷さんも久々に合流。しかしRさんは私の6つ上、T谷さんは9つ上なもので、ずーーーーっとお姉様トークが繰り広げられていました。大人って、大人って....。でもって今日のネタで一番盛り上がったのが、日経新聞朝刊に連載中の渡辺淳一の小説「愛の網走番外地」でなくて、「愛の流刑地」、略して「あいるけ」でした。すごいんですってねえ、まあこの新聞の朝刊の連載が! お姉様二人は日経新聞の愛読者らしいのですが、「あれは普通の新聞の朝刊にのせるもんとちゃうよ。しかも日経の小説欄は一番最後のページ(普通テレビ欄のあるページ)で、朝の通勤時に電車で読もうと思ったら、いやがおうにも最初から外むいてんのよ!」とさすがのお姉様も恥じらうぐらいのすごさらしいデス。Rさん曰く、「オッサンのスポーツ新聞のやらしい小説並みデスよ〜(と中国語イントネーション....)」って....、読んだことあるんかい!>スポーツ新聞のエロ小説 興味のある方は是非。ま、今はもう山場は過ぎて、そんなすごくないらしいですけどね。でその話から、「結局は日経も男新聞なのよ!」とゆージェンダー論に発展して話題がエンドレスで6時に入店したのに店出たの11時でした。あら、何故5時間もおったのかしら、焼肉屋に。家に帰ってきたら余裕で午前様でしたわ〜。
でまあ、久々に子ども扱いされながら飲んできましたことよ。 この二人にかかっては、私はいつまでたっても22、3の小娘なんですね〜。....はあ。

でさて、今日は能見くんが勝利投手、でも中日も勝ったのでマジック4です。今日の午前の番組で、金村が「優勝は29日です!」と予言していたので、金村を信じることにしよう。

050923fri

 

☆今日も変な天気〜。でも秋の写真
今日の日中は、湿度がとても高いのか、晴れてるのに空が真っ白。日ざしもじりじりしててすごく暑かった! でもそんな中、ちょっと遠出してヒガンバナ撮ってきました。

この左の写真は、クリックしたら大きな画面で見れます。とてもきれいなのでぜひとも大きい写真を見てくださいな〜。家から歩いて1時間弱ぐらいのところに、車で「電気屋に行く」という兄貴に頼んで遠回りして行ってもらいました。秋から春にかけては散歩するのにいい距離だけど、今日なんて歩いていったら死んでたろう、暑くて。


このトンボの写真もクリックしたら大きく見れます! 羽根が透けてとてもきれいです。何か、夏の終わりと秋のはじまりが同時にある、という感じですね。ああしかし、昆虫写真は楽しいわ〜。


本日の昆虫写真第2弾! バッタ?イナゴ? ともあれウツクシク撮れたのでとてもご満悦。これはクリックしても拡大しません。ご安心を。


んでこれは、用水路がザリガニ天国になってたので撮ってみました。この用水路、10メートルぐらいありましたが、この調子でザリガニ密集。しかもジャボジャボ水音がするぐらい暴れまくってましたし。

いやでももうちょっと空が青い日に撮りたかったですね〜。1年に1回のチャンスだしね。また来年を楽しみにしよう。

で今日の虎ですが、福原....。勝ってもぱっとしませんなあ。藤川は同点打打たれるし。まあまあ、負けてもいいんですがね。28日の優勝を避けてくれれば! しかし中日もここにきて急に強くなってきたけど、もう遅いよなあ、やっぱり。
でもそれよりも今日はお相撲ですよ! 朝青龍と琴欧州の結びの一番。あれ? 土俵入した琴欧州の背後にピンクの服でカメラを構えた人影が....。林家ペーさんではありませぬか! NHKの放送でペーさんが映っているのがチョイ笑えます。でまあ、琴欧州、負けちゃったけどね。

●本日のつくってみたらうまかった
今日の晩ご飯はちょいと手抜きで、いただきもののとうもろこしとアスパラがたくさんあったので、それを蒸して、そのほかは厚揚げとチョリソーをグリルで焼こうということになり、お野菜をどうしようか考えた末、ただキャベツの千切りってのもなあ、と思ってやってみました。多分ね、ビールとソーセージといっしょに食べたらおいしいと思うよ。でも今日は明日飲みに行くからビールはやめたの。およよ....。

「キャベツのガーリックオイルマリネ」
材料:キャベツ、ニンニク、オリーブオイル、荒びき胡椒、キャベツのうまたれ
さあ、つくりますぞ:
1)小さめのフライパンになるべく薄くスライスして芯を取り除いたニンニクを並べ、オリーブオイルを大さじ1ほどし、弱火で熱し、ニンニクがキツネ色になったらペーパーの上にあげ、カリッとさせる。
2)千切りキャベツを軽く電子レンジでチンし、しんなりしたところで荒びき胡椒とキャベツのうまたれをかける。
3)フライパンのオリーブオイルを熱し、煙りが出たところでキャベツに回しかけ、細かく砕いたニンニクチップをかけたらできあがり。

キャベツのうまたれは最近スーパーでもお目にかかるようになりましたが、要はだし味の効いた酢醤油なんですよ。なければポン酢とか、だししょうゆでつくった酢醤油とか、バルサミコ酢プラスしょうゆとかでもよいんでないでしょうか。レモンとおいしいお塩とかね。

050922thu

 

☆変な天気〜
なんだかぱっとしない天気が続きますなあ。

今日は自宅熱心仕事日でした。昼からやった仕事、思いのほかさっさと終わって夕方までには完了。明日までかかると思っていたのでとてもうれしい。....うーん、でも何も書くことないなあ。
何もネタがない日に出してこようと思うネタがいくつかあるのですが、今日は眠くて書けません! さっきお風呂の湯舟の中で寝ちゃったぐらい眠いのよ。いやしかし湯舟で居眠りの季節になりましたなあ。夏は暑いので寝やしないんですがね。

そうそう、児童文学塾の課題書、シーラスシリーズ、3巻の『シーラスと4頭立ての馬車』は面白かったですよ。月曜までにあと4巻と5巻ですが、4巻は半分行けました。この調子だと読めそうです。なんとかなあ。5巻まで読めたら詳しい話ができれば。この話、シーラスという超自然児を主人公に据えてるんですが、なかなかどうして骨太な物語です。剣も魔法も出てきませんが、波乱万丈で、かつ社会派で人間ドラマ。これは男の子に読んでほしいなあ。ぜひとも。

050921wed

 

☆ひさびさに“うまかった”日記
今朝、神戸の西の果ての駅前のロータリーで、本を読みつつ元上司が来るのを待ってたら、指の上に何やら虫が。あら〜、フタホシテントウですよ!かわいい〜! しばらくじっとしてたんですが、ややしてから本を伝って上を目指し、一番てっぺんで羽根を広げて飛んで行ってしまいました。
テントウムシの名前の所以は、お天道様に一番近いところを必ず目指して昇っていき、飛び去っていくから、だったと記憶。

でまあ、その仕事を片付けて、行ってきました高槻まで。いや〜、新快速だとほんと1本ですごい楽。そして5時過ぎにそのキリンビールのお店に入店。早く飲んで早く帰ろう大作戦です。


ポテトとバターと酒盗。これが酒盗と蒸したポテトの組み合わせが絶妙! 塩辛でやってもおいしいかも。


鴨の山葵ロースト。鴨に山葵を塗って、パン粉をまぶしてからローストしてある模様。鴨は生きて動いてるのもとても好きだが(特にヒナ)、食べるもの大好きです。


タコとオリーブのガーリックマリネ。冷たいかと思ったらぬくかった! マリネソースはバルサミコ酢でとてもおいしかったので、お皿に残ったたくさんのソースを見て、バゲットがほしいとかゆーておった。


生ハムとルッコラのピザ。ピザ台がすごく薄くておいしい。そしてそのピザ台をちぎって上のマリネソースで食べると言うコストパフォーマンスのよい摂取をする。途中でお店のおねえさんに「空いたお皿お下げしま〜す」とマリネのお皿を持っていかれそうになるが、「持ってかないで〜」と阻止。


左は白根茶豆。先日絵本作家の黒○健さんが、うちの先生への御中元へ送ってきた時から、白根茶豆のトリコになっているワシらなのである。なんてか、とうもろこしみたいに甘い! 今日のもおいしかったけど、黒井さんにいただいた方が豆がぷっくりしてておいしかったなあ。そして右はビールです。


デザートのアプリコットソルベとバニラチョコナッツ。今日はこれで締めました。

さて今日の虎。ようやく勝ちましたよ。やっぱり下柳かねえ。おっさんなのによくがんばりますよ。ありがとう。さて、運命の日はいつになるか? お願いだから28日だけは避けてほしい! その日は保育園の日なんで、下手すると優勝決まったあたりに大阪横切ってる可能性が。願わくば広島戦でもっかいぐらい負けてください。
ところで、今月末にとある学会みたいなもんの全国大会が大阪であって、30日そこで研究発表する予定なんですが、その全国大会の要綱見てたら、まあ全国から人が集まるんで、前日の夜とか「食い倒れツアー」とか道頓堀を観光して食事するプランとかオプションで付いてるんですわ。
29日の夜に道頓堀の食い倒れツアー。
阪神の優勝がその日に決まったら、そのツアーはどうなるのでしょうか。道頓堀にみんなでダイブですかねえ。ちょっとというかかなり心配、というか興味津々です(って、夕食終わるまではまだ試合続いてるでしょうけどね、時間的に)

050920tue

 

☆早寝早起き
結局、昨夜は11時半には寝て、5時半に起きて仕事して8時半にできあがりました。素晴らしい。でもそれは昨日の仕事の分だから〜、今日暇になったというわけではないのよね〜。

ってことで、眠いです。もう寝ろと体が訴えかけている。しかも今日は午前中は台所の片付けやったりで、昼からは提出した書類のあーだこーだが電話で入って、阪神は井川がまったくぴりっとせんしで、何も書くこともないなあ。

明日は神戸の西の果てで仕事です。午前中で終わるので、行って帰るだけじゃアホくせえ、と思ってたんだけど、そしたら昨日、Tチーが、「28日までの高槻のキリンシティの15%引きのチケットあるねん」ゆうではありませんか! なんで、夕方早めに落ち合ってビール飲んできます。ここの梅田のヨドバシのお店にこないだ仕事の打ち合せで行って、けっこうおいしかったので楽しみだ〜。
というように書くと、神戸の西の果てと高槻は近いように錯覚してしまうかもしれませんが、三宮まで地下鉄30分で、新快速に乗り換えて40分、ぐらいの距離はあります。そしてこの神戸から京都までの新快速というのは、オソロシイぐらい速い電車です(先日の事故のこともあるけど、ちょっと冗談にならないぐらい)。んまあ、高槻って大阪府ですが殆ど京都だしなあ。帰りは京都周りかな。うーん、明日の移動距離ってけっこうすごいかも。奈良から大阪、兵庫、京都と大移動。

あ、そだ。今日、仕事ついでにオヤジのWinでここのトップを確認してみたら、字はちゃんと小さくなってたけど、行間がくっつき過ぎちゃってて見にくくってすみません! 行間空けてみました。ちっとは見やすくなったかな? MacOSXだと、自動的に文字もスムージングというか、ギザギザなしのきれいなフォントで表示してくれるんですが、Winはどうなんでしょうか。 しかもやっぱり色が濃いような気がするし。もうちょっと微妙な配色のつもりなんだけど、Winだと真ピンクとか真ベージュに見えますね。とはいっても、iBookのモニタだと、角度によっては何もかも薄めに見えるんですがね。もし何か気づいたことあったら教えていただけると助かります〜。この横のミニBBSとかでかい方の掲示板でもいいですが、メールでしたらaiko@in-the-garret.comまで。ほんとう、みなさんの環境によって見え方もちがうと思うので、問題あったらお教えいただけると幸いです。

とまあ、何も面白くもおいしそうでもなんともない日記になっちゃいましたが、今日はそういう日だったのね、って感じですね。

050919mon

 

☆ハッピバースデー
幼馴染みのKちゃんと後輩K。そして一日遅れでM@弟分。みんなエエ年ですなあ。ははははは。

さて、昨日の月の出は、新聞で月の出時刻をチェックし、ベランダで東の空を見ながら待機してたんですが、ふだんだと、山の端がだんだんぼわんと明るくなって、ぽっかりと黄色いお月さまが登場してくるのです。なのに昨日はいつまでたっても山の端が明るくなってこない。するといきなり下のヒガンバナぐらいの赤い欠片が山の上に出現し、それがお月さまだったと。いやあ、びっくりするぐらい赤かったです。昨日は湿度が高く、明るい星がようやく見えるというぐらい空全体にもやがかかっていたのでねえ。なんで、光の屈折で赤かったのでしょう。
で、昨日は写真を撮らなかったのですが、地平線に近く、湿度の高いお月さまがどれぐらい赤いかの写真です。


ちょうど、信貴山と二上山の間に沈んでいくお月さま。西の空ですね。一昨年の9月4日の夜11時頃に撮った写真です。あんまり赤いので、撮ってみたと記憶。一昨年の日記にも同じ写真を載せている〜。

こちらは今日の仕事のおやつ「ポッキー・五穀ブレンド」です。ポッキーは大概4袋入ってるので、先生の事務所で仕事の時には、駅のスーパーでポッキーの新製品を買って、先生、秘書さん、Tチー、私とわけっこして味見をしてます。五穀ブレンドは、全体にはきな粉の味ですが、香ばしくてなかなかうまかったですよ! 和菓子好きの方にオススメしておきます。で、今日は敬老の日なので、チョコ好きの先生にメイドイン・トルコのアソートチョコの詰め合わせを買っていったのだけど、それがまあ、甘いのなんのって、もうびっくりさ。トルコのお菓子は悶絶するほど甘い、とは聞いておったが、真実です。

さて今日の虎日記は。「すーぎーやーまー(怒)」
これで倉敷での優勝はなくなりましたね。しかし、「セ・リーグ1弱くなっている中日@朝のABCのスポーツコーナー」だったはずなのに、このテイタラク。

でまあちょっと、悩んでうだうだしてる間もないほど、突如忙しくなってきてしまってやばいです。明日の朝までの〆切りの書類があるのですが、今日は6時過ぎまで仕事をみっちりした&すごく蒸し暑かった&家に帰ると8時過ぎだった&ビール飲んでしまった&お風呂に早々と入ってしまった、という諸条件が重なり、もう寝ろと体が訴えてくるので、また早起きしてやろうかなあと思ってます。切羽詰まった方がいいでしょ?ね?ね?(誰に許可を求めているんだか) 6時に起きて9時まで必死、という方が絶対に集中しそうです。

050918sun

 

☆秋ですね
左は、ヒガンバナと木曽は馬籠の民芸品のうさちゃんです。本来なら今日はススキを飾るべきなんでしょうけどね....。うさちゃんは、ほんとはヒモがついてて、前の車輪の軸が中心からずれているので、引っ張るとピョコピョコ跳ねるように動くのです。可愛いのだ。
ヒガンバナはうちの周辺ではまだ咲いてないんだけど、牛乳屋のおっちゃんがプレゼントしてくれたのです。うちに配達に来る毎日牛乳のおっちゃんは、趣味が山歩きで、こうして時たま山で取ってきたお花とか山菜を牛乳といっしょにおいていってくれるのだった。なんだか、ごんぎつねのようですね....。このあたりもあと1週間もすればヒガンバナ咲くだろう。また写真を撮りに行かねば!


ちなみに去年撮ったののお気に入り。うちから歩いて5分ぐらいの田んぼのまん中からです。しかし写真の日付見たら9月11日って、去年はヒガンバナ咲くの早かってんね〜。

さて、世の中にはMacOSとWindowsという2大OSがあり、またブラウザソフトも様々に出ており、それぞれユーザがその設定を自分にいいように設定しているために、マシンがちがえばサイトレイアウトもマシンごとに見た目がちがっちゃうんですよね〜。
でまあ、ここを開いた当初は敢えて凝ったこともしなかったせいもあるのですが、トップページは、けっこう見た目に気を遣っているにも関わらず、環境が変わるとずれちゃうなあ、と常日頃ぽさーっと思ってたのです。でも今日、いきなり「なんだCSSでスタイル定義すりゃいいんじゃん」ということに気づきました。遅いよ。
なんで、今日、トップの見た目が変わってる方いらっしゃると思います。おそらくそれが本来の見え方です。上の方のアイコンの背景のピンクとブルーとグリーンの四角は、真四角のつもりだったんです。とはいえ、自分のマシンでしか確認してないので、ほんとに変わったかはわからない〜。明日、仕事場のWinで確認してみよーっと。

さて今日は、甲子園球場で能見くん先発の試合でした。完投するかと思いきや、橋本、藤川とリレー。しかし球児! 9回2アウトから2点取られおって、喝だ!喝!@大沢親分
でまあ打線も爆発。もう止まりませんなあ。中日は完全に落ちていってるし....。監督の名前が落合ってのはあんまりよくないんでは?

●今日のつくってみたらうまかった
さて今日は、仲秋の名月ということで、小芋さんを炊こうということになり、それだけじゃおかずにならんので、おこんにゃくとお大根とお揚げさんをいっしょに薄味で炊きました。そしてそれを名古屋名物味噌ダレ@とこさんからのプレゼントで食す。

うーまーいー(味皇様巨大化)。

少しねっとりした小芋さんに甘めのお味噌がベストマッチ! ありがとう尾張名古屋の人!という感じです。この味噌ダレ、なかなか活用の幅が広く、楽しめますね〜!(ほんとにとこさん、ありがとう!) 私はできあいの餃子に酢醤油ラー油と混ぜて食べるのも最近はまってます。あと、先日ここでも書いたように、ゴーヤチャンプルの味付けとか、あと茄子のしぎ焼きも手軽にできますし。ごま油とあわせれば、中華風の味付けにも転用できるしな。
みなさん、名古屋に行かれた折にはぜひ味噌ダレを買って帰りましょう。


今日のお月さま。デジカメだとこれが限界だなあ。

050917sat

 

☆アゴ
土日とか夜とかは、家で仕事しないでいけるようなスケジュールを自分で組もうといつも思うのですが、だいたい週明け〆切りの仕事を必死で片付けるという結果になるわな。なもんで、今週末もそうなんですよ! 月曜日は祝日だけど休みじゃないので。なもんで、明るいうちはだらだらとパソコン向かってるんですが、今日は昼過ぎにご飯食べようと思って、ついでにテレビのチャンネル回したら、今日のよしもと新喜劇は“アゴ”こと辻本茂雄が座長の公演ではないですか。いや〜、新喜劇は、辻本さんが座長の日はむっちゃおもろいんですわ。さすが去年の上方お笑い大賞受賞者ですなあ。テンポが無茶苦茶エエんです。お約束のネタでも、冗漫にならず、素早い切り返しと、しつこいぐらいのくり返しのバランスのよさ。反射神経で笑える、とでもいうのでしょうか。まあ最後の10分だけ見たんですけど、大笑いしてしまいました。
新喜劇見て思うのは、役者同士の息だけでなく、観客との息も合ってないと面白くないんですね。劇場にも観客いますが、テレビのこちら側で見ている人間とも息が合う舞台がやっぱり面白い。あの演劇の真髄は、大いなるマンネリですから、見てるこちらにもマンネリに慣れた共通のテンポを持ってないと難しいのかもしれませんけど。お約束のネタが守られたり、はぐらかされたり。それが笑いの元となる。新喜劇は一日にしてならずなのですなあ。

てえわけで、今朝の関西ローカル情報番組で、金村が「意外とヤクルトが2位になるかもよ」みたいなこと言ってましたけど、マジかも....。対ヤクルト2対7って、一昨日までのイキオイは何処へ? しかも中日は今日も負けたし....。まあ多少楽しみが延びた、と思えば心穏やかだわ。

●最近のパラ見本
日付のある本、ってことで、ノンフィクションがけっこう多いですなあ。そして、何故か昨日読んだ本の大半が第二次世界大戦絡みであった。日本の児童文学にどれほど戦争文学が多いか実感したけども、ノンフィクションは兎も角、フィクションで名作と思えるものはやっぱり少ないように思う。....ちょっと前に出た本のはずなのに、もう絶版なのが殆どなんですもん。
あと、どの本か明記はしませんが、間違ったことが書いてあったので、白けちゃったのもありましたよ。いやあ、小学生の主人公たちが地元の球場にナイターを見に行くんですが、それが広島阪神戦なんですね。で、主人公たちは「投手は北別府(懐かしい!)かな」とか言ってるんで、広島ファンと言うのがわかります。なので本文中にははっきりと書かれていなかったのですが、どうやらこれは広島を舞台にしてるらしいことが判明。で、主人公たちが一塁側の内野席に坐った、というところまではよかったのですが、なんと広島が先攻してるんですよ! 思わず、「え?ここは実は甲子園球場で、主人公たちは世にも珍しい西宮在住のカープファン?(そんなの私、一人しか思い付きませんよ>西宮在住カープファンのオッケン、元気かなあ)」とか思って読み返すハメに。いやでもやっぱり広島のホームゲームなんですね、どう読んでも。長いプロ野球の歴史の中で、ホームゲームで先攻することなんてあったのでしょうか。教えてアンサーちゃん!って気分ですよ。って、うそ書いちゃイカンよ。まあ、野球小説じゃないので、物語には重要なことではないのかもしれませんが、こんな一般常識を間違えるなんて、大人の小説だったら通用しないでしょう。なんか子どもの本だからって作り手が手を抜いてるようにしか思えんなあ。

うみのしほ『折り鶴は世界にはばたいた―平和への祈り・折り鶴をめぐる人びとの物語』PHP出版

→何故、広島の「原爆の子の像」には、平和の象徴として折り鶴が飾られるようになったか、という謂れから、 「原爆の子の像」のモデルとなった少女禎子をとりまく人々が起こした平和運動。またそのエピソードが世界に広がり、モンゴル・フランス・アメリカでの平和運動へとつながっていった経緯を丹念に綴ったノンフィクション。
折り鶴のエピソードは、戦後10年たった1955年に白血病で亡くなった佐々木禎子さんが、闘病中に、願いが叶うと信じて千羽鶴を折り続けた、というエピソードだけが伝えられがちだけど、彼女がその折り鶴を折るきっかけとなったのは、愛知の淑徳高校の女子生徒たちが、原爆症の人々を力付けるために送った5000羽の折り鶴なのだそうです。その高校生たちが起こした波が、最終的にはテキサス州のロスアラモス(原爆が開発された場所)に平和の像を建立しようとアメリカの子どもたちが奔走するまでに広がっていく様が描かれています。ただ事実を追ってあるだけでなく、平和運動に関わったことで、大きく成長していく子どもたちの姿が描かれていて、なかなか読ませます。


早乙女勝元『愛といのちの日記―アンネの時代に散った少女たち』小学館

→『ベトナムのダーちゃん』などで有名な、日本の戦争児童文学の第一人者である早乙女勝元氏が、実際にソビエトを訪ねて、「ターニャの日記」と呼ばれる、ただただ家族が死んだ日付だけを印したターニャという少女が残した日記の周辺を取材していったノンフィクション。
特に、第二次世界大戦中、ドイツ軍に包囲され、飢えと寒さで60万人もの死者を出したレニングラード(現在のサンクトペテルブルグ)で、幼い少女が死ぬ間際にひとくちだけかじったパンが、その少女の形見として家族の手によって今も大切に残されているというエピソードが、想像を絶するような極限状態でも、なお、心豊かに生きようとした人たちの姿を伝えてくれます。
しかし、あの戦争で犠牲になったソビエト市民の数は、日本のそれよりもはるかに多かったというのを初めて知りましたよ。 その多くがおそらく、飢えと寒さによる犠牲だったというのが、たまらなく感じる。


イ・サンクム『半分のふるさと―私が日本にいたときのこと』福音館書店

→著者は広島生まれの在日2世で、ソウルの梨花女子大の教授。幼児教育専攻の先生で、実は私、院時代にこの先生の特別講義受けたことありまして、そのころに出版された本書も、そのころ読んだのですが、再読して感動新たに。
内容は、少女時代の回想録と1990年前後に自分の足跡を訪ねて歩いたことが交互に語られてます。
著者は、長じて幼児教育の専門家になるわけだけど、教育者という職業を選んだのはこの経験からだと思われるエピソードが私はとても好きなのです。それは、小学校入学後に差別を受け、登校拒否になった著者が、親の計らいで転校し、その転校先で担任になった先生との交流を描いたところ。幼少時代に素晴らしい魅力的な大人と出会うこと、また自分が、親以外の大人からも無償の愛を得ているのだと感じることが、どれほど掛け替えがなく大切かをしみじみと実感できます。


福本武久『新世界に学ぶ―新島襄の青春』筑摩書房

→幕末日本で外国船に密航して、海外渡航を企てた人物といえば吉田松陰ですが、そのおよそ10年後、見事アメリカ渡航に成功した武士がいました。それが安中藩(現群馬県)の祐筆の家柄の長男である新島七五三太。同志社大学の創始者である新島襄です。この七五三太、兎に角勉強が大好きで、蘭学やら漢学やら学びたいのだけど、当時の武士の家柄や規則に縛られ、なかなか叶わず、とうとう策を弄して函館からアメリカへ渡っちゃうんですね。そして、彼の学びたいという意欲に心動かされたアメリカ人たちが、次々に彼への援助の手を差し伸べ、とうとう彼はクリスチャンに改宗し、アメリカの大学で勉強するまでに至ります。そうこうするうちに明治維新。新島襄は、アメリカに視察に来た森有礼と接触して、ちゃっかり正式にパスポートを公布してもらったりして、大手をふって日本に帰国。とそこまでを描いたノンフィクションです。いやあしかし、あの手この手を尽くして、自分のやりたい勉強をしようと努力する姿は圧巻。周りの人はたまったもんじゃなかったんでは?と、特に残された弟の双六(弟もすごい名前だ)の苦労ははかり知れず。でもこのように大志を抱いた人物が創始者であることを同志社出身者は誇りに思うように! って今思い付く同志社出身者って、元甲南女子大の教授のU田先生と、院時代の友人のK澤と、レイザーラモンHGこと吉本新喜劇の役者・住谷正樹ぐらいですな。(お、今日の日記の冒頭ネタのオチがここで!)

050916fri

 

☆つーまーんーなーいー
今日は野球がないからね。うう、しかし野村@広島も引退か〜。今年は、巨人の工藤ちゃんとか、阪神だと37才組(金本、下柳、矢野)とか、けっこう年寄りの選手ががんばっている年だと思うだけに淋しくなります。....いやでも年寄り選手って自分と年殆ど変わりませんけど。大仕事して引退していく年齢だというのに、ワテのこのテイタラク....。ずと〜ん(わあ、ブラジルまで行ってしまう〜)

いやしかし、私のこの黒電波を日本各地でキャッチしてくれたのか、ここ2日ほど普段メールのやり取りをしていない友人たちからどどどっとメールが届いて、不思議な感じです。まあ、大学の同じ学科のなかよしと久しぶりに数人でミニ同窓会をするけどその日上京できるか?とか(その日は無理です、残念だ〜!)、院時代のなかよしの中国人留学生から「焼肉食べに行こう!」と誘われたりとか(しかし何故彼女とは中華でなくていつも焼肉なのだろう)、などなど。ここの存在を知らない人たちからばかりなので、ムシが知らせてくれたのかしら〜とか思う。ムシの神様ありがとうございます。いろんなところで忘れられてないのね、私。感謝感謝。

ってなわけで、今日は児童文学館まで行ってきました。今日も例の「おはなし366日」の本チェック。どうにも10年ぐらい前から作成しているワープロのデータからエクセルのデータに起こした際にデータが狂っちゃったりしてまあ、いろいろ不備が出てきて、ほんとにその日付がちゃんと載っているのか不明な本が何冊か出てきたのでそれの確認でございます。こんな果てまで来たので、お昼はみんぱくの職員用の食堂で食べたりして、特筆すべきオイシイ情報もないのであった。

でも変なキノコを発見。一見、チョコマフィンが草むらに落ちているかのようです。(でもTチーは“○んこキノコ”言うてましたがな)
望遠で撮ったのでぼけちゃったけど、パンケーキのようなキノコ! マジでホットケーキミックスをちっちゃめに焼いたみたいに、ふちが黄色くて、まん中がこんがりキツネ色でした。あ!はからずも「旨いもの(になんだか似ている)写真」になっている!
これらの正式名を調べたいところだが、文学館には超詳しい図鑑か、子ども用簡単図鑑しかなく、諦める。

でもって、今日チェックのために読んだ本の中に、「この仕事でなければ出会ってなかったよ、ありがとう!本」にもいくつか巡り合えました。明日にでも紹介しますね〜。まあいずれも日付探すためにパラ読みで、ちゃんとは読んでないのですが、もっかいちゃんと読みたいと思います。いつかね....。
まあ、中でも『新世界に学ぶ―新島襄の青春』という、京都の同志社大学の創始者である新島襄の伝記がなかなか面白かったんですが、注目すべきは彼の幼名が「七五三太」と書いて、「しめた」だった!ってことでしょう。その昔、「花とゆめ」で連載されていた山口美由紀の「V-Kカンパニー」という漫画に、同じ「七五三太」という名前のキャラが出ていたことをいきなり思い出しましたわ。

←back

home

next→